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2008年2月22日 (金)

Chaos in Apple/髭

Chaos in Apple

アーティスト:髭(HiGE)

ここのサイトでもいろいろと語っちゃったりしてるんですが、そもそもロックンロールってのは、ごちゃごちゃと御託を述べるような音楽じゃないと思うんですよね。

彼らの音楽は、そんなごちゃごちゃした御託は抜きとして聴いていて爽快で、気持ちいい!!となりそうなロックンロール。

60年代のオールドスタイルのバンドサウンドに

90年代のオルタナ系のサウンド風のアレンジを加え、

全ての世代に共通のポップなメロディーを載せる。

ある意味、いろいろな世代のロックのいいとこどりなんですが、それだけに、最初から最後まで、何も引っかかることなく、爽快なロックンロールを楽しむことができる1枚となっています。

ここらへんの彼ららしさが、本作ではさらに強化され、しっかり「髭」らしさが確立されたかな?これからも、どんどん傑作をリリースしてくれそうな、予感のする1枚です。

評価:★★★★★


他に聴いたアルバム

THE REVOLUTION WILL NOT BE COMPUTERIZED/菊池成孔ダブ・セクステット

心地よくポップなジャズをベースに、エレクトロニカ的な要素など加えて、アバンギャルドさをかもし出しているアルバム。うーん、ある意味、「優等生的」で、斬新さみたいなのは薄いような感じが・・・。

評価:★★★★

自己ベスト2/小田和正

彼の場合、あの泣きのメロディーに、あの透き通るようなボーカルがのれば、他に何もいらないという感じがする。ある意味、見事なまでのマンネリにも係わらず、どの曲も心に響いてくるのは、彼の書く普遍的なメロディーと、彼の歌声の力なんだろうなぁ。

評価:★★★★

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