演歌勢が目立つ
今週のシングルチャート
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坂本冬美がヒットを続けている最近のチャートですが、今週はなんと2位から4位が演歌勢で占めるチャートとなりました。
まず1位はNYCの「勇気100%」が獲得しました。ジャニーズ系の新グループで、曲はご存知光Genjiの曲のカバー。NHK系アニメ「忍たま乱太郎」のオープニングテーマとなっています。
で、それに演歌勢が続きます。
まず2位は水森かおり「松島紀行」が初登場でランクインです。2位は自己最高位、また、7作連続のベスト10入りとなり、藤圭子の記録を抜いて、演歌歌手では歴代1位だそうです。ただ、個人的に、数多い演歌歌手の中で、なぜ彼女がこれほど売れるのか、いまひとつわかんないんですよね・・・典型的な演歌といった感じで、これといった特徴も感じられないし・・・。
で、3位に氷川きよし「三味線旅がらす」が先週の7位からランクアップ。4位には、坂本冬美「まだ君に恋してる」が徐々にランクアップし、先週の5位からワンランクアップしてきました。売上も、先週の1万6千枚から2万2千枚にアップ。デイリーでは1位を獲得しており、さらに上の順位を狙えそうです。
まあ、演歌勢が目立つといっても、水森かおりはベスト10の常連ですし、目新しいところは坂本冬美のヒットくらい。初登場が少なく、相対的に演歌勢が浮かび上がってきたといったところでしょうか。
初登場は、6位に大塚愛「ゾッ婚ディション」が、10位に川嶋あい「春の夢」がそれぞれランクインしています。
大塚愛は、前作が初動1万7千枚に対して、1万1千枚までダウン。一時期の人気を考えると、いつの間にか、厳しい状況になってきています。10位川嶋あいは、久しぶりのベスト10入り。初動6千枚という低水準ながらも、前作の初動も6千枚とほぼ横バイで、固定ファン層がついている模様。ただ、どちらも、「女性ソロシンガーソングライター」ながらも、後ろに、強烈な商業主義的な影がちらつくあたり、どこか共通項を感じてしまいます(曲の雰囲気は真逆ですが・・・)。
今週のシングルチャートは新譜少な目でした。アルバム&着うたチャートは金曜日に!
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