2009年ベストアルバム(洋楽編)
遅ればせながら・・・毎年恒例2009年ベストアルバム。まず、洋楽編ベスト5から。
5位 The Eternal/Sonic Youth
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オルタナ系ギターロックバンドの先駆者として、その勢いはいまだ健在。3年ぶりとなる本作では、再びインディーズに回帰。その結果、よりパンキッシュで、勢いのある若々しいサウンドになっています。つーか、来年でデビュー30年の大ベテランなのに、このテンションの高さは驚きだよなぁ。
4位 The Crying Light/ANTONY AND THE JOHNSONS
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CD屋で試聴して、衝動的に買った1枚。ジャケットもインパクトが大きいのですが、中性的な、あまりにも透き通った美しい歌声とメロディーもインパクト大。聴きほれてしまいました。女性的なしなやかさ、美しさと男性的な力強さをあわせもったボーカルとメロディーが、とても魅力的な作品です。
3位 IMIDIWAN:COMPANIONS/TINARIWEN
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昨年は、いろいろな音楽に手を伸ばして、その中で、ワールドミュージックという分野にも、少しずつ聴いてみたのですが、その中で出会った1枚。アフリカのリズムや音を奏でながらも、ブルージーなギターサウンドなど、西側のポップスに慣れ親しんだ耳でもなじみのあるサウンドがとても魅力的。邦楽とも「洋楽」とも異なる世界に魅了されました。
2位 LIVE AT READING/NIRVANA
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聴いた時の衝撃度合いでいえば、おそらく、2009年のNo.1はこのアルバムです。ただ、オリジナルアルバムではなく、また、過去のミュージシャンの、リイシュー的なアルバム、ということで、年間2位ということで・・・。NIRVANAについては、もちろんアルバムは一通り聴きましたし、その偉大さは知っています。しかし、このアルバムで、はじめて、なぜあれだけの衝撃を当時のリスナーに与えたのか、わかったような気がしました。傑作のライブ盤です。
そして1位は・・・
1位 INVADERS MUST DIE/THE PRODIGY
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何度聴いても、プレイボタンを押した瞬間から、身体が自然に踊りだしてしまう、そんなアルバム。今年は、このアルバムと、2位のNIRVANAには、本当にはまりまくりました。最近、エレクトロのミュージシャンの活躍が目立ちますが、その中でも、格の違いを感じた傑作でした。
以上。
5枚並んで、ジャンルはバラバラなのですが・・・PRODIGY、NIRVANAにSONIC YOUTHと、ベテラン勢の傑作が目立ちました。ただ、前半は傑作続きで、これは、年間ベスト5で迷いそう・・・と思ったら、後半、さほど目立った傑作が少なかったような。
あらためて、ベスト5を並べると
1 INVADERS MUST DIE/THE PRODIGY
2 LIVE AT READING/NIRVANA
3 IMIDIWAN:COMPANIONS/TINARIWEN
4 The Crying Light/ANTONY AND THE JOHNSONS
5 The Eternal/Sonic Youth
ちなみに参考まで
2007年ベストアルバム(洋楽編)
2008年ベストアルバム(洋楽編)
去年と比べて、インディー系は少なめだったかも。また、R&B、ソウル系は今年もいまひとついいアルバムに出会えなかったなぁ。また、シーンをガラリと変えるような予感のするアルバムにも出会えず・・・。ただ、もちろん名盤、傑作は毎年続々とリリースされているだけに、今年も多くの名盤に出会いたいですね!
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