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2008年7月16日 (水)

若手がたくさん

今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今週は、まさに新譜ラッシュとなったヒットチャート。ベスト10は、10曲中、9曲が初登場(!)となりました。

そんな中で、今週のチャートで目立ったのは若手勢。1位から、最近話題のアイドルPerfumeの新曲「love the world」がランクインです。彼女たちにとって、はじめてのシングル1位・・・なのはいいけど、「テクノアーティスト史上初のシングル首位獲得」というのは、どう考えても、煽りにすぎない感じが・・・。実際、おもしろい曲を歌っているとは思うのですが、最近の騒がれ方は、少々ハイプ気味に感じてしまうんですが。

2位も、最近急上昇で人気を獲得しているマキシマム・ザ・ホルモンの新曲「爪爪爪」がランクイン!前作「恋のメガラバ」で、シングル初のベスト10入りを記録しましたが、昨年リリースしたアルバムの大ヒットに続き、名実ともに大ブレイクとなりました。

続く3位にはいきものがかりがランクイン。なんか、完全に人気ミュージシャンの仲間入りしちゃいましたね。これほどの人気は少々意外な感じが。

・・・と、ベスト3を、いずれも若手ミュージシャンが占めた今週のチャート。まあ、マキシマム・ザ・ホルモンは、もう、キャリア的には中堅どころですが、ヒットチャートの中では、「新顔」の部類ということで。なお、これに続く4位Berryz工房は、実年齢で「若手」ですね。

他に、今週のチャートでは、8位に韓国のアイドルユニットスーパージュニア「U」がランクイン。いまだに、韓国のアイドルグループがこれだけ人気を確保しちゃうのは、ちょっとビックリなのですが。

もう1曲初顔が、最近、そのユニークな言動と、竹下登元総理の孫という毛並みの良さで話題のDAIGO☆STARDUST率いるBREAKERZのデビュー曲「SUMMER PARTY」が10位にランクインしてきました。なんか、いまどきありえないような、90年代そのままのビートロックが、いまだに売れちゃうんだ、ということが逆に驚きなんですが。ってか、DAIGOのキャラが話題になっていますが、なにげにビーイング系で、曲もおもいっきり王道のビーイングサウンドなんだよなぁ。

ちなみにビーイング系といえば、7位に倉木麻衣もランクイン。まだいたの・・・って感じですが(^^;;

そしてもうひとり。6位に青山テルマの新曲がランクインしてきました。大ヒットした「そばにいるね」の次のシングルなのですが、6位というのは、非常にビミョーな立ち位置。つーか、このままフェイドアウトしちゃいそうな匂いがプンプンしています。次回作が勝負だよなぁ。


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

今週1位はORANGE RANGEのニューアルバムがランクインしています。ただ、初動7万5千枚かぁ。3週目のGReeeeNにも肉薄されちゃっているし、かなり厳しい現実だよなぁ。

・・・シングルに比べると、初登場ベスト10入り3枚と、いささか寂しいチャートになってしまっている今週のアルバムチャート。9位に元Def TechのMicroの新譜が、10位にアメリカのミクスチャーロックバンドzebraheadの新譜がそれぞれランクインしています。Microは、Def Techと比べると、正直、かなりの苦戦気味。Def Techの末期では、いろいろなウワサが錯綜していたりしたから、その影響でファンが離れちゃったんでしょうか。

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