2009年ベストアルバム(邦楽編)その1
昨日に引き続いて、おくればせながらの2009年ベストアルバム。邦楽編の1回目。10位から6位までです。
10位 ゆめのうた/tobaccojuice
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洋楽のスタンダードナンバーを、彼らなりに日本語に訳してカバーしたカバーアルバム。カバーした楽曲の選曲といい、彼らなりの日本語詞といい、オーガニックテイストのサウンドといい、ちょっとくすんだ感じが心地よいボーカルといい、とてもセンスのよいものを感じられるアルバムです。
9位 ガール!ガール!ガール!/クレイジーケンバンド
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アルバムをリリースする毎に、そのアルバムが最高傑作となるクレイジーケンバンド。最新アルバムももちろん「いいねっ!」。最近の彼らの曲は、決して「昭和歌謡」という一言では括れないものの、様々なジャンルの音を取り込んで、かつ、コテコテのポップスに仕上げてくるあたりは、いい意味で歌謡曲的。最近はベスト10にも顔をのぞかせるようになりましたが、もっともっと売れるべきアルバムだと思うんだけどなぁ。
8位 20/電気グルーヴ
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いや、わかるんです。あくまでも20周年の記念盤ですし、電気グルーヴとしては決して真新しいことをやったアルバムでもないし、出来としても彼らの中では「大傑作」ではないですし。ただ、彼らのポピュラリティーやユーモラスな部分が全面に出ていたこのアルバムは、理屈抜きに素直に楽しめました。初回盤についているDVDも最高!何回見ても笑ってしまいます。
7位 Past<Future/安室奈美恵
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年末。最後の最後にリリースされた傑作アルバム。確かに、聴いた当時に感想で書いた通り、年間1位レベルの作品を期待していただけに、その期待に比べると・・・という部分はあるのですが、最近の流行を積極的に取り入れたダンサナブルなサウンドは文句なしにカッコいい!こういうアルバムがヒットを飛ばしたりすると、まだまだ日本のヒットシーンも捨てたものじゃないなぁ、なんてことを思ったりもします。
6位 魂のゆくえ/くるり
聴いた当時の感想はこちらデビュー以来、安定して傑作をリリースし続ける彼ら。ウィーンで録音を行い、管弦楽的な要素を多く取り入れ、実験的だった前作に比べて、本作はロックバンドとしての本質をむき出しにした、ルーツ・オリエンテッドな傑作。派手さはありませんが、聴けば聴くほど味が出てくるような作品です。
そんな訳で、続きは明日!明日は5位から1位を紹介します。
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