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2009年7月 7日 (火)

邦楽上半期ベスト5

昨日の洋楽編に続き、今日は邦楽編。今年上半期のアルバムベスト5を紹介します。

5位 魂のゆくえ/くるり

魂のゆくえ

聴いた当時の感想は、こちら

前作の管弦楽とロックを融合させた独自路線から一転、ルーツオリエンテッドな作品に仕上げてきました。ブルースやカントリーなどの影響を強く感じる曲の数々は、渋く、ともすれば地味にとらえられてしまいそうな作風ながらも、くるりのロックバンドとしての実力を感じられます。また、岸田の書く、メロディーラインの妙も実に魅力的。くるりの本領発揮の作品、といったところでしょう。

4位 アルトコロニーの定理/RADWIMPS

アルトコロニーの定理

聴いた当時の感想は、こちら

今、もっとも脂ののったバンドが、もっとも勢いのある時に、もっとも脂ののったアルバムを出してきました。ひねくれたそのポップセンスは聴いていて癖になりそうな魅力を持っています。ユーモアのある歌詞、垢抜けたメロディーライン、バリエーションの富んだ音楽性。今後の成長も気にかかる、もっとも注目すべきバンドの傑作です。

3位 ハイファイ新書/相対性理論

ハイファイ新書

聴いた当時の感想は、こちら

音楽ファンにとって、今、もっとも注目しているであろうバンドの一組。徹底した記号化や、どこかオタクちっくな歌詞やボーカルなど、ある意味、もっとも「今」という時代を感じられます。一方で、そこらへんを計算ずくでやっている(ように見受けられる)あたり、彼らの才能を感じます。もちろん、そんな「記号化」も、彼らがその音に自信を持っているからでしょう。今後の音楽シーンの核になりそうな予感もするバンドの、今年を代表する傑作です。

2位 THIS IS MY SHIT/80kidz

THIS IS MY SHIT

聴いた当時の感想は、こちら

いまや、世界レベルで注目を集めている(らしい)、日本発のエレクトロユニット。強度の強いリズムと、ポップなメロディーがとても魅力的。音の使い方といいリズムといい、そしてメロディーといい、リスナーの壺をきれいについてくる音作りをしており、非常に魅力的。日本だけではなく、世界で注目を集めている理由も納得の傑作です。今後の、さらなる人気の広がりを期待したいところでしょう。

そして・・・

1位 THIS IS MY STORY/THE BAWDIES

THIS IS MY STORY

聴いた当時の感想は、こちら

個人的に、かなりはまってしまいました(^^;;

ルックスから考えられないようなハスキーなボイスに、とことんルーツにこだわるその姿勢。さらには日本人ばなれしたグルーヴ感。その上で聴かせてくれるポップなメロディーライン・・・。ルーツ志向なだけに、その音はとてもシンプルなのですが、それだけにはまってしまい、そして、飽きがきません。正直言うと、まだ英語詞オンリーで、日本語で、このグルーヴを出せていないのは残念で、そういう意味で、成長の余地のあるバンドなのですが・・・それを差し引いても文句なしの傑作でした!

正直、今年の上半期は、この5枚以外にも傑作が多い半年でした。

他にも・・・

WONDER WHEEL/サイプレス上野とロベルト吉野
COLORZ/SoulJa
This Is The One/Utada
シャンブル/ユニコーン
DO YOU DREAMS COME TRUE?/DREAMS COME TRUE
Focus/黒沢健一
マボロシのシ/マボロシ
ゆめのうた/tobaccojuice
三文ゴシップ/椎名林檎

など傑作揃い。この勢いが下半期まで続いてくれるとうれしいんですけどね~。

以上5枚をまとめると以下の通りになります。

1位 THIS IS MY STORY/THE BAWDIES
2位 THIS IS MY SHIT/80kidz
3位 ハイファイ新書/相対性理論
4位 アルトコロニーの定理/RADWIMPS
5位 魂のゆくえ/くるり

さて、下半期は、どんな傑作に出逢えるのでしょうか。とても楽しみです。みなさんの、上半期ベストは、いかがですか?

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コメント

かなりお久しぶりです。

私の場合は...

邦楽ベスト5
くるり『魂のゆくえ』
たむらぱん『ノウニウノウン』
Dragon Ash『Freedom』
にせんねんもんだい『Fan』
水樹奈々『Ultimate Diamond』

次点
フジファブリック『Chronicle』

洋楽ベスト1
The Black Eyed Peas『The E.N.D.』

以上。邦楽は昨年に比べて名盤クラス(9点)と推薦盤クラス(8点)が少ない方ですね。
この中からナンバー・ワンを選ぶとしたら、くるりですよ、くるり。アレは本当にくるりの最高傑作ですわ。
洋楽は、実はまだ2作品しか聴いていないため、ナンバー・ワンを選んだだけ。
それにしてもBEPの新作にはヤラレましたわ。エレクトロを難なく消化してヒップ・ホップを進化させた名盤ですわ。
ただ前作とは全く違って、ダンス・ミュージックっぽいサウンドになってしまったため、ファンの間で好き嫌いが分かれてしまいましたね。

ここで掲載された80kidzとThe Bawdiesを広島市内のレンタル屋で探しているんだけど、なかなか見つかりませんなぁ...こうなったら買うしか無いかも。(笑)

それでは、また。

投稿: 極東新天地 | 2009年7月 8日 (水) 21時00分

>極楽新天地さん
くるりの新譜、よかったですね~。BEPも気にはなっているのですが、まだ聴けていません・・・。
たむらぱん、やはりよかったですか!このアルバムもかなり気になっています。近いうちに是非とも聴いてみたいです!
80kidzとTHE BAWDIESはどちらもかなりお勧めですよ。是非是非!

投稿: ゆういち | 2009年7月10日 (金) 00時14分

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