WARP注目のミュージシャン
Title:Totems Flare
Musician:Clark
前作「TURNING DRAGON」が大きな話題となった、WARPで今、話題のミュージシャンの新作アルバムが発売されました・・・・・・
といっても、実は、この「TURNING DRAGON」、私、完全にノーチェックでして(^^;;
ある日、いつものようにCD屋を散策していると、クラブ系サウンドのコーナーで試聴した、先行LP「Growls Garden」がなかなかよかったので、WARPのミュージシャンということもあり、今回、購入に至ったわけでして。
どうもここ最近、いわゆる「エレクトロニカ」のシーンで、いまひとつ、ピンと来るようなミュージシャンが見受けられず、CLARKの新作には、久しぶりに「ピン」と来るような音に出逢えるのではないか、と期待して聴いていました。
まあ、そんでもって、率直な感想としては
いいミュージシャンでした。
と、いった感想。確かに、実力は感じました。アルバムも、それなりに良い出来で、十分に楽しめました。でも、傑作!と大絶賛するには、少々物足りない部分も感じてしまいました。
楽曲は、ノイジーでハードコアテイストの、様々な音をぶち込んだようなインストチューン。それに、エッジのかかったハードなビートが加わり、テンポのよい楽曲につくりあげています。
イメージとしては、ノイズ meets テクノ、といった感じかなぁ?ハードコアなサウンドは、好き嫌いがわかれそうな一方で、テンポのよいリズムが加わることによって、聴きやすさがグッと増し、ハードなサウンドとともに楽しめる作風となっていました。
決定的に「新しい」という感じはしなかったのですが、そのテンポのよいリズムが楽しめた作品でした。
評価:★★★★
ほかに聴いたアルバム
Flavors Of Entanglement/Alanis Morissette
今回の作品は、エレクトロ風のサウンドを多用した点が特徴的。力強いロックテイストの曲が多かった彼女の印象からは少々異なるかも。ただ、その情念こもったボーカルはあいかわらずで、彼女が歌うとしっかりアラニスのアルバムになる点、その実力を感じました。既にベテランとして安定感を覚えた作品でした。
評価:★★★★
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