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2008年4月22日 (火)

ちょっとチャイルディッシュな部分もおもしろい

Cross

アーティスト:Justice

Cross

フジロックなどのステージも大きな話題を呼び、昨年リリースされた本作が、日本でも注目された2人組エレクトロデゥオ。

いわゆる「フレンチ・テクノ」にカテゴライズされるようなユニット。

音としては、ダフト・パンクに近いイメージでしょうか。日本でいえば、最近話題の中田ヤスタカも、このカテゴリーということになるでしょうか。

ただ、ポップだけどどこか大味な部分もあるダフト・パンクと比べると、もっと音はソリッドで実験的。そのため、一度聴いた感想では、さほどピンと来ませんでした。

しかし、2度3度聴くうちに、テンポのよいエレクトロ・サウンドに、ともすればロック的であるビートの利いたリズム、そして、女性ボーカルや子供のボーカルまで取り入れるように、どこかチャイルディッシュな側面を持ったピュラリティーがとてもおもしろく、徐々にはまっていきました。

最近、話題になることの多い、この「フレンチ・テクノ」。今後、このジャンルがどう羽根を広げていくのか、彼らの今後とあわせて注目していきたいところです。

評価:★★★★★

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