« ちょっとベタさが魅力か? | トップページ | 学生時代の甘酸っぱさ »

2009年9月30日 (水)

またもや新譜ラッシュ。

今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

シングルはまたもや新譜ラッシュ。10曲中9曲が初登場というランキングになっています。

まずベスト3。

1位 ヒカリひとつ/滝沢秀明
2位 YELL/いきものがかり
3位 Rem_/ナイトメア

1位タッキーは初動4万3千枚と1位とはいえ低水準。ジャニーズ系としてはかなり寂しい結果に・・・。

いきものがかりは、グリコポッキーのCMソングという影響か、初動売上が前作の2万5千枚から3万6千枚に大幅にアップしています。物憂げなマイナーコードのバラードナンバーで、徐々に寒くなっていく季節にピッタリ、といった感じでしょうか。彼女たち、着実に人気を伸ばしていますね。

3位ナイトメアはご存知ビジュアル系バンド。前作の初動2万2千枚から、1万8千枚にダウン。少々頭打ち気味、といった感じでしょうか?楽曲も、一昔前のビジュアル系らしいビートロックで、インパクト薄といった感じ。

続く4位はEarly Morningというグループの「かみさまでもえらべない。」がランクイン。誰だ?と思ったら、フジテレビの女子アナ高島彩と中野美奈子のユニット。かつての女子アナブームの時は、似たようなアイドル風ユニットがたくさんCDを出しましたが、意外なことに、アナウンサー史上初のベスト10だそうです。ただ、前作も初動1万3千枚で、売上枚数的にはほぼ横ばいで、今週の低水準の売上に助けられた感じ。ちなみに作詞作曲はマッキーなのですが・・・なんか教条的なきれいごとソングで、いまひとつ。マッキー、大丈夫か??

6位7位はベテラン勢がランクイン。6位はEvery Little Thing「DREAM GOES ON」、7位に平井堅「CANDY」がそれぞれ入ってきています。

ただ売上的には、どちらも初動1万枚で、ELTは前作の初動2万2千枚から大幅ダウン。平井堅も、前作はアルバムからのリカットだったので、前々作と比べると、初動2万4千枚からの大幅ダウンとなっています。ELTはドラマ主題歌ということを考えると、ギリギリの位置にいる感じ。平井堅は、ちょっと怪しげでエロチックな雰囲気のアップテンポなナンバー・・・・・・ってタイプの曲って、昔から彼の場合、売れないんだよなぁ。ノンタイアップだし・・・。まあ、彼の場合、大幅減も仕方ないのか?

続いて・・・

8位mihimaruGT「アン・ロック」、9位にはビジュアル系バンドD「Tightrope」がそれぞれランクインしています。

で、注目は10位!TOKYO NO.1 SOUL SET+HALCALI「今夜はブギー・バック」がランクイン!!小沢健二とスチャダラパーのコラボによってヒットを飛ばし、日本のHIP HOPの黎明期を飾る名曲として有名なこのナンバーを、TOKYO No.1 SOUL SETとHALCALIがカバー。日産キューブCMソングとして流れた時から、大きな話題となっていましたが、なんと、(7千枚という低水準ながら)ベスト10ヒットです!

けだるい雰囲気だった原曲と比べると、アップテンポでリズミカルなカバーに仕上がっています。ハキハキとしてかわいらしいHALCALIのボーカルも、スチャダラ&オザケンのイメージとは異なるものの、これはこれでとても魅力的なカバーに仕上がっていました。

名曲はいつまでも歌い継がれるのかなぁ。ちなみに原曲はベスト10入りしていないので、順位的には原曲を上回るヒットとなっています。


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

アルバムチャートの1位は絢香のベスト盤「ayaka's history 2006-2009」がランクイン。初動34万枚は、今年の女性ミュージシャンの初動売上では最高記録だそうです。このアルバムで活動休止に入る彼女。活動休止については、いろいろな憶測が語られたりもしていますが、あらためて人気を見せ付ける結果となりました。

あれだけにぎやかだったシングルチャートと比べて、今週のアルバムチャートはかなり寂しいチャートに。初登場はあと1枚。9位にmihimaru GT「The Best Selection of ASIA」がランクインしています。アジア向けに発売されたベスト盤の逆輸入版らしいです。

|

« ちょっとベタさが魅力か? | トップページ | 学生時代の甘酸っぱさ »

ヒットチャート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: またもや新譜ラッシュ。:

« ちょっとベタさが魅力か? | トップページ | 学生時代の甘酸っぱさ »