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2009年5月22日 (金)

ひねくれポップが耳に残る

Title:monobright two
Musician:monobright

monobright two

個人的に、今、もっとも注目していて、かつ、勢いのある新人バンドの一組。

とにかくまず、メロディーがなんといってもおもしろいんです。

ひねくれポップとでも言うべきでしょうか?次から次へと展開されるメロディーラインが、妙にひねられていて、先の見えないようなメロディーを次から次へと繰り出してきます。

それなので、一般的な「売れ筋」バンドみたいな、キャッチーなメロディーは出てきません。それにも関わらず、このメロディーが特に耳に残るんです。

コード進行とかに特に詳しくないのですが、Wikipediaによると「Maj7を多用する独特のコード感が特徴」なのだそうで、メロディーを聴いていて感じる不思議な感覚は、こういう独特のコード感によるものなのでしょうか。ただ、変わったコードを使えばいい、というものではないでしょう。おそらく、ここらへんの絶妙なポップセンスは、天性のものなのではないでしょうか。

その中でも本作は、アニメ主題歌になり、自身初のベスト10ヒットとなった「アナタMAGIC」をはじめ、シングル曲を3曲も収録されているなど、かなりポップであることを意識したような作品になっています。

特にディスコチューンの「SGS」からリズミカルなカッティングギターが特徴的な「踊る脳」へと続く序盤は、いきなりアップテンポなダンスチューンの連続で、リスナーを否応なくアルバムに惹きこませる展開となっています。

ベスト10ヒットとなったシングルが、アニメタイアップによるヒットだったこともあり、そのシングルの売上の割りには、いまひとつ売上が伸びなかった本作。ただ、間違いなく、もっともっと注目を集めていいミュージシャンであり、作品だと思っています。今後も楽しみなミュージシャンです。

評価:★★★★★


ほかに聴いたアルバム

Beyond The World/Tokyo No.1 Soul Set

内容云々はとりあえずおいておいて、とりあえず

Beyond The World(DVD付)

↑このジャケット写真はどー考えてもセンスないと思うんですが(苦笑)。

で、内容は。BIKKEのラップと渡辺俊美のボーカルのからみがとても美しく、また、聴いていて切なくなるような、少年時代のセピア色の風景を歌ったような歌詞も魅力的・・・なのですが、どうも全体的には、マンネリ感も否めません。

悪いアルバムではないし、それなりに満足でき、聴いて損になるようなアルバムではないと思うのですが。ちょっとワンパターンさが気になりだしてしまった作品でした。

評価:★★★★

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