« やはりライブで聴きたい! | トップページ | 洋楽上半期ベスト3 »

2009年7月 5日 (日)

オーケンがらみ2枚

最近は、ソロに筋肉少女帯にと、積極的な活動が目立つ大槻ケンジ。このたび、オーケンのソロとして、そして筋肉少女帯として、ニューアルバム2枚が発売されました。

まずは筋肉少女帯。

Title:シーズン2
Musician:筋肉少女帯

シーズン2

ジャケットからしてそのまんまなのですが、楽曲自体も、そのまんま80年代のメタル、ハードロック路線。もちろん、筋肉少女帯自体、メタルやハードロックのバンドなのは間違いないのですが、いつも以上にベタでメロディアスになっています。ラストの「ツアーファイナル」のイントロのシンセなんて、まさに「そのまんま」ですしね・・・(^^;;

歌詞の世界も相変わらず。冒頭からして「心の折れたエンジェル」ですし(笑)。世間の流れについていけないような「ダメ人間」たちの歌ばかり。一歩間違えれば「ニート」になっちゃいそうな人たちのための歌ですな。

ただ、「心の折れたエンジェル」もそうなんですが、その中でも、希望や光をつかもうとするスタンスが多く、元気づけられます。いわゆる「狂った」ような歌詞は、このアルバムでは少ないのですが、その反面、心に染みるような曲が多かった印象を受けました。

なんとな~く、この歌詞の世界観って、ちょっとthe pillowsに通じるよなぁ。楽曲の音楽性は全然違いますけどね。特に「人間嫌いの歌」なんて、「ストレンジカメレオン」と、歌っている内容はほぼ一緒だし。the pillowsの、特に歌詞が好きだ、という方は、意外とお勧めできるかも。逆に、筋肉少女帯のファンも、the pillowsを聴いてみても、意外とはまるかも。

評価:★★★★

そして、オーケンのソロ。

Title:ミッドナイト・プラグレス・カフェ
Musician:大槻ケンジ

ミッドナイト・プラグレス・カフェ

オーケンの過去の楽曲を、アンプラグドでカバーした、企画盤。

ジャジーなアレンジやブルージーな楽曲、ピアノバラードなどなど、大槻ケンジの広い音楽性も垣間見れるカバーになっています。

アンプラグドのカバーということもあり、歌詞やメロディーが、よりクリアになっています。「ダメ人間」を歌う、狂った部分も同居する歌詞もよりリアルになっていますが、こちらはある程度想定の範囲内。むしろ爆音などで隠されがちのメロディーが、思った以上にポップでメロディアスなところが、より強く印象に残りました。

ミュージシャン大槻ケンジの「本気」がより感じされる、真面目なアルバム(いや、筋肉少女帯のアルバムとかが、不真面目って訳じゃありませんが・・・)。ちょっと癖はありますが、筋肉少女帯とかが、メタルが入っているのでちょっと苦手で・・・という方にも、チェックしてほしい作品です。

評価:★★★★★

|

« やはりライブで聴きたい! | トップページ | 洋楽上半期ベスト3 »

アルバムレビュー(邦楽)2009年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/505136/30335833

この記事へのトラックバック一覧です: オーケンがらみ2枚:

« やはりライブで聴きたい! | トップページ | 洋楽上半期ベスト3 »