どっちがタイトル?
シフォン主義
アーティスト:相対性理論 | |
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どっちがタイトルでどっちがミュージシャン名かわかんない、といえば、(若い世代には信じられないかもしれないけど)スピッツのロビンソンが昔、よく話題になりましたが、このアルバム、なんど調べてもどちらがタイトルでどちらがミュージシャン名か、混乱してしまいます。ちなみに、相対性理論というバンドの、シフォン主義というアルバムです。
そもそも、このバンドが気になったのは、こういう記事がきっかけ↓
どんなバンドか気になってネット上で調べてみると、絶賛している声も多く気になっていました。
で、タワレコでこのアルバムを見かけたのですが
1,000円という安さにひかれて購入しちゃいました。
・・・てか、チャート1位ってのは、この値段によるところも大きい気がするなぁ・・・。
そんな訳で、衝動買い的に購入し、聴いてみた本作なのですが、正直な感想を言ってしまうと
期待していたほどじゃなかった
というのが正直な感想。
確かに、インパクトのある言葉選びはおもしろさを感じました。
「CIA KGB FBIに共産党の陰謀よ」
(「スマトラ警備隊」より 作詞 真部脩一)
「ラブ ラブ ラブずっきゅん ラブずっきゅんだね」
(「LOVEずっきゅん」より 作詞 真部脩一)
など、非常に印象に残る歌詞が並ぶのですが、まだインパクト先行気味で、しっかりとした世界観を構築するまでは至っていません。
メロディーの方も、よくあるギターロックという枠組みを出るものではなく、ポップなメロディーは歌詞と相まって印象に残るのですが、こちらも残念ながら、確固たる個性を確立して・・・という水準にまでいたっていませんでした。
総じて言ってしまえば、将来性は感じるけど、現段階では、まだ原石の状態、といった感じでしょうか。1,000円という値段を考えると、元はとれるほどのレベルではあったかな、とは思いますが、まだまだこれからといった感じでした。
とりあえず、先物買いをしたい方は、いまのうちに要チェックかな。
評価:★★★★
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