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2008年6月 4日 (水)

ジャニーズ系、破れたり!

今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今週の第1位は、V6の新作・・・ではなく、GReeeeNのニューシングル「キセキ」が1位を獲得しました!

ドラマ「ROOKIES」の主題歌という好タイアップながらも、「愛唄」のヒット以降は、「なんとかベスト10入り」程度の順位に落ち着いていただけに、ジャニーズ側としては、まさか、彼らに1位を取られるなんて・・・と思っていたでしょう。

もっとも、V6も、初動8万枚と、決して(ジャニーズ系の中では)好セールスではありませんし、ORANGE RANGEの発売日も同日だっただけに、特に1位を狙った訳ではないのかもしれないですが。

で、そのORANGE RANGE。初動7万3千枚は、前作を大きく上回っているようなのですが、アニメタイアップに恵まれた本作も、以前のような勢いは感じられません。というか、もっと高い人気で持続するように思ったんだけどなぁ。そのスタイルやら、「盗作疑惑」やらで、思ったほど幅広い支持を得られなかったというところでしょうか。

そしてそして、今後も来ました!!

the pillows「New Animal」、前作に続き、ベスト10入り!!!

本当に、完全にブレイクしちゃいましたね。複雑な心境なんですが、10年来のファンとしては、やはり今の活躍はうれしい!今回の作品も、彼ららしい軽快なロックチューン。6月にはニューアルバムがひかえていて、こちらもとても楽しみです。

ロングヒット系では、今週、残念ながら、羞恥心は11位にランクダウン。ジェロも26位まで落ちてしまっています。羞恥心はもうひとふんばりあるのか?一方、新たなロングヒットの予感があるのはAqua Timez「虹」で、今週も5位にランクイン。ここらへん、今後、ロングヒットとなるのか?


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

これからの夏に向け、大物ミュージシャン(特に洋楽)の新譜ラッシュが続きそうなアルバムチャート。今週もさっそく大物のアルバムがランクインしています。

しかし、そんな中1位を獲得したのが、なんとmihimaruGTのニューアルバムが1位を獲得。タイアップ曲なども多数収録されていて、最近、かなりレコード会社のプッシュが目立ちますね。かつては、レコード会社のプッシュに反比例して、なかなか売れなかったのですが、ようやく本格的なブレイクと相成りました。

2位は、DOUBLEのニューアルバム。先日、ベスト盤をリリースしたばかりの彼女ですが、今後は、彼女が他のミュージシャンとコラボレーションした作品を集めた企画盤になっています。

そして、冒頭に書いた大物洋楽ミュージシャンのアルバムが今週は2枚ランクイン。

それが4位のR&Bの大物ミュージシャンUsher「Here I Stand」と、7位RADIOHEADのベスト盤「THE BEST OF」です。Usherは前作「Confessions」が世界中で大ヒットしましたが、本作も、それに続き、またもや大ヒットが期待されます。RADIOHEADのベストは・・・ちょうど今聴いています(^^;;いかにもミュージシャン不在のレコード会社の企画って感じなのですが・・・。ただ、アルバム単位で注目を集めることが多い彼らですが、1曲1曲聴いても本当に名曲が多いですね~。

9位にランクインしてきたのが、これがデビュー作となる詩音の「Candy Girl」。なんでも、インディーズソロミュージシャンで、デビュー作がベスト10入りははじめてだとか。オリコンらしく、わざわざ「ソロ」と限定しているのは、バンドなら、MONGOL 800のデビュー作がベスト10入りしているから(他にもありそうだな)。というか、インディーズとメジャーの垣根がリスナーレベルでは有名無実化している今、「インディーズで」みたいなくくりに、かなり無意味さを感じるのですが。

10位には、ジャズピアニスト上原ひろみのニューアルバムがランクインしています。本作では、「Beyond Standard」というタイトル通り、ジャズのスタンダードに限らず、ロック、ポップス、クラッシックのスタンダードナンバーをカバーして作品になっているようです。

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コメント

GReeeeNの初動は前作から10倍以上も伸びたそうです。さすがのジャニーズも、ここまで驚異的な伸びをするとは思わなかったんでしょうね。

最近はこういったHip-Hop+歌謡曲のグループが多くて、よく似たのがどんどん出てきているJ-POPシーン。何時ぞやの青春パンクが流行った時とちょっと似てるかなぁなんて思ったりしてます。
で、昨年ブレイクしたGReeeeNやFUNKY MONKEY BABYSやET-KINGなどなど、今年に入ってあまりいい売上を残したといえなかったので、"まさか共倒れ?"と思ってた矢先にGReeeeNが一矢報いたといった感じでしょうか。

今月末のアルバムも大ヒットしそうで、これである程度固定ファンを獲得できるといいですが。

投稿: 亮 | 2008年6月 5日 (木) 01時34分

>亮さん
最近は、確かに、この手のラップ+ポップという形態の曲が多いですね。
ただ、なんかGReeeNにしても、FUNKY MONKEY BABYSにしても、いまひとつ、大ブレイクといった感じが乏しくて、シーンの活性化につながっていないような。
これで、GReeeNは、名実共に大ブレイク、となったのかなぁ?

投稿: ゆういち | 2008年6月 6日 (金) 01時13分

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