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2010年4月13日 (火)

今なお、大きな影響力

Title:ALL TIME SINGLES~SUPER PREMIUM BEST
Musician:THE BLUE HEARTS

THE BLUE HEARTSといって思い出すのは、小学6年生の頃。クラスで「リンダリンダ」が大流行していました。

「ドブネズミみたいに美しくなりたい」

ある意味あまりにもインパクトが強く印象深いこのフレーズが、小学6年生のがきんちょの心にも深く響きました。その意味を、どこまで把握していたか、今となっては思い出せませんが、クラスのみんなが歌っていたことを今でも覚えています。

・・・って、年齢がばれるな(^^;;

それはさておき。

こんな、小学生にも受け入れられるような、間口の広さと、それから20年近く経た今でも、同じフレーズがオーバーサーティーのおじさんの心にも触れる奥の深さ。それが、THE BLUE HEARTSというバンドの大きな魅力ではないでしょうか?

今回発売されたのは、結成25周年を記念してリリースされた、レーベルの壁を越えて収録されたオールタイムベストアルバム。彼らの全シングルが発売順に並んでいます。

シングルのみしか収録されていないものの、それが発売順に並んでいるため、彼らの活動の軌跡がよくわかります。初期衝動を保ちながら、いい意味で青臭さを感じる初期の作品から、パンクロックという主軸を保ちながらも、ロックンロールという音楽を真摯に追及しようとする姿勢を感じ、その後のハイロウズへの道筋も感じられる後期の作品まで、THE BLUE HEARTSの歩みがよくわかる作品になっています。

「1001のバイオリン」(本作にも収録)を宮崎あおいが歌ったCMが、今年話題となりましたが、今なお、多くの人々の心を打ち、多大な影響を与えているTHE BLUE HEARTS。その理由がよくわかる名曲揃いのベストアルバムでした。

評価:★★★★★

で、こちらはそれと同時に発売されたトリビュートアルバム。

THE BLUE HEARTS TRIBUTE 25th Anniversary TRIBUTE

THE BLUE HEARTS “25th Anniversary” TRIBUTE

THE COLLECTORSやBEAT CRUSADERS、同世代のバンドであるニューロティカや、ビジュアル系のMerryやらメロン記念日やら様々なバンド、ミュージシャンによるトリビュートアルバム。

どのカバーもそれなりに聴けてしまうのが、THE BLUE HEARTSの間口の広さであり、「青春パンク」と称される、似て非なるバンドが量産された理由なのか?ただ、やはり、ベストで原曲を聴いた後にこちらを聴くと、どうしようもない物足りなさを感じてしまいます・・・。

評価:★★★

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