ファーストインスピレーションが一番!
Title:URMX
Musician:ユニコーン
これは、よく言われることなのですが・・・例えば試験を受けていて、全部終わったあと見直した時に、最初、答えを「a」と書いていた問題が、実は答えが「b」じゃないかと迷うことってよくありますよね。そういう時は、大抵、最初に思いついた「a」が正しい答えだったりするんですよね。
要するに、人間、得てしてファーストインプレッションが結局のところ一番正しかったりするんですよ。
で、今回発売された、ユニコーンのリミックスアルバム。
あ~やっぱり最初のアレンジが一番だよなぁ、と思ってしまいました。
特に今回のリミックスアルバム、原曲のイメージを大きく違えることなく、そのイメージ通りのリミックスが大半でした。
かつ、例えば原曲が、3ピースバンドで生音だけで作っている曲を、思いっきり打ち込みを導入して作り変えた、というわけでもありません。ユニコーンはもともと、楽曲のイメージにあわせて、いろいろな音を加えているバンドです。
そのため、結局のところ、一番最初のアレンジが、やはり楽曲にはピッタリマッチしているんですよね。
だから、冒頭みたいな、全くアルバムとは関係ない試験のことなんて思い出したりしちゃったんです(^^;;
そんな中でも、アコースティック風味にアレンジした「WAO!」なんかはまずまずの出来だったとは思うのですが・・・アレンジャーも、アレンジ自体も、概して全体的に決して悪い出来ではないと思うのですが、いまひとつ、原曲の新しい良さを再発見できた、とか、原曲の違う側面を知ることが出来た、とかがなかったんです。
ぶっちゃけ、熱烈なファン向けのファンズアイテムかなぁ。ファンの方で、興味ある方はどうぞ・・・。
評価:★★★
| 固定リンク
「アルバムレビュー(邦楽)2009年」カテゴリの記事
- ハードなバンドサウンド(2009.12.29)
- 日本から世界へ???(2009.12.28)
- 間口は広く(2009.12.27)
- バランス感覚の良さ(2009.12.25)
- 直系ガレージパンク!(2009.12.24)
コメント