木村カエラの楽曲への参加も話題
Title:jupiter jupiter
Musician:avengers in sci-fi
今、話題の3ピースロックバンド。木村カエラの「BANZAI」にプロデュースで参加したりと、各所での活躍も目立ちはじめています。
楽曲は、一言で言ってしまうと、スペーシーなエレクトロロック。特に、「Universe Universe」や「Hyper Space Music」では、美しいコーラスラインがとても印象的で、神秘的な宇宙空間へリスナーを誘っているようです。
特に、ボーカルもサウンドに一部として組み込み、スケール感のあるシンセのサウンドとあわせて作り上げる楽曲の雰囲気は、avengers in sci-fiの最大の魅力であり、かつ個性でもあります。
それにからむポップなメロディーも大きな魅力。決してマニアックではなく、幅広い層に受け入れられる普遍的なメロディーを書ける、というのは、木村カエラに提供した「BANZAI」のヒットでも裏付けられています。
個人的には、もうちょっとパンチのある曲がほしかったかなぁ、とも思うのですが、それはちょっと欲張りな願いかもしれません。ただ、まだまだこれからの成長も感じられるバンドで、今後の活躍に注目したいところです。
評価:★★★★
ほかに聴いたアルバム
FPM/FPM
FPMとミュージシャン名義を変更しての初のフルアルバム。「Sex」や「Alphabet」といった実験的(?)な作品もあるものの、全体的には爽やかで、とにかくキャッチーなメロディーが印象的なポップソングがメイン。「おしゃれソング」というイメージがピッタリの、心地よい作品でした。
評価:★★★★
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