« 初登場はアニソンがズラリ | トップページ | 日韓アイドルで1、2&いまだに絶大な支持を誇るバンド »

2010年10月28日 (木)

グルーヴィーなサウンドに哀愁のメロディー

Title:SURFING THE VOID
Musician:KLAXONS

Surfing the Void

前作「近未来の神話」が、大きな話題となり、日本でもヒットしたKLAXONS。あれから3年。待望のニューアルバムがリリースされました。

前作に比べると、ダンサナブルなリズムはそのままなのですが、よりサウンドは分厚く、グルーヴィーになったような印象。特に表題曲の「SURFING THE VOID」では、メロディーにあわせて自在に音を刻むドラムスと、ギターの絡みがとてもおもしろく、「EXTRA ASTRONOMICAL」での重厚感ある音も、非常に印象に残ります。

また、哀愁感のあるメロディーラインやギターサウンドは、日本人の琴線にも触れそう。前作は、日本でもオリコンチャート6位にランクインしたそうですが、彼らが日本でも人気があるのは、単純にイギリスでのヒットという実績や、一部音楽専門誌のプッシュというだけの理由ではなさそうです。

ただ・・・前作も、聴きおわった後、いまひとつはまりきれなかったのですが、本作も、後半になると、似たタイプの曲も多く、ちょっとだれちゃったかも・・・。とはいえ、前作から大きな一歩前進を感じる本作。次回作以降も楽しみです。

評価:★★★★

KLAXONS 過去の作品
近未来の神話


ほかに聴いたアルバム

THE BLUEPRINT 3/JAY-Z

Blueprint 3

今年のサマソニに出演して話題となったJAY-Zの作品。最新のサウンド・・・というよりは、ほどよく今の音を取り入れつつも、あまりに流行のみを追ったような作品にせず、また、いい意味でのポピュラリティーをあわせもった音を、すんなりと楽しめるような、そんな作品になっていました。

評価:★★★★

JAY-Z 過去の作品
AMERICAN GANGSTER

Celebration/MADONNA

セレブレイション~マドンナ・オールタイム・ベスト(2枚組)

マドンナのオールタイムベスト。時代に応じて、楽曲の作風は大きく変化しているにも関わらず、全体的に統一感があるのは、やはり彼女自身が強烈な個性を持っているので、どんな曲でも彼女が演じれば、マドンナの曲、になってしまうためでしょうか。

評価:★★★★★

MADONNA 過去の作品
Hard Candy

|

« 初登場はアニソンがズラリ | トップページ | 日韓アイドルで1、2&いまだに絶大な支持を誇るバンド »

アルバムレビュー(洋楽)2010年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グルーヴィーなサウンドに哀愁のメロディー:

« 初登場はアニソンがズラリ | トップページ | 日韓アイドルで1、2&いまだに絶大な支持を誇るバンド »