「あの曲」は未収録・・・(T_T)
Title:CAN YOU COLLABORATE?~best collaboration songs&music clips~
Musician:スチャダラパー
スチャダラパーが他のミュージシャンと組んだコラボレーション曲を集めた2枚組のCDに、PV集のDVDを加えた企画盤。スチャダラが、数々のミュージシャンたちと組んだ曲が数多く収録されている、のですが・・・・・・
残念ながら、小沢健二との「今夜はブギー・バック」は収録されていません(T_T)
一応、THE HELLO WORKS名義でハナレグミと組んでカバーしたバージョンは収録されていて、こちらのバージョンも悪くはないのですが、
やはり90年代を感じる、あの名コラボを収録してほしかったなぁ・・・。
オザケン本人が許可しなかったのかなぁ・・・残念です。
しかし、「ブギー・バック」以外にも名曲・珍曲(?)が多い彼らのコラボレート作。どの曲にも共通しているのは、他のミュージシャンへの客演として参加している曲に関しては、あくまでも客演として曲に溶け込んでいるんですよね。
スチャダラパー自体、個性の強いミュージシャンですし、MCボーズもスチャダラアニも、個性的な声を持ったラッパーなのですが、状況に応じたプレイが出来るからこそ、客演として招かれることが多いのではないでしょうか。
曲はHIP HOPメインながらも、テクノやR&B、メタル風の曲(まあ、正統派というよりもメタルのパロディーっぽいですが)もあり、ユニーク。あくまでもメインとなるミュージシャンの色を前に出しているため、アルバムとしての統一感は悪いものの、それはそれ。様々な作風の曲に最後まで飽きることなく楽しめました。
余談。アルファと電気グルーヴとのコラボ曲がそれぞれおさめられているのですが、同じテクノ系ながらも並べて聴いてしまうと、差がはっきりしちゃってますね。電グルの曲のトラック、個性的でひきこまれます。アルファには悪いけど、実力の差を感じてしまうなぁ・・・(^^;;
評価:★★★★★
| 固定リンク
「アルバムレビュー(邦楽)2009年」カテゴリの記事
- ハードなバンドサウンド(2009.12.29)
- 日本から世界へ???(2009.12.28)
- 間口は広く(2009.12.27)
- バランス感覚の良さ(2009.12.25)
- 直系ガレージパンク!(2009.12.24)
コメント