感涙のリユニオン
Title:All the People... Live in Hyde Park: 2nd July 2009
Musician:blur
ギターのグレアム・コクソン脱退以降、事実上の活動休止状態になっていたblurが、2008年12月、オフィシャル・ウェブサイトで突然の復活ライブを発表!さらに、グレアム・コクソンもblurへ復帰!!ファンにとっては、まさに大きな喜びと期待を持って迎えられたのが、昨年7月にイギリスのハイド・パークで行われた復活ライブでした。
そして、今回発売されたのが、そのライブの模様をそのまま収録した2枚組のライブアルバムです。
ライブの雰囲気をそのままパッケージしたような感覚のある録音状態で、その場の空気が伝わってくるよう。会場の盛り上がり方に、多くのファンがblurの、それも4人での復活を待ち望んでいたということが、CDを通しても伝わってくるようです。
そして選曲の方も、「Girls&Boys」や「Country House」などの大ヒット曲、代表曲をおしげもなく披露する、ファンとしてはもうたまらない展開。その場にいたかったなぁ・・・と多分ファンならば、誰もがそう感じるライブであり、そんな会場の楽しさをそのまま伝えてくれるライブアルバムでした。
再結成で、今後、ニューアルバムのリリースもあるのでしょうか?来日、ということもあるのでしょうか?とても楽しみです。
評価:★★★★★
ほかに聴いたアルバム
Hush/Asobi Seksu
「アソビ・セクス」と、日本人にとってはちょっと刺激的なミュージシャン名ですが、このバンド、ボーカルYuki Chikudateは日本人で、タイトルは、日本人が感じるそのままの意味合い、だそうです。
楽曲は、「ドリームポップ」とカテゴライズされるような、幻想的なポップ。Yuki Chikudateの透き通るようなボーカルがとても魅力的。ところどころに入る日本語の歌詞が、ちょっと不思議な感じを与えるのですが、バンドの拠点、アメリカでは、もっと不思議な雰囲気を曲に与えているんだろうなぁ。
評価:★★★★
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