2008年ベストアルバム(邦楽編)その1
昨日に引き続き、遅ればせながらの2008年マイベスト。今日明日は邦楽編です。
10位 RETURNS/SBK
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残り9枚については、何の迷いもなくあっさりと決められたのですが、あと1枚、SPALTA LOCALSの「Leecher」と迷いました・・・。ただ、新たなスタイルを模索して、今後の可能性を感じられるという点でこちらを。活動再開前には中途半端だったエレクトロ路線への志向が、活動再開後のこの作品では、SBK持ち味のポピュラリティーと見事にマッチして、傑作を産み出してくれました。今後の活動がとても楽しみになってきます。
9位 クロニクル/安藤裕子
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ここ最近、アルバムを出すたびに「最高傑作」をリリースしてくれる彼女ですが、この作品はそんな流れもあって、文句なしの最高傑作!ファンタジックながらも、アルバムに潜んだ強烈な毒の要素がたまらないアルバムです。ここ最近、「ファンタジックなアルバム」に出会う機会が多いような印象を受けるのですが、その中でも彼女は、圧倒的な個性を発揮していました。
8位 メロディ/空気公団
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傑作アルバム「融」以降は、あまりメジャー進出が成功しなかった反動なのか、万人向けを拒否したような内向きな作品が続いていましたが、これは久々、空気公団の地味ながらも暖かく、心に響くメロディーを感じることが出来た快心作でした。もっともっと幅広い支持を得るべきミュージシャンだと思うんですけどね、彼女たちは。
7位 magic hour/キセル
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デビュー作からコンスタントに傑作をリリースし続けた彼らですが、ある意味、このアルバムは彼らにとっての到達点のひとつではないでしょうか。彼らのサウンドの大きな特徴である「浮遊感」が、ポップなメロディーラインと見事マッチしています。彼らの大きな成長を感じさせる作品でした。
6位 J-POP/電気グルーヴ
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祝!復活!!今年、8年ぶりの新作をリリースした電気グルーヴ。その新作は、ジャケット写真こそ彼ららしいものの、内容は、至ってストイックなテクノ。「実力派」としての彼らを感じることが出来ました。一方で、タイトル通り、ポップな作品も多数収録された本作。文句なしの傑作です。
以上、とりあえず6位から10位はこんな感じで・・・明日は、1位から5位までを紹介します。
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