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2008年5月22日 (木)

どっちがタイトル?

      
シフォン主義

アーティスト:相対性理論

シフォン主義

どっちがタイトルでどっちがミュージシャン名かわかんない、といえば、(若い世代には信じられないかもしれないけど)スピッツのロビンソンが昔、よく話題になりましたが、このアルバム、なんど調べてもどちらがタイトルでどちらがミュージシャン名か、混乱してしまいます。ちなみに、相対性理論というバンドの、シフォン主義というアルバムです。

そもそも、このバンドが気になったのは、こういう記事がきっかけ↓

快挙!相対性理論がタワレコ全店でウィークリー1位

どんなバンドか気になってネット上で調べてみると、絶賛している声も多く気になっていました。

で、タワレコでこのアルバムを見かけたのですが

1,000円という安さにひかれて購入しちゃいました。

・・・てか、チャート1位ってのは、この値段によるところも大きい気がするなぁ・・・。

そんな訳で、衝動買い的に購入し、聴いてみた本作なのですが、正直な感想を言ってしまうと

期待していたほどじゃなかった

というのが正直な感想。

確かに、インパクトのある言葉選びはおもしろさを感じました。

「CIA KGB FBIに共産党の陰謀よ」
(「スマトラ警備隊」より 作詞 真部脩一)

「ラブ ラブ ラブずっきゅん ラブずっきゅんだね」
(「LOVEずっきゅん」より 作詞 真部脩一)

など、非常に印象に残る歌詞が並ぶのですが、まだインパクト先行気味で、しっかりとした世界観を構築するまでは至っていません。

メロディーの方も、よくあるギターロックという枠組みを出るものではなく、ポップなメロディーは歌詞と相まって印象に残るのですが、こちらも残念ながら、確固たる個性を確立して・・・という水準にまでいたっていませんでした。

総じて言ってしまえば、将来性は感じるけど、現段階では、まだ原石の状態、といった感じでしょうか。1,000円という値段を考えると、元はとれるほどのレベルではあったかな、とは思いますが、まだまだこれからといった感じでした。

とりあえず、先物買いをしたい方は、いまのうちに要チェックかな。

評価:★★★★

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