コーラスが心地よい
Title:おとし玉~ベリー・ベスト・オブ音速ライン
Musician:音速ライン
音速ラインに関しては、以前はとりあえずアルバムはチェックしていたのですが、アルバムの印象はあんまり良いものではなく、最近は少々遠ざかっていました。最新のアルバムは未チェックですしね。
このアルバムに関しても、最初は聴こうかどうか迷っていたのですが・・・いざ聴いてみると、これが意外とよくて、彼らに関して、見直してしまいました。
どこか和風なテイストを感じさせるメロディアスなパワーポップが特徴的。特に印象に残るのはボーカルのコーラスラインで、彼らの曲全体に貫かれている特長となっていて、彼らのこだわりであることがわかります。
中盤までは、似たようなナンバーが多く、正直飽きてくるような印象もあるのですが、ここ最近の曲になるとバラエティーが増してきています。
ラップを取り入れて、独自の方向性に挑戦している「半分花」など、聴かせるナンバーも増えてきていますし、特に「ポラリスの涙」など、胸に響くようなメロディーは非常に魅力的。彼らの成長を感じます。
予想以上におもしろかったです。これからが、まだ楽しみなバンドですね。次のアルバムはまた聴いてみようっと。
評価:★★★★
| 固定リンク
「アルバムレビュー(邦楽)2009年」カテゴリの記事
- ハードなバンドサウンド(2009.12.29)
- 日本から世界へ???(2009.12.28)
- 間口は広く(2009.12.27)
- バランス感覚の良さ(2009.12.25)
- 直系ガレージパンク!(2009.12.24)
コメント