キヨシロー個展
今日は、名古屋パルコのパルコギャラリーで行われている「個展 忌野清志郎の世界」に足を運びました。
忌野清志郎が自ら書いた油絵の他、ステージ衣装、各時代のポスター、その他彼が書いたイラストや、学生時代のノートなど、キヨシローにまつわる様々なものが展示されていました。
彼の書いた油絵ははじめて見たのですが、とても色使いがやさしく、暖かく感じられ、彼の人柄が伝わってくるような素敵な絵だったと思います。闘病中の自画像なども展示されていて、ちょっと胸にくるものもありました。
今日は、シルバーウィークのど真ん中ということもあり、会場はかなりの賑わい。最初から最後まで人が連なっていて、行列に並びながら展示物を見ていくスタイルに、あらためてキヨシローの人気の高さを感じます。
→はその時のチケットの半券。ちなみに、名古屋では「土日エコキップ」をつかうと半額になるそうです(笑)。
その後、同じ名古屋パルコにあるタワーレコードに寄ったのですが、こちらも休日ということでかなりの賑わい。こういうレコード屋の賑わいを見ていると、いまのCD不況が嘘のような気すらしてしまいます。
ただ、店内でにぎわっているのは、ビートルズのリマスター盤の企画や、マイケル・ジャクソンの追悼企画、また、今回の個展開催にあわせた忌野清志郎の企画など、いずれも「過去のミュージシャン」に関する企画ばかり・・・。
結局のところ、いまのCD不況の原因のひとつって、時代を代表するようなスーパースターがいまひとつ出てきていないってのも大きな理由のような感じがするんですよね。
若い世代でも、どちらかというとアイドル系やらアニソンやらビジュアル系やら、リスナー層を選ぶジャンルばかりが盛り上がっているのも、そういうスーパースターが出てこない要因かも。
いつまでも過去のミュージシャンたちに頼るもの、ちょっと寂しいなぁ、なんてことを考えつつ、MUSEのニューアルバム「THE RESISTANCE」を買って、家路につきました。
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