今週の着うたチャート
2010年10月20日~2010年10月26日付チャート
今週の着うたチャートは、日韓の女性アイドルグループが1位2位を並んで獲得しています。
1位は韓国の人気女性アイドルグループ
少女時代の
「Gee」が獲得。シングルチャートでは惜しくも2位止まりでしたが、着うたチャートでは初となる1位獲得となりました。また、これに続く2位は、こちらは日本の人気女性アイドルグループ
AKB48の
「Beginner」。先週とかわらず2位をキープしています。
3位は先週1位だったThe ROOTLESS「One day」。2ランクダウンながらも、今週もベスト3をキープです。
続く4位、5位も初登場。4位にはHOME MADE家族の「ぬくもり」が、5位には清水翔太の「君が暮らす街」が、それぞれランクインです。
HOME MADE家族は、10月27日発売のシングルの先行配信。これからの寒い季節向けのバラードナンバーです。清水翔太は、今週のシングルチャートで12位と惜しくもベスト10入りはならなかったものの、着うたチャートでは見事ベスト10入り。ただ、一時期に比べると、着うたチャートでの人気も下落傾向に・・・。こちらもバラードナンバーです。
ベスト10以下からのランクアップ組としては・・・
8位にLady Gagaの「Poker Face(LLG VS GLG ラジオ・ミックス)」が先週の94位から一気にランクアップしてきました。もともとは2008年にリリースされ、大ヒットを記録したのですが、Lady Gagaをイメージキャラクターとした「Android au with Google」のCMソングとしてこの曲が流れ、着うたチャートで一気にランクアップした模様です。
また、10位にはTEE「ベイビー・アイラブユー」が先週の14位から再ランクアップ。初登場の10位から、2週ぶりにベスト10に返り咲いています。
今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/
今週は、あのバンドのベスト盤が2枚並んでランクインしています。
まず1位。関ジャニ∞の「8UPPERS」が見事1位を獲得しています。初動売上は23万1千枚。前作、前々作と初動21万枚と横バイ状態だったのですが、ここに来て、若干ながら初動売上を伸ばしてきています。
2位は相変わらず強い。JUJUの「Request」が今週も3万8千枚を売り上げ、先週に続き2週連続の2位をキープしています。
そして3位、4位には、話題のベスト盤がランクインしてきました。3位に「THE BEATLES 1967~1970」、4位に「THE BEATLES 1962~1966」がそれぞれランクインです。
ご存知、今なお絶大な人気を誇るTHE BEATLESのベストアルバム。それぞれ、ジャケットの色から「青盤」「赤盤」と呼ばれています。このたび、リマスターが行われて再リリース。大きな話題となっています。
THE BEATLESといえば、昨年9月にはオリジナルアルバムのリマスターが発売されて話題となりました。昨年のリマスターアルバムのボックス盤は初動売上が3万5千枚。一方、今回のベスト盤は、「青盤」が3万1千枚、「赤盤」が3万枚と、ボックス盤の初動売上は残念ながら下回ってしまいました。もっとも、ファン向けのボックス盤に比べて、こちらのアルバムは、ライトリスナー層にも支持を集めて、今後はロングヒットを記録しそう。
ただ、昨年に続いて、またしてもTHE BEATLESだのみの音楽シーンというのはちょっと微妙な感じが・・・。なんか、来年以降も手を変え品を変え、THE BEATLESだのみというのは続きそうな気もするなぁ・・・。
続く初登場は8位のGolden Circle of Friendsの「Golden Circle」。元JUN SKY WALKER(S)のベーシストで、ゆずのプロデューサーなどでも知られる寺岡呼人が以前から行っているイベント「Golden Circle」。彼の人脈の豊富さを物語る豪華なゲスト陣が話題なのですが、今回のアルバムは、その出演者が参加して新曲、カバー曲などを歌ったコンピレーションアルバム。ゆずや寺岡呼人自身はもちろんのこと、ミスチルの桜井や小田和正、松任谷由実、スキマスイッチに斉藤和義、泉谷しげるまで、ベテランから若手までズラリと並んだ超豪華なゲスト陣が目をひくアルバムになっています。
9位初登場がORANGE RANGE「orcd」。前作では初動売上3万枚まで落ち込んだのですが、本作ではさらにダウン。初動売上1万枚と、ベスト10ギリギリまで来てしまっています。3作前は初動で21万枚も売っていたのですが・・・ちょっとこの落ち込み方は異常な感じも。そろそろ下げ止まるか?
ベスト10最後、10位にはつるの剛士「つるばむ」がランクインしています。いままで、カバーアルバムはリリースしているものの、オリジナルとしては、初のソロアルバム。羞恥心としての活動にしても、タレントの余技というイメージが強いのですが、なにげにこのアルバム、スカパラや真島昌利、さらにはKANが参加してたりという、豪華な内容になっています。ただ、初動売上は、前作のカバーアルバム「つるのおと」の8万枚から、9千枚と、10分の1近くに急激にダウン。厳しい結果になっています。
今週の着うた&アルバムチャートは以上!ランキングはまた来週の水曜日に~。
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