FUNFAIR/RIP SLYME
Title:FUNFAIR
Musician:RIPSLYME
RIP SLYMEといえば、以前から、とてもエンタテイメント性が豊かな、ポップで楽しいアルバムを作ってきましたが、これほど明るくて楽しいアルバムは、はじめてです!
本作は「移動遊園地」がコンセプトらしいのですが、そのコンセプトがピッタリ来る、いろいろなタイプの楽曲、音がつまったアルバムになっています。
例えば
「NP」は、ロック風のアレンジでスタート。ギターリフがとても心地よく響きますし
「Bubble Trounbe」「SPEEDKING」はエレクトロポップな曲が続き、軽快な電子音のリズムが、リスナーを楽しませてくれます。
「EVOLUTION」は、彼らにしては珍しい、女性ボーカリストをフューチャーし、いままでの彼らとはまた一風かわった作品になっていますし
そしてアルバムを締めくくる「熱帯夜」は、彼らの王道ともいえるようなパーティーチューン。
最後の最後まで、聴いていてワクワクしてくるアルバム。これほど、徹底してエンタテイメント性を追及し、そのテンションを最後まで維持してしまうアルバムは珍しいのではないでしょうか。文句なし、今年を代表する最高傑作です。
評価:★★★★★
他に聴いたアルバム
ベストコンディション~kinmokusei single collection~/キンモクセイ
今年1月をもって活動休止となったバンドの、ベスト盤。
ポップスセンスのあるバンドだと思うし、ユーモアセンスも持ち合わせているし、いいバンドだと思うけど、結局一発屋だったなぁ・・・まあ、予想していたけど(^^;;
結局、曲にもメンバーにも、いまひとつ「華」がなかったんだよなぁ。それと、「昭和ムード歌謡風」という、「二人のアカボシ」で植え付けられたイメージに、あまりにもとらわれすぎちゃったのかなぁ。いいバンドだったと思うので残念。
評価:★★★★★
STICK WITH YOURSELF/GOOD 4 NOTHING
典型的なメロコアバンドだなぁ。まあ、メロディアスで聴きやすいアルバムだけど、ちょっと個性が薄い感じがする・・・。
評価:★★★
| 固定リンク
「アルバムレビュー(邦楽)2008年」カテゴリの記事
- 堀込弟脱退!(2013.03.03)
- マイラバらしい作品(2009.12.26)
- ロックンロールの楽しさを伝える(2008.12.30)
- がんばる真夜ちゃん!(2008.12.28)
- 手堅いポップソング(2008.12.27)
コメント