娘に聴かせるラブソング
Title:honey
Musician:Chara
「純粋な愛の歌」。
Charaは、もともと、純粋な愛情を歌った曲が多い、そういうイメージを持っています。しかし、今回のアルバムは、より純粋な愛を歌った曲が多いなぁ、そう感じていました。
例えば「愛を憶える」では
「あなたに 会いたい時に うたうだけ
手つないで キスして 愛を憶えてほしい」
(「愛を憶える」より 作詞 Chara)
とかなり純粋な気持ちを歌い込んでいますし、彼女の作詞ではないのですが、RADWIMPSの野田洋次郎が楽曲を提供し話題となった「ラブラドール」では
「愛してって言ってくれ
僕を愛してって言ってくれ
愛してって言ってくれなくても
愛してって言うよ」
(「ラブラドール」より 作詞 野田洋次郎)
と、こちらもかなりストレートに愛を歌っています。
で、どうもここらへん、彼女の13歳になる娘が与えた影響が大きいみたいで・・・
ってか、もう娘が13歳になったってこと自体、かなり驚きなのですが
13歳といえば、もう思春期。好きな男の子のひとりでも出来、恋に恋するようなお年頃・・・
本作の歌詞の内容が、非常にピュアなのも、彼女の娘からの影響と考えると、とてもスッキリしますね。
一方、メロディーやサウンドの方は、前述のRADWIMPS野田洋次郎や、亀田誠治蔦谷好位置がプロデュースで参加しているということもあって、比較的、ギターロック色の強い、ポップで聴きやすい作風の曲が並んでいました。
歌詞とあわせて、10代の若い世代から、彼女の同世代まで、幅広い層にアピールできるようなポップな作風だったと思います。しかし、10代の娘がいるお母さんかぁ・・・見えないなぁ・・・(^^;;
評価:★★★★★
| 固定リンク
「アルバムレビュー(邦楽)2008年」カテゴリの記事
- 堀込弟脱退!(2013.03.03)
- マイラバらしい作品(2009.12.26)
- ロックンロールの楽しさを伝える(2008.12.30)
- がんばる真夜ちゃん!(2008.12.28)
- 手堅いポップソング(2008.12.27)
コメント