ロックンロールの楽しさを伝える
Title:スーパーグループ
Musician:少年ナイフ
再び3人組となった少年ナイフのニューアルバム。コンセプトはすばり「原点回帰」だそうです。
ただ・・・正直言ってしまうと、私は「原点」とも言える昔の少年ナイフの作品については、ちゃんと聴いていないので、どういう点をもって「原点回帰」しているのかはよくわかりませんでした(^^;;
しかし、このアルバムを聴いて感じたのはすばりロックンロールという音楽の楽しさ、でした。
もともと、ガレージパンクバンドというカテゴライズされることの多い彼女たち。しかし、このアルバムでは、ジャンル付けが無用の様々な作風に挑戦しています。例えば「Slug」ではフィードバックノイズを効かせたり、「Muddy Bubbles Hell」では、ヘヴィーメタル調に挑戦したり、はたまた「Deer Biscuits」では、カントリーの雰囲気を取り入れたり。
でも、どの曲でも共通しているのは、シンプルで、かつポップであるという点。そして、このシンプルかつポップで、誰でも楽しめるという点が、ロックンロールという音楽の持つ、本来の楽しさと言えるのではないでしょうか。そんなロックンロールの楽しさを、難しい表現抜きに伝えてくれる、誰でも楽しめるポップなアルバムでした。
評価:★★★★
ほかに聴いたアルバム
CHAIN/BONNIE PINK
すいません。ちょっと紹介する時期が遅れてしまいましたね(^^;; BONNIE PINKのクリスマス企画盤。ただ、よくも悪くもあまり印象に残らず・・・。まあ、無難にまとめあげていたって感じですね。クリスマスパーティーのBGM用かなぁ・・・。
評価:★★★
| 固定リンク
「アルバムレビュー(邦楽)2008年」カテゴリの記事
- 堀込弟脱退!(2013.03.03)
- マイラバらしい作品(2009.12.26)
- ロックンロールの楽しさを伝える(2008.12.30)
- がんばる真夜ちゃん!(2008.12.28)
- 手堅いポップソング(2008.12.27)
コメント