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2008年5月16日 (金)

インパクト満点

      
ブタベスト

アーティスト:たむらぱん

ブタベスト

ジャケット写真とタイトルだけで、ごはん3杯はいけます!

というか、「たむらぱん」というミュージシャン名もインパクト大なのですが・・・

「My Space」で話題騒然となった女性シンガーのメジャーデビュー1枚目。インディーズ時代の楽曲なども多く収録した、タイトル通り、この時点での「ベスト盤」のようなアルバム、だそうです。

ただ、ジャケ写やタイトル、ミュージシャン名から比べると、楽曲自体は、いたって真面目なポップス。等身大の身の回りのことを歌った内容や、前向きな明るいポップスが魅力的。

また、彼女の魅力と感じるのは、前向きな歌詞ながらも、人としてポジティブな側面もネガティブな側面もきちんと受け止めようとする歌詞の内容。特に1曲目の「責めないデイ」のような

「喜んで今日はよし←それもいいよ
怒って今日はよし←それもいいよ
哀しんで今日はよし←それもいいよ
楽しんで今日はよし←それもいいよ」

(作詞 田村歩美 「責めないデイ」より)

人としてのありのままを受け入れるスタンスに、とても好感をもてました。

加えてユニークだったのは、彼女のメロディー。ピアノの音色が印象的なアレンジも魅力的なのですが、先の読めない彼女のメロディーセンスにはとてもひかれるものがあります。

特にメジャーコードとマイナーコードを自在に行き来する構成はとてもユニークで、ちょっと不思議な「ひねくれた」ポップスに仕上がっています。表面的にはポップなメロディーながらも、どこかひねくれた、独自のグルーヴを感じる点、aikoに通じるものがあるかもしれないですね。

メロディーにしろ歌詞にしろ、まだ垢抜けない部分があり、成長途上とも感じられるのですが、個性を持った、とてもおもしろいミュージシャンだと思います。女性ポップスシンガーが好きなら、文句なしでチェックすべきアルバムでしょう。しかし、ジャケ写、タイトル、ミュージシャン名、どれもすごいインパクトだよなぁ・・・。

評価:★★★★★

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