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2010年6月 1日 (火)

ソロモンバークを体験してきました!!

JAPAN BLUES&SOUL CARNIVAL 2010~25周年記念スペシャル~

会場:名古屋ボトムライン 日時:2010年5月31日19:00~

昨日、5月31日に、名古屋のボトムラインで行われた、「JAPAN BLUES&SOUL CARNIVAL 2010」に出かけてきました。

Japanblues2010

最近、生意気にもちょっとブルースだのソウルだのを聴きかじっているのですが、その中で、興味を持ったイベント。ローリングストーンズにも影響を与えた、ソウル・レジェンド、ソロモン・バークも初来日!ということで、なんかよさそうだなぁ~といった感じで、足を運びました。

最初に登場したのは、コーナー・ハリスというミュージシャン。初耳のミュージシャンです。最初は、本人ひとりが、アコギを抱えてのステージとなりました。

最初の曲は、ブルースというよりも、アフリカ音楽を彷彿させるような雰囲気の曲からスタートし、ちょっと意外な印象が。その後も、アコギでしっかりブルースを聴かせてくれたかと思えば、中盤はキーボードと2人のステージでは、メロウな雰囲気のソウルナンバーも聴かせてくれたりと、幅のある作風で楽しませてくれました。

2番手は、当初、バーナード・アリソンが登場する予定だったのですが、残念ながら本人が急病のため、ジョー・ルイス・ウォーカーが代役として登場しました。彼も初耳のミュージシャンでした。

サックスにキーボード、ベースと、本人のボーカル&ギターという編成。楽曲は、コンテンポラリー・ブルースという感じになるのでしょうか?中盤以降、アップテンポな曲でどんどん盛り上がっていき、会場のテンションがあがっていきました。ロック風のギターを聴かせてくれたかと思えば、ブルージーな曲を楽しませてくれたりと、盛り上がる、とても楽しいステージでした。

そして、ラストはお待ちかね、ソロモン・バークの登場!!でかい!!(笑)王様の椅子のような豪華な椅子が舞台の中央に置かれて、彼は、その丸々とした巨体で、椅子に腰をおろし、座りながらのステージ。脇にはコーラスにギターにキーボードにドラムにホーンセッションに・・・という大人数の舞台となりました。

実はソロモン・バークについても、名前くらいしか知らず、楽曲については、事前に何曲か、You Tubeで聴いてみたくらいなのですが・・・(^^;;楽しめるかなぁ・・・という心配は、ライブがはじまった瞬間にぶっ飛びました。

そのボーカルは、70歳とは思えない、艶のある色っぽい声。そして座りながらのステージが全く違和感のない力強いボーカル。終始ノリノリで、観客を盛り上げまくります。大人数がかなでる迫力のサウンドと、彼の力強いボーカルが、時には会場を盛り上げ、時にはしんみりと聴き入らせる、エンターテイメントという言葉にふさわしいステージでした。

途中、ステージにファンを引き上げて、一緒に踊らさせたり、会場に薔薇の花を配って、リズムにあわせて振らせたり。ほとんどはじめて聴く曲ばかりだったのですが、全く飽きることなく、そのステージを楽しむことが出来ました。

終盤は、「Johnny B.Good」のカバーや、「What a Wonderful World」をしんみりと聴かせてくれたかと思うと、ラストは、彼の代表曲ともいえる「Everybody Need Somebody To Love」へ。この曲は事前に聴いていて、ライブで演ってくれると盛り上がるだろうなぁ・・・と思っていたのですが、まさにその通り!会場中から歓声がわきあがり、ファンキーなリズムで、思いっきり踊ってしまいました。そしてラストは、「聖者の行進」で締めくくり。会場のテンションが最高潮の中、ライブは終わりました。

東京の日比谷野音のライブでは、客の入りがいまひとつで、ちょっと寂しかった・・・みたいな感想をみかけたのですが、名古屋のボトムラインは、まあ、元々からキャパは小さいのですが、ほぼ満員。そのため、会場全体が一体となって盛り上がっていて、とてもいい雰囲気のライブでした。

ソロモン・バークも、「リビング・レジェンド」なんて称されるように、大御所中の大御所なのですが、その歌声は、未だに現役。全く衰えなどを感じさせません。こんな素晴らしいステージを、キャパ700人程度のライブハウスで見れたのは、すごくラッキーかも。名古屋は、東京に比べて、いいライブが少ないのですが、東京よりもキャパが一回りも二回りも小さなステージで見えるのは、地方のお得な部分かも。

ソロモン・バークのステージがもちろん一番素晴らしかったのですが、他の2人も素晴らしいステージでした。聴いている私たちの身体にダイレクトに飛び込んでくるような、ファンキーなリズムが、特に素晴らしいというか・・・陳腐かも知れないけど、やはり本場は違うなぁ、と思ってしまいました(笑)。

久しぶりのライブだったのですが、やはりライブはいいですね!にわかブルース&ソウルリスナーでもとても楽しめたステージでした。「JAPAN BLUES&SOUL CARNIVAL」、歴史あるイベントらしいですが、来年も是非足を運びたいです。本当に楽しい一夜でした。

ちなみに、You Tubeでライブ映像を発見!まさに、この通りのライブでしたよ~。

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