この浮遊感とポピュラリティーのバランスがたまりません!
magic hour
アーティスト:キセル | |
感想は、タイトルが全てです!
・・・
まあ、突き詰めればそんな感じになるんですが。
インディーレーベルのカクバリズム移籍第1弾となるアルバムで、新譜としては、約2年8ヶ月ぶり。途中、コンスタントに活動はしていたのですが、かなりお久しぶりとなる新譜でした。
ぶっちゃけ、メジャーからインディーに戻っちゃったってことですね。
しかし、本作の出来、個人的には最高傑作であり、かつ、今年を代表する傑作が生まれたかな、とすら思っています。
もともと、タイトル通り、キセルといえば、そのアコースティックなサウンドに、ダブテイストの音処理を加え、独特な浮遊感をアレンジに出し、それにポップなメロディーをのせて歌い上げるバンドで、その浮遊感とポップのバランスがたまらないのですが
そのバランスとして、私は、本作くらいのバランスがちょうど心地よかった!!
いままでの作品と比べると、少々浮遊感の部分が後ろに下がって、ポップテイストにまとまった感じを受けるのですが、より、キセルのメロディーをじっくりとリスナーに聴かせることに成功したアルバムになっていたと思います。
インディーに戻ったのに、ある意味、メジャー時代よりも広いリスナー層に受けそうな作品。
ともかく、この独特な音楽の世界を楽しみたい方、一度、彼らのサウンドに触れてください。
本当に、この浮遊感とポップスのバランスがたまりません!!
評価:★★★★★
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