« やさしさの中に感じる芯の強さ | トップページ | ベンジー、大丈夫か?? »

2008年12月13日 (土)

還暦を迎えたロックンローラー

ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」オリジナル・サウンドトラック

見てきました!ローリング・ストーンズの映画「シャイン・ア・ライト」!土曜日の昼といういい時間帯ということもあったのですが、映画館はほぼ満員。メインは30代40代あたりのファン層が多いみたいですが、上は70くらいのおじいさんや、下は、中学生の男の子の集団まで、幅広い層に、ストーンズの人気のほどをうかがわせました。

このアルバムのサントラは、以前に聴いていて、その年齢を感じさせないカッコよさを聴かせてくれたのですが、この映画でも、ステージ狭しと暴れまくるミック・ジャガーには、全く年齢を感じさせません・・・というよりも、いまでも、これだけのステージを見せてくれるロックバンドなんて、そうないんじゃないの??

ジャック・ホワイトや、クリスティーナ・アギレラら、若手ミュージシャンをゲストに招いて積極的にコラボするあたりにも若さがうかがえますが、そのゲストを完全に食っちゃっていますしね。クリスティーナ・アギレラはなかなかカッコよくて、かわいかったけど(笑)。

映画は、ライブが始まる前の監督とバンドとのやり取りからスタートしていたり、合間合間に、昔のストーンズのインタビュー映像を入れたりと、ドキュメンタリー形式にはなっていますが、基本的にフィルム・コンサートといっていいくらい、じっくりとライブを見せる内容になっています。「Jumpin' Jack Flash」のイントロのギターが鳴り響いた瞬間、映画館はライブ会場に早がわり(笑)。映画館の大音量の良好な音質で是非楽しみたい映画です。

キースのアコギをバックにしっとり聴かせる「AS TEARS GOES BY」は最高にしんみりとさせてくれたし、バディ・ガイとコラボで聴かせてくれた「Champagne&Reefer」は心に響いてきて、カッコよかったし、なんといっても後半の「Symphathy For The Devil」や「(I Can't Get No)Satisfaction」「Brown Sugar」あたりのスタンダードナンバーは、ストーンズの本領発揮といった迫力のある演奏をこれでもかというほど聴かせてくれ、映画館で座ってみているのがもったいないほど。

まだまだ現役バリバリのロックンローラーなんだなぁ、ということをあらためて見せつけてくれちゃいました。ロックファンなら、是非映画館の大音量と大スクリーンで見ておきたい映画です!お勧め!!

|

« やさしさの中に感じる芯の強さ | トップページ | ベンジー、大丈夫か?? »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 還暦を迎えたロックンローラー:

« やさしさの中に感じる芯の強さ | トップページ | ベンジー、大丈夫か?? »