« やわらかな音 | トップページ | 正統派ながら随所にひねりも。 »

2008年10月 6日 (月)

最前線の戦場にて

Title:極東最前線2

極東最前線2

eastern youthが自らリスペクトするミュージシャンたちを誘い、実施しているライブシリーズ「極東最前線」。そのイベントに参加したミュージシャンたちによるコラボレーションアルバムの第2弾が発売されました。

参加ミュージシャンたちを一言で言えば

知っている人は知っている。知らない人は知らない。

といった感じでしょうか?(笑)

ここに並んでいるミュージシャンは決してヒットチャートでおみかけするようなミュージシャンではありません。正直、ロッキンオンあたりでもあまりみかけないかもしれません。

しかし、その名前を知っている人にとっては、その豪華さに驚くような面子が並んでいます。

それも、興味深いのは、eastern youthはハードコアのバンドなのですが、参加ミュージシャンは、必ずしもコア系とは限らないという点。ロックですら限りません。

OWKMJSAKE ROCKはジャズの影響を強く感じるミュージシャンですし、Miscorner/C+Llooqtortionの曲はエレクトロニカやノイズの影響を感じさせます。また、このサイトでもよく取り上げている小谷美紗子はポップス系のシンガーです。

しかし、全員に共通しているのは、どの曲も、単純なポップスやロックではなく、どこか強烈な、ひとひねりふたりねりある個性と、曲の中心に確かな一本の筋を感じる楽曲ばかりなんですよね。おそらくライブでは、強烈な個性がぶつかりあって、すさまじいことになるんだろうなぁ。その片鱗は間違いなくこのアルバムからも感じられました。

個人的には、やはり前述の小谷美紗子と、ゆらゆら帝国の曲が特によかったかなぁ。小谷美紗子は、このアルバムの中で、一番迫力のある感情こもったボーカルを聴かせてくれましたし、ゆらゆら帝国の独特の世界観は、このアルバムの中ですら、異質なものを感じました。

他にも個性的なミュージシャンばかり。おそらく、気に入るミュージシャンを一組、二組と見つけられるでしょう。

評価:★★★★★

|

« やわらかな音 | トップページ | 正統派ながら随所にひねりも。 »

アルバムレビュー(邦楽)2008年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/505136/24154635

この記事へのトラックバック一覧です: 最前線の戦場にて:

« やわらかな音 | トップページ | 正統派ながら随所にひねりも。 »