ACTION/B'z
ACTION
アーティスト:B’z | |
ここ数作、「今風」のヘヴィーロック路線を取り入れた作風をすすめてきた彼らですが、新作は、ビックリするほど保守的な作風。
そもそも彼らって、以前から、新しい作風への挑戦→旧来のスタイルへの回帰という形を繰り返してきています。
もっとも、あらたな挑戦といっても、基本的には、彼らのスタイルであるハードロック路線を大きく逸脱するものではないのですが。
こういう「ちょっとした挑戦」を感じさせるアルバムを出しながらも、次では「B'zらしいなぁ」と思うような曲がメインのアルバムをしっかり出してくる、こういうバランス感覚が、長く続くB'z人気の秘密なんでしょう。
ただ、そこらへんを考慮しても、本作は、あまりにもB'zというミュージシャンからイメージされるような曲をそのまま演ったような、そんな内容になっています。
それが、ほぼ70分近くにわたるフルボリュームで展開されています。
さすがに、最後はちょっと飽きる・・・
なんでも、これでも曲数を絞ったということですが、それなら、2枚のアルバムにわけてリリースした方がよかったのかも。
評価:★★★
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