2017年7月20日 (木)

ベスト盤が上位に並ぶ中・・・

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

まず今週のアルバムチャートではベスト盤が上位に並びました。3位には先週1位だったスピッツ「CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-」が3万9千枚を売り上げて2ランクダウンながらもベスト3をキープしています。そして2位初登場だったのが平井堅「Ken Hirai Singles Best Collection 歌バカ2」がランクイン。こちらは2005年にリリースしたベスト盤「歌バカ」の続編的なベスト盤。「歌バカ」以降にリリースした代表曲を収録したベスト盤となっています(「歌バカ」と重複する期間の曲も収録したベスト盤もあり)。ただ初動売上は4万枚と、92万7千枚(1位)を売り上げた前作「Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ」の10分の1以下という、2005年からのCD売上の環境の変化を考慮してもかなり厳しい結果となっています。ちなみに直近のアルバム「THE STILL LIFE」の3万4千枚(4位)よりはアップしています。

そんな中、1位を獲得したのがGLAYのニューアルバム「SUMMERDELICS」でした。最近は「BEAT out! Anthology」「SPEED POP Anthology」と過去作のリメイクが続いており、約2年8ヶ月ぶりとなる新作となりました。初動売上は5万2千枚。直近作は「BEAT out! Anthology」で、こちらの6千枚(8位)よりはさすがに大幅増。オリジナルアルバムとしての前作「MUSIC LIFE」の5万7千枚(2位)よりは若干ダウンしています。

続いては4位以下の初登場盤です。まずは5位にsumika「Familia」が入ってきました。sumikaは最近、人気上昇中の男性4人組ロックバンド。本作は初となるフルアルバムなのですが、初となるベスト10入りを記録しています。初動売上は1万8千枚。直近のミニアルバム「SALLY e.p.」の7千枚(12位)を大きく上回りました。

6位には女性声優南條愛乃「サントロワ∴」がランクイン。初動売上1万6千枚は前作「Nのハコ」の2万5千枚(4位)からダウンしています。

9位初登場は韓国の男性アイドルグループBOYFRIENDのミニアルバム「Summer」。国内盤では2015年にリリースしたベスト盤「BOYFRIEND LOVE COMMUNICATION 2012~2014 -Perfect Best Collection-」以来、久々のアルバムとなります。初動売上は8千枚。その前作であるベスト盤の初動2千枚(27位)よりアップしています。

最後はゲスの極み乙女。のボーカルで、いろいろとお茶の間を騒がした川谷絵音の別働バンド(というよりは本当はこちらが「本家」なのですが)indigo la End「Crying End Roll」がランクインしています。ゲスに続き、こちらも本格的に活動再開。初動売上5千枚は前作「藍色ミュージック」の7千枚(10位)からダウンしています。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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2017年7月19日 (水)

またジャニーズ系が1位

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

今週1位はKinki Kids「The Red Light」が獲得。これで3週連続ジャニーズ系がらみのシングルが1位獲得となりました。リブート「Bijourde」CMソング。CD売上・ダウンロード・ストリーミング数、PCによるCD読取数、Twitterつぶやき数で1位を獲得した他、ラジオオンエア数でも15位にランクインしています。前作「道は手ずから夢の花」は当時ヒットしていた「PPAP」「恋」に阻まれ3位に終わったのですが、今回は難なく1位獲得となりました。久保田利伸が楽曲提供した本作は彼らしいロッキンなギターサウンドで奏でるファンキーなリズムが印象的な作品。オリコンでも初動売上20万枚で1位獲得。前作の初動17万5千枚(1位)を上回りまいたなお、これでシングル1位連続獲得年数は21年となり、B'zとタイ記録だった20年を上回ったそうです。

2位はUVERworld「DECIDED」が先週の89位からシングルリリースにあわせて一気にランクアップしベスト3入り。映画「銀魂」主題歌。実売数2位、PCによるCD読取数3位だった一方、ラジオオンエア数は21位とこの手のロックバンドの割には若干低め。Twitterつぶやき数も95位、You Tube再生回数も46位に留まっています。オリコンでも初動4万枚で2位初登場。前作「一滴の影響」の4万7千枚(2位)からダウン。

3位には宇多田ヒカル「大空で抱きしめて」がランクイン。サントリー天然水TVCMソング。Epic Records Japan移籍第1号となる配信限定のシングルです。実売数で3位、ラジオオンエア数でも5位を記録。初登場でベスト3入りとなり相変わらずの強さを見せつけました。

続いて4位以下の初登場曲ですが、今週、初登場曲は1曲のみでした。それが先週の75位からランクアップしてベスト10入りしてきた水谷果穂「青い涙」。彼女は最近人気上昇中の女優で、同作は映画「明日、アリゼの浜辺で」主題歌。デビューシングルとなります。90年代あたりに女優が歌手デビューする時に歌われていたような、爽やかでメロディアスだけど無難な感じのポップスに仕上がっています。実売数は14位ながらもラジオオンエア数で1位を獲得し、ベスト10入りとなりました。ちなみにオリコンでも初動9千枚で6位に初登場してきています。

今週の初登場組は以上。一方、ロングヒット組ではまずTWICE「TT」。今週は5位と先週の4位からワンランクダウンしているもののYou Tube再生回数では1位をキープしており、まだまだロングヒットが続きそう。また米津玄師「ピースサイン」が先週の9位から6位にランクアップ。これで4週目のベスト10入りですが、1位→4位→9位→5位と推移しており、今後の展開次第ではロングヒットになりそう。またSEKAI NO OWARI「RAIN」は先週の2位よりダウンしたものの今週も4位にランクイン。同作が主題歌となっている映画「メアリと魔女の花」もヒットを記録しているようで、まだまだロングヒットが続きそうな予感がします。

今週のHot100は以上。アルバムチャートはまた明日に!

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2017年7月18日 (火)

至近距離のパフォーマンスに大興奮!

水曜日のカンパネラ IN THE BOX TOUR

会場 DIAMOND HALL 日時 2017年7月7日(金) 19:15~

個人的に今、最もはまっているミュージシャンのひとり、水曜日のカンパネラのライブに行ってきました。彼女のライブに行くのは正真正銘これがはじめて。昔はライブで鹿の解体を披露したり奇抜なパフォーマンスを行っていた、という噂を聞いたことがあったのですが、どのようなステージを見せてくれるのか、非常に楽しみにしながら会場に足を運びました。

会場に入ってまず驚かされたのはステージ上に設置された大きなモニュメント。たらいでつくられた大きな木のようなモニュメントと向日葵の形の鏡のような大きなモニュメントが設置されており、ファンタジックな雰囲気のセットになっていました。

ライブは開始予定時間10分後にスタート。最初は水泡の音が鳴る中、エフェクトがかけられたコムアイの歌がまず流れ出してライブセットと同様、ファンタジックな雰囲気でのスタートとなりました。1曲目は「ゴッホ」からスタート。その後「マリーアントワネット」「チャップリン」と続きます。

基本的にステージはコムアイ一人だけ。演奏はカラオケでバンドメンバーは全くいませんでした。序盤は幻想的な雰囲気の中、コムアイがステージ上でちょっと奇妙なダンスを踊りながらのステージ。正直言ってしまえば演奏はカラオケですし、コムアイ一人で淡々と歌うだけのステージに音源は素晴らしいけどライブはいまひとつなんではないか、不安な気持ちになりました。

その後もライブは徐々に盛り上がりつつ、「メロス」ではファンをステージ上にあげて一緒に踊らせました。このパフォーマンスに会場は盛り上がったものの、ファンをステージ上にあげるというのは一般的に終盤のクライマックスで行うような盛り上がるためのお約束のようなパフォーマンス。それを前半にやってしまって大丈夫だろうか、正直、この段階でもそう感じていました。

ただ、前半に感じたライブの不安が解消してきたのがその後の中盤から。「メロス」終了後、ステージには一度幕がかかります。続いてはじまった「バク」では最初、幕の向こうでシルエットの状態でコムアイが踊っていたかと思うと、ステージ上の幕がいきなり持ち上がり、客席の上を後ろの方に滑っていきます。そして幕に覆われた客席の中心にいきなりコムアイが!ライブハウスという狭い会場ながらも客席の中にセンターステージをつくって至近距離でのパフォーマンスにいきなりビックリしてしまいました。

さらにその後、客席の中を様々な場所へ移動。一時は私のいた場所のほんの1m程度向こうという超至近距離でその歌声を聴くこともできて大興奮!さらには2階席にまで移動。ちょうどコムアイがあらわれたあたりには小さな子供連れの家族がいたみたいで、子供たちも大喜びのようでした。

その後もセンターステージなどで「ライト兄弟」を披露しつつ会場は大盛り上がりの中、再び前方のステージ上へ。続く「ツチノコ」ではピラミッド型のかぶりものが登場。ここに虹色の光をあててなぜかピンクフロイド「狂気」のジャケ写を再現したようなパフォーマンスが。さらに続く「ミツコ」では冒頭の歌詞を忘れてしまうというちょっとしたトラブルが。ただ会場のファンが大合唱でフォローしておりコムアイに「なんで私より知ってるの?」なんて言われていました。

ここからライブは終盤に。終盤は会場はディスコさながらにダンサナブルなナンバーの連続で一気に会場のテンションはあがっていきます。「シャクシャイン」では会場みんなで北海道の地名を連呼!みんな歌詞をスラスラと歌えてちょっとビックリしました。さらに「世阿弥」と続き本編ラストはおなじみの「桃太郎」へ。ここでコムアイは大きな風船のボールの中に入り客席にダイブ!客席の中でみんなにボールをまわされながら会場全体のテンションは最高潮へ。最後は無事ステージ上に戻り、ライブ本編は終了となりました。

その後はもちろん盛大なアンコールへ。比較的短いスパンで再びコムアイはステージへ。ここで簡単なMCでライブグッズの紹介をした後「一休さん」、そして「アマノウズメ」へ。「アマノウズメ」では再び客席の中を進み、黒いダンボール箱を取り上げたかと思うと、中からミラーボールが。ミラーボールで観客席を照らし、盛り上げていました。

最後は再びセンターステージへ進み「マルコ・ポーロ」で締めくくり。ラストはまた幻想的な雰囲気となり、最初とおなじく静かな水泡の音が鳴る中、ライブが終了。きちんと一番最初と最後がつながるきれいな構成となっていました。

約1時間半のステージ。MCは途中、軽いMCが数度あった程度で基本的には歌とダンスのみでつながるステージになっていました。選曲は最新アルバム「SUPERMAN」の曲だけではなく懐かしい曲からおなじみのナンバーまで万遍なく選曲されており、いわばベスト的な選曲。正直、昔の曲より最近の曲の方が盛り上がっていましたが、満足感のあるセットリストだったと思います。

上にも書いた通り、最初はあまり盛り上がれず、ちょっと不安に感じたライブでしたが、途中からコムアイが観客席の中に飛び込んで歌うパフォーマンスに大興奮。後半は最近の曲を中心にアゲアゲに盛り上がるダンスチューンが連続して一気に会場のテンションもあがっていき、気が付けばそのステージにすっかりはまっている自分がいました。

バンドメンバーなしのカラオケの状態でのライブでコムアイ一人だけのステージながらも、次から次へと登場するパフォーマンスに惹かれる非常に楽しいエンタテイメント性高いステージになっていました。彼女たちの楽曲にはすっかりはまりまくっている私ですが、ライブも予想以上に楽しい内容ですっかりはまってしまいました。本当に水曜日のカンパネラ、素晴らしいミュージシャンですね。また彼女たちのライブは是非とも足を運びたいです!

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2017年7月17日 (月)

「バンドメンバー」として参加してきました。

清 竜人TOWN全国ツアー

会場 SPADE BOX 日時 2017年7月6日(水) 20:00~

Town1

最近では清竜人25というアイドルグループを立ち上げたことでも話題となった男性シンガーソングライター清竜人。その「25」の活動を休止し、活動をスタートさせたのがTOWNというプロジェクト。これは清竜人とリスナーの関係性を演者と観客という関係ではなく同じバンドの一員として同じ目線でライブを楽しもうというコンセプトの下にはじまったプロジェクト。その後、音源が無料で公開され、ライブでは楽器の持ち込みを自由として、みんなでライブに参加するというライブが行われました。

個人的にこの企画には非常に興味を惹かれ、名古屋でもライブが行われたということで参加してきました。場所は新栄町のSPADE BOXというライブハウス。はじめて足を運んだライブハウスでしたが、ダイアモンドホールと同じビルの地下1階に位置する新しくきれいな箱でした。

ライブは20時10分過ぎにスタート。バンドセットはステージ上ではなくステージの下に置かれ、ライブスタートと共にいきなり清竜人が登場。清竜人は上半身裸。背中には入れ墨が・・・。ただ髪形はモヒカン、ではなく、デビュー当初の彼のように、真ん中訳のストレートヘアーの髪形になっていました。「TOWN」を短く演奏した後、「それでいい!それがいい!」では会場全体で盛り上がり、いきなり会場に一体感をもたらしました。

通常の客席スペースにバンドセットが置かれたため、観客の入りはおそらく満員の会場の7割程度といった感じでしょうか。楽器が持ち込み自由ということで、鈴やカスタネットを持ち込んで一緒に打ち鳴らしているファンも目立ちました。中にはドラゴンズの応援バットを持ち込んだ人がいたのも名古屋らしい感じ(笑)。それ以外もみんなこぶしを振り上げて一緒に歌を歌い、ライブに参加していました。

Town2

基本的にTOWNの曲はパンキッシュなナンバーがメイン。非常にシンプルなメロディーラインと歌詞で、なおかつみんなで合唱できるような曲ばかりが並んでいます。誰でも簡単に参加できるように、といった感じなんでしょうね。それだけに会場では大盛り上がりの状態が続きます。「やりたくないぜ!」「青春」と続き、さらに「I Don't Know! I Don't Care!」では清竜人本人が観客スペースの真ん中まで登場。みんなで輪になって大盛り上がりとなりました。

「縮んでどこにもありゃしない!」を挟み、清竜人はおもむろにステージ上へ。このライブハウスでは会場にピアノがあるということで、特別にピアノの演奏で「糞小便の歌」を披露。その後も「おい!ハゲ!ボケ!カス!」でもピアノの演奏を披露し盛り上がります。「大丈夫!大丈夫さ!」では再びステージ下へ降りて盛り上がり、「ケツの穴ちっちゃいね!」ラストは「ほどほどに生きましょう!」で締めくくりとなりました。

Town3

ライブは30分強程度。終わりはあっけなくいきなり清竜人が去って行ったといった感じで、最初は「あれ?終わったの?」と思ってしまったほどでした。正直かなりあっという間のライブだったのですが、まあ無料のステージだったから仕方ないかな・・・。

みんなで演奏というスタイルのライブだっただけにかなり音量は大きく、音が悪かったのはちょっと残念。また、みんなで歌うスタイルなら、プロジェクターで歌詞を映し出すとか、当日、歌詞カードを配るとかすればよかったようにも思うのですが、そこもちょっと残念でした(セットリストについては事前にTwitterでアップされていたみたいですが)。

ただ、ライブ全体としては会場全体が大盛り上がりの非常に楽しいステージでした。もともとTOWNの楽曲がすべて盛り上がるために作られた曲ということもあるのですが、みんなで曲を作り上げるというスタンスの元でのプロジェクトだけに参加したファンはみんなライブに参加する気持ちが強く、会場全体が一体となって盛り上がっていたのが印象的でした。

30分が本当にあっという間に感じられたステージ。このTOWNというプロジェクト、おもしろいプロジェクトだなと感じたのですが実際にライブに参加してみて、その思いがより強まりました。おそらく今年中にライブアルバムがリリースされると思うのですが、私もTOWNの一員として参加したそのアルバムの発売がとても楽しみです。

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2017年7月16日 (日)

すべてのシングルを網羅

Title:HIROKO TANIYAMA 45th シングルコレクション
Musician:谷山浩子

1972年のデビュー以来、根強い支持を集め長くにわたり活動を続けてきた女性シンガーソングライター谷山浩子。そのデビュー45周年を記念してシングルベストがリリースされました。3枚組となる本作はデビューシングル「銀河系はやっぱりまわってる」から2012年にリリースした現時点での最新シングル「同じ月を見ている」までのシングル曲すべてをカップリングを含めて収録したアルバムとなっています。

デビューから45年、コンスタントに活動を続けてきた彼女ですが、実は私、彼女の曲をこれだけまとめて聴くのは今回がはじめて。もちろんその名前は昔から知っていたのですが、彼女のシングル曲をデビュー作から最新作まではじめてまとめて聴いてみました。そこでまず感じたのは彼女の作風がその時期にあわせてかなり変化しているな、ということでした。

デビュー曲「銀河系はやっぱりまわってる」はプログレロック風な作品になっており、まずかなりビックリさせられます。ところがそのカップリング曲でもあった「天使のつぶやき」はフォーク風の作品。しかし「河のほとりに」からはグッと雰囲気が変わり、哀愁たっぷりのメロディーに悲しい別れや片想いの歌が多い歌謡曲的な楽曲が続きます。

と思えば80年代の「カントリーガール」あたりからはむしろニューミュージックの色合いが強い楽曲になりますし、その後は徐々に比較的シンプルなアレンジながらもファンタジックな色合いの強い楽曲へと変化していきます。いい意味で言えば、その時代時代の雰囲気にあわせて柔軟に変化していったと言えるのですが、一方ではサウンド面で「これが谷山浩子だ」と言えるような強い個性が若干希薄なようにも感じました。

もっとも一方ではそんな変化していく楽曲の中でも谷山浩子としての共通点を感じる部分があって、それがデビュー当初から最近の作品まで共通している、どこか非現実的、幻想的に感じるその世界観。それも時代時代により強弱があるのですが、この世界観は一貫しています。またこの幻想的な世界観は80年代後半あたりからサウンド面にも強く反映されるようになってきてより顕著になってきたように感じます。

おそらく谷山浩子の曲としてもっとも知名度が高い曲のひとつとしてNHK「みんなのうた」で人気を博した「まっくら森の歌」があるかと思います。この曲、シングルカットはされていないのですが、2012年のシングル「同じ月を見ている」のカップリングとして収録されたため本作にも収録されています。もともと1985年に放送された曲らしいのですが、不思議な世界観の歌詞と、それにマッチしたサウンドがとても魅力的な曲。アルバム全体を通じて聴くと、谷山浩子サウンドの一種の完成形のように感じました。

ただ一方、70年代の歌謡曲路線の楽曲にも強い魅力を感じます。特に歌詞の世界はかなり悲しい恋愛模様を描いたものが多いのですが、どこか非現実的な表現にちょっと怖さを感じるような歌詞が多く、強い印象に残ります。個人的にはどこか柴田淳に近いものを感じる部分も。メロディーはちょっとベタな歌謡曲といった感じの曲も多いのですが、聴き終わった後、不思議な感覚を覚えるような楽曲も多く収録されています。

谷山浩子といえば一部で熱狂的な支持を集める根強い人気を誇るミュージシャンなのですが、一方で他人への提供曲を除き大きなヒット曲はありません。確かに時代時代で作風が変化しているため、谷山浩子サウンドというものをあまり強く感じられない点や、特にメロディーの面でわかりやすいインパクトある曲が少ないという点から、大きなヒット曲がないという理由はわかるようにも思います。ただ歌詞の面では確実にその世界観を確立しており、魅力的な楽曲が多く収録されているベスト盤でした。特にその歌詞の世界観ゆえに聴いた後にちょっと不思議な感触を覚える楽曲が多く、それが彼女の大きな魅力のように感じます。3枚組でボリューム感あるベスト盤でしたが、はじめて彼女に触れる方にも最適なベスト盤でした。

評価:★★★★★

谷山浩子 過去の作品
ひろコーダー☆栗コーダー(谷山浩子と栗コーダーカルテット)

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2017年7月15日 (土)

文字通り「初のオールタイムベスト」

Title:YUZU 20th Anniversary ALL TIME BEST ALBUM 「ゆずイロハ 1997-2017」
Musician:ゆず

タイトル通り、デビューから20年を迎えたゆずの初となるオールタイムベスト。最近、「初のオールタイムベスト」を名乗るベスト盤が多くリリースされています。ただ、その自称「初のオールタイムベスト」の中には、つい数年前に同じく通常のベスト盤を出しているミュージシャンも少なくなく、「この前リリースしたベスト盤とどこが違うの?」と思ってしまうケースも少なくありません。

ゆずに関しても最初は「あれ?この前ベスト盤出したばっかりじゃ・・・?」と思ったのですが、彼らの場合、いままで3枚のベスト盤をリリースしてきましたが、いずれも1997年~2000年、2001年~2005年、2006年~2011年とベスト盤同士の収録曲が重ならないように期間を区切っており、そういう意味では文字通り、キャリア通じてのオールタイムベストはこれが初のリリースとなります。

ゆずといえばご存じの通り、横浜桜木町でのストリートライブで人気を集めたことがデビューのきっかけ。ゆずのブレイク後、一時期街角という街角にストリートミュージシャンがあふれ、一種のブームとなりました。

彼らのデビューシングルでありこのベスト盤の1曲目に入っている「夏色」はまさにそんなストリート時代の空気をそのままパッケージした楽曲。基本的にアコースティックギターがメインの構成のシンプルなポップソングでストリートの現場がそのまま伝わってくる勢いと瑞々しさを感じます。

ただ今回のオールタイムベストを聴いてあらためて感じたのは彼らがデビューから20年たった今でもストリートのあの頃の雰囲気をそのまま持っている、ということでした。もちろんアコースティックギターのみで曲を奏でていた20年前から彼らも様々な曲に挑戦しています。ストリングスやピアノなどを入れてスケール感のある曲も数多く披露しています。しかし、基本的な路線はデビュー当初から今に至るまで変わらないように感じました。具体的に言えば彼らの曲はおそらく今、彼らが2人だけでストリートに出てアコギ1本で演奏してもしっかりと映えるような曲ばかり。それはどの曲もシンプルなメロディーラインと歌詞で成り立っているから、という言い方もできるかもしれませんが、ストリート時代の曲の作り方は今に至るまでそのスタンスはほとんど変わっていないように感じます。

今回のアルバムに関しても1曲目にデビューシングル「夏色」が来たかと思えば2曲目にいきなり「栄光の架橋」と続きます。ご存じアテネ五輪のNHK中継テーマソングとして大ヒットしたこの曲はストリングスを大胆に入れ、少々仰々しいアレンジが印象的な楽曲。アレンジという観点で言えばストリートに直結している「夏色」とは対照的な曲なのですが、この2曲を並べて聴いても意外なほどに違和感がありません。それだけ彼らの曲は根本の部分に大きな変化がないことの証拠ともいえるでしょうし、彼らもひょっとしたらそれを示すためにあえてこの2曲を並べたのかもしれません。

ちなみに今回のベスト盤でユニークなのは3枚のCDの最後に、それぞれいきものがかり、back number、SEKAI NO OWARIとのコラボでゆずの曲をカバーしています。これが3バンドとも彼らの色とゆずの色がしっかりと混じっていてなかなかユニークなコラボになっています。いきものがかりとの「イロトリドリ」はさすが両者ともストリート出身なだけに息もピッタリ。back numberとの「サヨナラバス」はバンドサウンドが入って分厚いサウンドとなり原曲とはちょっと雰囲気が異なる曲に。そしてセカオワとの「悲しみの傘」はセカオワらしいキラキラした音作りがゆずの世界観とはちょっと異なるものの、これはこれでなかなかおもしろい組み合わせになっていました。

全3枚組というボリューム感あるベスト盤でしたが、どの曲もポップなメロディーと心に響く歌詞ばかりであっという間に聴けてしまったアルバムに。懐かしい曲からここ最近の曲まで並んでいるのですが、要所要所にきちんと耳に残るヒット曲を20年間断続的にリリースしているのはさすがといった感じでしょうか。まだまだ彼らの活躍は次の20年間もその先も続いていきそうです。

評価:★★★★★

ゆず 過去の作品
WONDERFUL WORLD
FURUSATO
2-NI-
YUZU YOU[2006-2011]
LAND
新世界
二人参客 2015.8.15~緑の日~
二人参客 2015.8.16~黄色の日~

TOWA

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2017年7月14日 (金)

まさかの17年ぶりの新作

Title:in・ter a・li・a
Musician:At The Drive-In

2000年にリリースしたアルバム「Relationship Of Command」が日本でも大きな話題となったロックバンド、At The Drive-In。その後の大きな飛躍が期待された矢先にバンドは解散を発表。メンバーのうちボーカルのセドリック・ビクスラーとギターのオマー・ロドリゲスはThe Mars Voltaを、ギターのジム・ワードとベースのポール・ヒノジョス、ドラムスのトニー・ハジャーはSPARTAをそれぞれ結成し、活動を続けていました。

しかし、2011年にバンドはなんと再結成。その後、残念ながらジム・ワードは脱退してしまったもののついに待望となるニューアルバムがリリース。実に17年ぶりとなるファンにとっては待ちに待ったアルバムが完成しました。

その久々となるニューアルバムなのですが、率直に言って非常にカッコいいアルバムだな、と感じます。久々の新作の冒頭を飾る「NO WOLF LIKE THE PRESENT」からズシリと重いサウンドながらも疾走感あるギターが心地よいダイナミックなナンバー。まずロックを聴く快感さ、ダイナミズムを体現できるような楽曲になっています。

基本的にジムが脱退してしまったことからイメージ的にはThe Mars Voltaにつながるバンドという感じが強いのですが、楽曲的にはThe Mars Voltaよりも疾走感あってパンキッシュな楽曲が多く、The Mars Volta以上にロックリスナーへの訴求できそうなアルバムになっているように感じました。

その後も「GOVERNED BY CONTAGIONS」「PENDULUM IN A PEASANT DRESS」など疾走感あるヘヴィーな楽曲が続き、いい意味で耳なじみやすく聴きやすさを感じる楽曲が並びます。構成としてはThe Mars Voltaほどの複雑さはないのですが、それでもプログレからの影響も感じる凝った構成も随所で見ることができ、The Mars Voltaと同様、何度か聴くうちに出てくる味わいも持ったアルバムとなっています。

解散前の傑作アルバムだった「Relationship Of Command」に比べると若干見劣りしてしまう部分は否めませんし、ダイナミックさ、エモさに関しては前作の方が身体にズシリと響いてくるような魅力はあったのですが、これはこれで傑作アルバム。少なくとも17年待ったファンにとっては十分楽しめるアルバムだったと思います。今後はコンスタントに活動を続けていくのでしょうか。これからの彼らの活動も楽しみです。

評価:★★★★★

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2017年7月13日 (木)

スピッツ強し!

今週のアルバムチャート

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今週はスピッツのシングルコレクションが1位を獲得しました。

「CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-」が初動売上13万1千枚で見事1位獲得となりました。2006年にリリースされた「CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection」「CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection」のリマスター盤に、あらたにこの2枚のシングルコレクションの後にリリースされたシングルをまとめた「CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection」をまとめて3枚組のボックス盤としてリリースされたもの。3枚中2枚は過去にリリースされたアルバムのリマスターかつ定価4,000円強という決して安くない設定ながらも1位獲得となりました。なお、今回あらたに加わった「CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection」は単品での発売。こちらも初動1万枚で8位にランクインしています。

なお直近のアルバム「醒めない」は初動8万3千枚(2位)でしたので、ボックス盤はこちらよりアップ。以前リリースされた「CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection」「CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection」は前者が初動17万9千枚(2位)、後者が初動16万3千枚(3位)なのでさすがにこちらよりはダウンしていますが、2006年からのCDをめぐる販売状況の違いや、ボックス盤の3枚のうち2枚はリマスター再発でかつ残り1枚も別途単品で販売されていることを考えれば大健闘な結果と言えるでしょう。また、このシングル集と同時リリースで過去の全アルバムのアナログ盤がリリースされましたが、こちらも全作品がベスト100入りしてくるという快挙を達成。スピッツ強し!を強く印象づけられた今週のチャートでした。

2位初登場はEXILEの弟分グループ、GENERATIONS from EXILE TRIBE「涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた」がランクインしてきました。初動売上9万4千枚は前作「SPEEDSTAR」の7万1千枚(1位)からアップしています。

3位には先週2位の韓国の女性アイドルグループTWICE「#TWICE」がワンランクダウンでベスト3をキープしています。

続いて4位以下の初登場盤です。まず4位にニコニコ動画で人気を集める男性ボーカルグループ浦島坂田船「Four the C」が入ってきました。初動売上は2万9千枚。前作「CRUISE TICKET」の1万4千枚(5位)からアップしています。

5位にはthe HIATUSでの活動でも知られる細美武士率いるロックバンドMONOEYESの2枚目となるアルバム「Dim The Lights」がランクインしてきました。初動売上は2万8千枚。前作「A Mirage In The Sun」の3万4千枚(3位)よりダウン。

7位初登場は三浦祐太朗「I'm Home」が入ってきました。ご存じかの三浦友和と山口百恵夫妻の長男。以前はPeaky SALTというロックバンドでも活動していました。本作は母親である山口百恵の曲をカバーしたアルバム。以前の彼のアルバムはいずれもベスト100にも入れないレベルだったのですが、本作は母親の曲のカバーということで話題になったこともあり初動1万1千枚でベスト10ヒットとなりました。ただ・・・100%親の七光り型のヒットであまりにも情けないなぁ。この手のカバーはやっちゃいけない禁断の実だと思うのですが。ミュージシャンとしてのプライドはないのでしょうか。

最後10位にはLOVE PSYCHEDELICO「LOVE YOUR LOVE」がランクイン。途中、ベスト盤やライブ盤のリリースはあったのですがオリジナルアルバムとしては4年ぶりとなる新作。初動売上7千枚は前作「IN THIS BEAUTIFUL WORLD」の1万1千枚(5位)からダウン。少々厳しい結果となっています。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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2017年7月12日 (水)

今週もジャニーズ系

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

今週も先週に続きジャニーズ系が1位獲得。Hey!Say!JUMP「Precious Girl」が1位となりました。コーセーコスメポート「フォーチュン」CMソング。化粧品のCMソングらしい爽やかなサマーポップ。CD売上・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)及びPCによるCD読取数で1位を獲得した一方、ラジオオンエア数では24位、Twitterつぶやき数では15位に留まっています。オリコンでは初動25万5千枚で1位獲得。前作「OVER THE TOP」の27万1千枚(1位)よりダウンしています。

2位にはSEKAI NO OWARI「RAIN」が先週の5位からランクアップ。シングルリリースにあわせてベスト10入り3週目にしてこの位置まであがってきました。実売数2位の他、ラジオオンエア数及びPCによるCD読取数で3位、Twitterつぶやき数10位といずれも高順位を記録しています。オリコンでも今週、初動売上5万8千枚で2位を記録。前作「Hey Ho」の5万9千枚(3位)より微減となっています。

3位はBUMP OF CHIKEN「記念撮影」が初登場でランクイン。日清カップヌードルCMソング。配信オンリーのシングルとなります。実売数3位、ラジオオンエア数6位と上位にはいってきた一方、Twitterつぶやき数は21位、You Tube再生回数は31位と若干足を引っ張る結果になっています。ただ配信オンリーでここまで上位に食い込むあたり、バンプの人気の高さを感じます。

続いて4位以下の初登場曲です。まず5位にAAA「No Way Back」がランクインしています。実売数4位、PCによるCD読取数5位を記録した一方、ラジオオンエア数は19位、Twitterつぶやき数17位、You Tube再生回数は18位に留まっています。楽曲はエレクトロファンクポップでいかにもいまどきの売れ線の中心線を走っているような感じ。オリコンでは初動3万4千枚で3位初登場。前作「MAGIC」の4万3千枚(3位)からダウンしています。

7位にはジャズやソウル、ファンクなどの要素を取り入れたブラックミュージックテイストの強いロックを奏でることで今、もっとも話題となっているバンド、Suchmos「WIPER」がランクインしています。実売数6位、PCによるCD読取数14位である一方、ラジオオンエア数では見事1位を獲得。まあ、このタイプの音楽はラジオ受けしそうではありますが。ちなみにオリコンでは同作が収録された「FIRST CHOICE LAST STANCE」が初動売上2万7千枚で初登場4位を獲得。ちなみにCDシングルが本作が初となります。

8位はGENERATIONS from EXILE TRIBE「空」が先週の24位からランクアップして初のベスト10入り。映画「兄に愛されすぎて困ってます」主題歌。アルバム「涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた」収録曲で同じくEXILEの弟分ユニットDEEPが2010年にリリースした「SORA~この声が届くまで~」のカバーとなります。実売数5位、You Tube再生回数8位を記録。一方、ラジオオンエア数は65位、Twitterつぶやき数は45位に留まっています。

最後10位には女性アイドルグループフェアリーズ「恋のロードショー」がランクイン。実売数は7位ですが、PCによるCD読取数は76位。8種同時リリースなので、複数枚買いの影響も大きそう。ちなみにオリコンでは初動2万3千枚で6位初登場。前作「Synchronized ~シンクロ~」の2万枚(4位)から若干アップしています。

ちなみに今週は初登場が多かった影響でロングヒット組は不調。先週までベスト10をキープしていた平井堅「ノンフィクション」は15位にランクダウンしてしまいました。一方、ロングヒットの兆しを見せるのがTWICE「TT」。先週の3位からランクダウンしたもののいまだに4位をキープ。特にYou Tube再生回数では3週連続1位をキープしており、その強さを感じます。ベスト10入りはこれが3週目ですが、最初のランクインから今週で37週目を記録しており、今後のロングヒットが予想できます。

今週のHot100は以上。明日はアルバムチャート。

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2017年7月11日 (火)

ドリーミーでポップな楽曲が心地よい

Title:Volcano
Musician:TEMPLES

前作「SUN STRUCTURES」がノエル・ギャラガーやジョニー・マーに大絶賛されたということで話題となったイギリスの4人組ロックバンド。その彼らの約3年ぶりとなるニューアルバムがリリースされました。

話題となった前作「SUN STRUCTURES」はリバーブがかかったノイジーなギターにキュートなメロディーが印象的な作品に仕上がっていました。今回の作品に関しても基本的にその延長線上といった感じでしょうか。リバーブがかかりまくったノイジーなギターに非常にキュートでポップなメロディーラインが耳を惹くアルバムになっています。

「(I Want To Be Your)Mirror」は哀愁感あるメロディーラインが日本人の琴線にも触れそうなインパクトがありますし、「Celebration」はミディアムテンポながらもスケール感のある、タイトル通りの祝祭色が豊なナンバー。ラストを飾る「Strange Or Be Forgotten」も明るさを感じるインパクトあるポップチューンに仕上がっています。

また前作で大きな魅力だったドリーミーな雰囲気も健在。シンセとギターの音で非常に分厚い音を楽しめる「Born Into the Sunset」などがその典型例でしょうか。ドリーミーなサウンドの中で鳴り響くギターリフはどこかマイブラっぽさを感じられたりして、シューゲイザー好きにはかなりはまりそうな楽曲になっています。

基本的には前作の路線を引き継いだ本作ですが、ただ前作に比べるとシンセのサウンドが増えてエレクトロ色が強くなったような印象を受けます。例えば「Open Air」などはシンセの音が前に出てエレクトロポップという色合いが強い楽曲になっていますし、他の曲に関してもシンセの音が目立つ印象を受けました。

とはいえ全体的には前作の印象を大きく変えるものではなく、前作を気に入った方にとっては間違いなく楽しめる傑作アルバムだったと思います。前作の踏襲という点で目新しさが減った反面、前作で気になったメロよりもサウンドを押し出したような楽曲が減り、後半まで基本的にポップなメロ主導の楽曲が並んでいました。前作はバンドとしての足腰の弱さを感じました。本作で決定的に強くなったという印象を受けたわけではありませんが、バンドの弱点をあまり表に出さない曲づくりは上手くなったように感じます。

話題になり全英チャート7位といきなりベスト10入りした前作に比べて本作は最高位23位にとどまったようで、売上面での失速ぶりは気になるところなのですが・・・ただ内容的には前作に負けず劣らずの傑作だったと思います。今年のフジロックへの出演も決定したみたいですし、日本での盛り上がりに期待したいところです。

評価:★★★★★

TEMPLES 過去の作品
SUN STRUCTURES

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