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2008年3月11日 (火)

この浮遊感とポピュラリティーのバランスがたまりません!

      
magic hour

アーティスト:キセル

magic hour

感想は、タイトルが全てです!

・・・

まあ、突き詰めればそんな感じになるんですが。

インディーレーベルのカクバリズム移籍第1弾となるアルバムで、新譜としては、約2年8ヶ月ぶり。途中、コンスタントに活動はしていたのですが、かなりお久しぶりとなる新譜でした。

ぶっちゃけ、メジャーからインディーに戻っちゃったってことですね。

しかし、本作の出来、個人的には最高傑作であり、かつ、今年を代表する傑作が生まれたかな、とすら思っています。

もともと、タイトル通り、キセルといえば、そのアコースティックなサウンドに、ダブテイストの音処理を加え、独特な浮遊感をアレンジに出し、それにポップなメロディーをのせて歌い上げるバンドで、その浮遊感とポップのバランスがたまらないのですが

そのバランスとして、私は、本作くらいのバランスがちょうど心地よかった!!

いままでの作品と比べると、少々浮遊感の部分が後ろに下がって、ポップテイストにまとまった感じを受けるのですが、より、キセルのメロディーをじっくりとリスナーに聴かせることに成功したアルバムになっていたと思います。

インディーに戻ったのに、ある意味、メジャー時代よりも広いリスナー層に受けそうな作品。

ともかく、この独特な音楽の世界を楽しみたい方、一度、彼らのサウンドに触れてください。

本当に、この浮遊感とポップスのバランスがたまりません!!

評価:★★★★★

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