パヤパヤ
以前から、書店に並んでいて気になっていたのですが、ついに買ってしまいました(^^;;
↓
THE COOL JAZZ COLLECTION
あのディアゴスティーニです(笑)。
ってか、なんだかんだいっても、惹かれちゃうシリーズって少なくないですよね(苦笑)。
以前から、ジャズについてもちょっと知りたい。だけど、名盤を片っ端から聴いたり、「JAZZの歴史」みたいな本を買って勉強するまでの労力を使いたくない、と思っていた身にとっては、ある意味、最適なシリーズ。
私みたいに、ジャズを教養程度に知りたい、という人にちょうどいいのかもね。
で、1回目はマイルス・デイヴィス。私でもその名前を知っているジャズ・プレイヤーです。
CDもさっそく聴いてみたのですが・・・感動しました!!
もう、トランペットが歌っているんですよ!泣いているんですよ!この微妙な表現力に、聴きほれてしまいました。他のプレイヤーの演奏も見事ながら、なんというか、ロックとは全く違った観点からのダイナミックさを感じさせられます。
わずか5曲、それもディアゴスティーニ(笑)で聴いて言うのもなんだけど、やはりジャズも素晴らしいなぁ、なんて感じてしまいました。
でも、ひとつ疑問が。
例えば、これを「ロック」でやったとして。
昔のロックもこれからいろいろ聴いてみたいという方に、この手のシリーズを進められるか、といわれると、おそらく「NO」なんですよね。
例えば、ビートルズの場合、「イエスタデイ」や「LET IT BE」なんかのヒット曲だけ5曲収録したCDをつけられて、ビートルズの良さを知れるか、といわれるとほど遠いわけで。
それは例えば、ストーンズでも、ツェッペリンでも同じこと。
特にロックの場合、アルバム1枚で、その世界を表現するケースが多いので、代表曲数曲ピックアップして「ロックの歴史を学ぶ」なんて到底無理な訳です。
そういうことを考えると、ジャズが好きな人にとっては、こういうシリーズで「ジャズの素晴らしさがわかる」というのは、ちゃんちゃらおかしい話なのかなぁ・・・なんて思ったりします。
そこらへん、どうなんでしょう??
もうひとつ、悲しいニュースが飛び込んできてしまいました。
タイトルから、彼らの一番のヒット曲を持ってくるところからもわかるように、レピッシュに対しては、特別な思い入れが、というバンドではありませんでした。
しかし、レピッシュというバンドの評判を聴いていたり、上田現というミュージシャンの作品に触れたりして、そんな私でも、上田現が素晴らしいミュージシャンで、レピッシュというバンドも素晴らしいバンドだった、ということは、今では強く感じています。
それだけに、この若すぎる死というのは残念で仕方ありません。
ご冥福をお祈りします。
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