男性ミュージシャン、がんばる。
今週のシングルチャート
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今週は、シングルチャートもアルバムチャートも、男性ミュージシャン勢の活躍が目立つチャートとなりました。
まず1位はB'zのニューシングル「MY LONELY TOWN」。これで43作連続の1位で、トップ10入り44作で歴代1位タイだそうです。トップ10の記録は他が浜崎あゆみとSMAPなので、こちらはお互い、「タイ記録」で記録を伸ばしていきそう。
続く2位も男性ミュージシャン。スキマスイッチの「ゴールデンタイムラバー」がランクインしています。アップテンポでファンキーな、なかなかカッコいいナンバー。11月には久しぶりのアルバムリリースも待っていますし、本格的に活動再開といった感じでしょうか?これからの活躍も楽しみです。
さらに男性ミュージシャン勢。5位にはゴスペラーズの「ラヴ・ノーツ」がランクインです。ゴスペラーズらしい、しっかりと聴かせるバラードナンバーになっています。彼らも10月にアルバムをリリースするそうなのですが、そちらも楽しみです。
男性ミュージシャンもう1組。9位にThe Birthday「愛でぬりつぶせ」が入ってきています。ちょっとベタなタイトルですが・・・(^^;;チバの歌声が印象的なガレージナンバーなのは相変わらず。初動売上は前作の1万枚から9千枚と微減なのですが、シングルでは初となるベスト10入りです。
ちなみに・・・7月に元ミッシェルのアベフトシの突然の訃報後、初となるシングル・・・。それにからめて話をするのは、本人たちの意図するところではないと思うのですが・・・やはりチバの歌声と、それにからむキュウちゃんのドラムを聴くと、もうあの4人での「音」は聴けないんだよなぁ、とちょっと悲しく感じてしまいました。
さて、それ以外には・・・
3位に新選組リアンの「男道」がランクインです。日テレ系バラエティー「人生が変わる1分間の深イイ話」から生まれた男性アイドルユニットだそうで、作詞が島田紳助で作曲が高原兄というのは、完全に羞恥心のコンビですね。「ヘキサゴン」初のアイドルユニットが売れて味をしめた、といったところでしょうか?「男っぽさ」を前に押し出したスタイルと、80年代風のアイドルソングは、一世風靡セピアと昔のジャニーズ系の中間あたりの雰囲気か?なんだかんだいっても、この手のテレビ初のユニットが、簡単にヒットを飛ばせちゃうあたり、まだまだテレビというメディアの強さを感じます。
6位には中川翔子の「『ありがとうの笑顔』」が入ってきました。最近はチャートの常連ですね。よくありがちなミディアムテンポのナンバーといった感じなのですが・・・。
ラスト10位には飯島真理,FIRE BOMBER,May'n,中島愛で「超時空アンセム2009『息をしてる 感じている』」がランクイン。アニメ「マクロス」シリーズの歴代歌手が集合した作品だそうです。
今週のアルバムチャート
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アルバムチャートも男性ミュージシャンの活躍が目立ちます。初登場3枚はいずれも男性ミュージシャンのアルバム。そして、その中で、1位はAqua Timezのベスト盤「The BEST of Aqua Timez」が獲得しました。
ただ、初動売上は8万3千枚。オリジナルとして最新作の「うたい去りし花」の初動5万9千枚から大幅アップしたものの、インディー盤で1位を獲得した「空いっぱいに奏でる祈り」頃と比べると、ベスト盤としては少々寂しい印象も受けてしまいます。
7位には、来ました!the pillowsの新譜「OOPARTS」がランクインです!ベスト盤やシングルでのベスト10入りはありましたが、オリジナルアルバムとしては、初のベスト10ヒットとなりました!!ただ、初動売上は1万5千枚で、オリジナルとしては前作の「PIED PIPER」の初動1万8千枚から若干減少しています。
そして8位には、米米CLUBの、再結成後2枚目となるオリジナル作「SUNRISE」がランクインです。再結成後、初となるアルバム「komedia.jp」の初動2万3千枚に対して初動1万4千枚と減少気味。まあ、前作は再結成後初という話題もあったので、今後、この水準で人気を維持できるかがポイントかな?
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