GW中は新譜は少なめ・・・
今週のヒットチャートの対象は、ちょうどゴールデンウィーク真っ只中。GWは世間もお休みで、レコード会社も・・・という訳で、例年のことながら、新譜が少なめのチャートとなっています。
今週のシングルチャート
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そんな中で1位を獲得したのが、滝沢秀明の「シャ・ラ・ラ」でした。ただし、初動はわずか4万6千枚。前作の初動5万7千枚をさらに下回るかなり厳しい結果に。確かに、ここ最近、彼の名前も、以前ほどは聞かなくなったような印象も。かなり厳しい岐路に立たされているような印象があります。
初登場は、このほか3枚。4位に木村カエラ「BANZAI」、7位SOPHIA「Baby Smile」、そして10位にMay'n「キミシニタモウコトナカレ」がそれぞれランクインしています。
SOPHIAは、約1年8ヶ月ぶりのシングル。かなり久しぶりに名前を聞いた印象が。前作は初動1万6千枚の売上だったのに対して、本作は、初動1万4千枚とほぼ横ばい。ここらへんも根強い人気をうかがわせます。
10位のMay'nはマクロスのエンディングテーマなどでヒットを飛ばした歌手。この曲もアニメソングながら、さすがにさほど伸びませんでしたね。アニメソングメインで行くと、曲にファンがついて、歌手本人になかなかファンがつかないから、今後は厳しそうです・・・。
今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/
アルバムも新譜は少なめ。そんな中、1位を獲得したのが、なんと、徳永英明の「WE ALL」でした。
初動3万枚と、チャートの谷間的な数字とはいえ、オリジナルアルバムでは、17年の1位獲得だそうで、さらに男性ソロで3年代にわたって1位を獲得したのは、矢沢永吉、長渕剛に続く3人目だそうえ、これはまさしく快挙の一言でしょう。
さらに彼自身、オリジナルはなんと約5年ぶり(!)。その5年前のアルバムは、最高位25位という、ある意味完全に「過去の人」になってしまっていました。その後、「VOCALIST」シリーズが徐々に話題になるなど、人気を回復。途中、シングル「hapiness」では、「史上最低売上でのベスト10入り」という、微妙に不名誉な記録なども打ち立てたものの、「VOCALIST3」では、ついに1位獲得と、大ヒットを記録。続くオリジナルアルバムでも、見事な1位獲得となりました。
プロ野球界には、「カムバック賞」という賞がありますが、音楽界に「カムバック賞」があれば、間違いなく、満場一致で彼に贈呈したいところでしょう。これからも、まだまだ活躍は続きそうです。
他にアルバムで新譜は、9位に玉木宏「Times...」が、10位にマクロスFのドラマCD「娘ドラ◎ ドラ2」がそれぞれランクインしています。
また今週は、8位にJUJUのアルバム「What's Love?」が、先週の12位からランクアップしています。映画「余命1ヶ月の花嫁」のテーマソング「明日がくるなら」が、シングルチャートでヒットを記録。今週も2位にランクアップしていますが、その影響でアルバムもランクアップです。シングルヒットと同時に、アルバムも売れるというのは、完全にミュージシャンにファンがつきましたね。彼女、今後も長く人気が続いていきそうです。
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