« 不気味なリズムに独特な魅力 | トップページ | 2000年代バンドとして »

2010年9月 1日 (水)

5年代連続

今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

タイトルは、今週2位の曲の話題で。

今週も、10曲中9曲が初登場という新譜ラッシュ。その中で1位は関ジャニ∞「LIFE~目の前の向こうへ~」が獲得しました。TBS系ドラマ「GM~踊れドクター」主題歌。初動25万6千枚は前作の24万5千枚から若干アップです。

そして2位は、桑田佳祐「本当は怖い愛とロマンス」がランクインしてきました。これで、1970年代から、5年代続けてのベスト3入りだそうです。ベスト10入りでもすごいのですが、ベスト3で30年以上というのはすごいなぁ。ちなみに同じく1970年代から2000年代まで4年代続けて中島みゆきも同じ記録を達成しているそうなので、こちらも5年代続けになる可能性、まだまだ十分にあります。

食道がんが見つかり、現在、病気療養中の彼。ただ、先日、無事退院したそうで、ファンにとっては、ほっと一安心というところでしょう。初動売上11万枚は、前作「君にサヨナラを」の7万1千枚を大きく上回っており、いまだに衰えぬその勢いを感じます。ただ、いまはゆっくりと病気の療養に専念し、また、元気になって名曲をたくさん作って欲しいですね!

3位は氷川きよし「虹色のバイヨン」がランクイン。ちなみに「バイヨン」とはブラジル北東部のダンス音楽の一種、らしいですが、本当の「バイヨン」とは全然違うタイプだそうです。ちなみに初動6万6千枚は、前作の8万3千枚より大幅減。ただ、今後、コンサート会場などの売上でロングヒットは記録しそうですが・・・。

以下、5位から10位までは初登場がズラリ。

そんな中でも今週、ベスト3もすべて男性陣でしたが、男性ミュージシャンのヒットが目立ちました。5位から10位の中でも、

5位 慈愛への旅路/ゆず
6位 Punchしたっていいんだよ/はんにゃ、フルーツポンチ
7位 BEAUTIFUL HANGOVER/BIG BANG
9位 うたかた花火/supercell

と、4曲が男性勢。ゆずは、メンバーの北川悠仁が、フジテレビの退社が決まった高島彩との結婚で、最近、よく話題にのぼっています。未来へ向かって羽ばたくような、壮大な雰囲気が魅力なナンバーです。

6位は、テレビ東京系の子供向けバラエティー「ピラメキーノ」から産まれた企画CD。タイトル曲は、お笑いコンビはんにゃの金田哲らによるユニットオンナラブリーによる曲。初動2万9千枚は前作「Onaraはずかしくないよ」の初動6万6千枚から大きくダウン。いわば子供向けなのですが、完全に子供にも飽きられちゃっていますね・・・。

BIG BANGは、ご存知韓国出身のアイドルグループ。初動は、デビュー作から2万6千枚→2万1千枚→2万枚→3万1千枚→2万5千枚と、若干上昇傾向なものの、いまひとつ波に乗り切れない模様です。

初音ミクを取り入れた楽曲でヒットを記録したsupercellも、初動2万枚は前作からほぼ横バイと、いまひとつ足踏み気味。テレビ東京系アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」エンディングと好タイアップなのですが・・・。

一方、女性陣は、まず8位にハロプロ系アイドルユニット℃-ute「Danceでバコーン!」がランクイン。10位には中島美嘉「一番綺麗な私を」がランクインしています。中島美嘉は着うたチャートでも10位だったのですが、シングルでもギリギリ10位でした。初動1万6千枚は、前作の初動2万1千枚からダウン。ちょっと厳しい状況が続いています。

シングルチャートは以上。着うた&アルバムチャートは水曜日に~。

|

« 不気味なリズムに独特な魅力 | トップページ | 2000年代バンドとして »

ヒットチャート2010年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 5年代連続:

« 不気味なリズムに独特な魅力 | トップページ | 2000年代バンドとして »