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2010年9月11日 (土)

歌謡曲風のメロがボーカルにマッチ

Title:ハラッド
Musician:原由子

ハラッド(通常盤)

いわずと知れた、サザンのキーボーディストであり、桑田佳祐のパートナーでもある、原由子の2枚目となるベストアルバム。

売上的には初登場3位で初動約6万枚。もちろん、十分すぎる成績だとは思うのですが、個人的には、もっともっと売れてもいいと思うんだけどなぁ~。

楽曲は、主に桑田佳祐が提供している曲がメインなのですが、彼が原由子に提供する曲って、彼女のボーカルの魅力を最大限に生かして、かつ、彼自身のメロディーメイカーとしてのセンスを最大限発揮した名曲揃いだと思うんですよね。

桑田佳祐と原由子のおしどり夫婦ぶりは有名な話ですが、これだけ彼女の声にマッチした名曲を作り続けるのって、やはり愛情のあらわれなのかなぁ~なんて思ったりして(笑)。

「鎌倉物語」「私はピアノ」など、歌謡曲テイストが強い曲も多いのですが、切ないメロディーがグイグイとリスナーの耳を釘付けにする桑田佳祐のメロディーセンスが冴え渡っている曲ばかり。もちろん、それに勝るとも劣らない魅力をみせてくれるのが彼女のボーカルで、時にはかわいらしく、時には色っぽく、そして時には力強いボーカルがあればこその名曲の数々でしょう。

でも、なにげに収録曲で一番好きなのが原由子作詞作曲の「少女時代」だったりするんですよね。歌詞も含めて、とても切ない楽曲で、アルバム「MOTHER」をリアルタイムで聴いた時から好きだったのですが、あらためて、名曲だなぁ、と実感しました。

他にも、JR東海のCMソングとして大ヒットした「花咲く旅路」や、ハラフウミ名義の「夢を誓った木の下で」、桑田佳祐とデュエットした「いつでも夢を」など、名曲たくさんのベスト盤です。2枚組のフルボリュームなのですが、それを感じさせない内容でした。

評価:★★★★★


他に聴いたアルバム

SPARK/moumoon

SPARK

「Sunshine Girl」が資生堂のCMソングとなりブレイクした男女デゥオ。洋楽テイストの強い爽やかなポップソングが魅力的。出来としてはやはり「Sunshine Girl」が秀でているものの、他の曲も同様に爽やかなメロディーが印象に残り、都会的なおしゃれな感じながらも、スノッブな雰囲気はなく、至ってポップ。「Sunshine Girl」が気に入ったのなら、気に入りそう。

評価:★★★★

DISCHARGE/山中さわお

ディスチャージ

the pillowsのボーカリスト、山中さわおによる初のソロアルバム。基本的にはオルタナ系ギターロックという意味では、the pillowsと同系統。ただ、ミディアムテンポのメロディーをしっかりと聴かせるタイプの曲が多く、the pillowsとはその方向性を分けていました・・・が、個人的には、こういう曲を、別にthe pillowsで演っても別に違和感はないかなとも思ったのですが・・・。もっとも、全体的に地味な曲は多くても、聴けば聴くほど味が出るポップなメロディーは、さすが山中さわおといった感じ。the pillowsファンはとりあえずチェックすべきアルバムだと思います。

評価:★★★★

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