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2009年4月 3日 (金)

本当に久しぶりに行ってきたライブはこれ!!

KAN BAND LIVE TOUR 2009「じゃあ、スイスの首都は?」

会場:Zepp Nagoya 日時:2009年3月29日 18:00~

いろいろと身の回りで転機となることが多く、すっかり足が遠のいていたライブ。ようやく、少し落ち着いてきたので、そろそろライブに行きたいなぁ~と思った矢先に目に入ってきたのが、このライブ!ひっさしぶりに足を運んできました!KANちゃんのライブ@Zepp Nagoya。ライブ自体が、約2年前のスキマスイッチ以来、KANちゃんのライブでは、なんと8年ぶり(!)。本当に久しぶりのライブでした。

でも、久しぶりのライブだったのですが、そのノリは8年前とまったくかわりませんでした(笑)。

序盤は、1曲目「健全 安全 好青年」から、「愛は勝つ」まで、アップテンポな曲を中心の構成で会場を暖めます。バンドサウンドを前に押し出した、ロックなテイストが強い雰囲気となっていて、いつも以上に「バンドツアー」ということを意識しているように感じたのは、やはり、その一方で「弾き語りライブ」というのをはじめたからでしょうか。

この日のライブは、アルバムが出た後のツアーではないということもあって、過去から現在に至るまでの、比較的「知る人ぞ知る」的な選曲がなされた、マニアックな(でも、コアなファンにはうれしい)選曲になっていました。

なんといってもうれしかったのは、中盤「ときどき雲と話をしよう」を歌ってくれたこと!個人的に大好きなナンバーなだけに、この曲が聴けただけでも、今回のライブに足を運んだかいがあったなぁと思いました(笑)。

「けやき通りがいろづく頃」「香港SAYONARA」「1989」などなど、ほかにも知る人ぞ知る名曲たちをたくさん聴くことが出来ました。そんな曲にまじって、「まゆみ」も聴くことが出来たのも、個人的にはうれしかったなぁ。

ライブはあいかわらずエンターテイメント性の高いステージ。途中にはさまれるステージは、ギャグありコントありなのですが、コントがしっかりと作りこまれていて、おもしろいんです。それを、KAN本人だけじゃなくて、バンドのメンバーも一緒になって演じている姿は、ある種、バンド全体での結束の良さを感じることが出来ます。

アンコール後は、まずはビートルズの「Revolution」のカバー。こちらもちょっとマニアックな+ロック色が強いナンバーのカバー。ライブ全体の流れにあわせたような選曲でしょうか。

そしてその後はおなじみのライブダイジェスト。この日のライブをダイジェストバージョンで3分程度に圧縮した「曲」なのですが、途中、この日、やらなかった曲などもはさみつつ。この日は、「崖の上のポニョ」の替え歌で爆笑を誘っていました。

ラストは、これまたおなじみKAN1人でのピアノ弾き語り。今回は「50年後も」でしんみり聴かせつつ、2時間半に及ぶライブは幕を下ろしました。

文字通り、「笑いあり涙あり」の最高のエンタテイメントショー!ライブのスタイルは、以前と全くかわらないものの、心の底から楽しめる、最高のライブでした。久しぶりのライブがこれだったので、また、ライブにいろいろと足を運びたくなってしまいました(笑)。

はじめてライブで耳にした曲も多く、また、個人的には「ときどき雲と話をしよう」が聴けたのがとてもうれしかったです。一方で、一般的に「一発屋」的に捉えられがちで、ともすれば忌避しそうな「愛は勝つ」もしっかり歌ってくれるあたり、なによりも観客を楽しませようというスタンスも感じられます。そんな彼のスタンスが、ステージの至る所で感じられ、そのため、マニアックな曲が多くても、最初から最後まで飽きることなく楽しめ、かつ、曲の良さもしっかり味わうことの出来るライブでした。KANのライブ、今度はもっと短いインターバルで、また足を運びたいです。

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