2024年5月24日 (金)

そろそろブレイクしていいと思うのですが。

Title:ミーンミーンミーン☆ゾーンゾーンゾーン
Musician:マハラージャン

スーツ姿にターバンとかなりインパクトのあるいで立ちに、その名前が、一度聴いたら忘れられないようなインパクトのある男性シンガーソングライター、マハラージャン。ただ、その楽曲は、コミカルさを含みつつ、ファンクやソウル、シティーポップの要素を取り入れた音楽性が魅力的。かなり強いフックの効いたメロディーラインもあって、楽曲自体も、彼自身のインパクトに負けないくらいのインパクトのあるミュージシャンで、個人的には、今、もっとも注目しているミュージシャンの一人。今回紹介するのは、そんなマハラージャンの、4枚目となるフルアルバムとなります。

今回のアルバムも、そんなユニークさがありつつ、インパクトのあるポップチューンが並ぶ作品に仕上がっています。1曲目「蝉ダンスフロア」は、長く土の中で過ごす蝉への讃歌を、ディスコのリズムで歌った曲。続く「ラジオネーム オフトゥン大好き」も、タイトル通りの布団の気持ちよさを歌ったナンバーなのですが、この曲は水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミが参加したエレクトロダンスチューン。作詞作曲はマハラージャンとケンモチヒデフミの共作なのですが、途中の言葉の使い方とか、まさに水曜日のカンパネラを彷彿とさせるような部分もあったりするのが楽しいところです。

「波際のハチ公」も、軽快でリズミカルなシティポップの楽曲。ストレートな表現ではないのですが、あのハチ公が海に出かけるストーリー・・・なのでしょうか。アルバムのタイトルチューン的なナンバーなのが中盤の「ゾーンに入ってます。」で、「ゾーンに入る」という今どきの言葉を用いつつ、メランコリックで力強いピアノロック調の楽曲なのが特徴的。アニメタイアップのついた「くらえ!テレパシー」はいい意味でタイアップ曲らしい、爽やかで疾走感のあるポップチューン。エレクトロサウンドやピアノ、バンドサウンドも取り入れた賑やかなサウンドも楽しい楽曲に仕上がっています。

そして毎回、彼のアルバムのラストはカバー曲で締めくくっているのですが、今回のカバー曲はブラックビスケッツの1998年の楽曲「タイミング」。テレビのバラエティー番組から誕生した楽曲なのですが、今から聴くと、かなりファンクの色合いも強い楽曲で、マハラージャンの楽曲にもピッタリとマッチするようなカバーになっています。アラフィフ世代にとっては、懐かしさを感じつつ楽しめるカバーになっていました。

楽曲にインパクトもあるし、音楽性としてもソウルやファンクを取り入れた楽曲にはミュージシャンとしての実力を感じさせますし、ユーモアセンスも楽曲の音楽性を邪魔しない範囲で、ほどよいインパクトを与えていますし、いい意味でヒットポテンシャルのあるミュージシャンだと思います。確かに注目されているミュージシャンではあるのですが、もっともっと売れてもいいと思うのですが・・・。その名前やいで立ちがインパクトありすぎて、変なコミックミュージシャンだと思われて、逆に邪魔をしているのかなぁ。うーん。今回も文句なしに年間ベストクラスの傑作。是非とも聴いてみてください!お勧めです!!

評価:★★★★★

マハラージャン 過去の作品
僕のスピ☆なムン太郎
正気じゃいられない


ほかに聴いたアルバム

不器用な私だから/ヤングスキニー

本作にも収録されている「ベランダ feat. 戦慄かなの」がTikiTokチャートで1位を獲得するなど、人気上昇中の4人組バンドのEP盤。その大ヒットした「ベランダ」は、最近、よくありがちなミディアムテンポのラブバラードナンバーで、ちょっと保守的すぎる傾向は気になるところ。そのくせ、本作に収録している「精神ロック」ではやけに自分たちのロックなスタンスを前に押し出しているので、そこのギャップに違和感も覚えます。後半はロック色が強い作品が並ぶだけに、バンドとしてはもうちょっとロックな方向性に行きたいのでしょうか。メロにもそれなりにインパクトあるし、悪いバンドではないとは思うのですが、最近、この手のバンドはよくありがちだな、とも思ってしまった部分も。

評価:★★★★

CANDLE SONGS/a flood of circle

全5曲入りのミニアルバム。表題曲でもある「キャンドルソング」は、アジカンの後藤正文プロデュースということでも話題に。a flood of circleのアルバムは、ポップとヘヴィーの差が激しく、ポップ路線の時は駄作が多い、というイメージがあります。しかし、今回のアルバムは全体にポップ寄りの作品になっていたのですが、ベタなJ-POP的なメロディーに陥っているような違和感もなく、ヘヴィーなロックと同じ延長線上で楽しめるような、ロックだけどポップなアルバムに仕上がっていました。

評価:★★★★

a flood of circle 過去の作品
泥水のメロディー
BUFFALO SOUL
PARADOX PARADE
ZOOMANITY
LOVE IS LIKE A ROCK'N'ROLL
FUCK FOREVER
I'M FREE
GOLDEN TIME
ベストライド
"THE BLUE"-AFOC 2006-2015-
NEW TRIBE
a flood of circle
CENTER OF THE EARTH
HEART
2020
GIFT ROCKS
伝説の夜を君と
花降る空に不滅の歌を

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2024年5月23日 (木)

話題のトリビュートアルバムが1位獲得!

今週のHot Albums

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

話題のトリビュートアルバムが見事1位獲得です。

なんと今週1位は「TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40TH CELEBRATION-」がCD販売数及びダウンロード数いずれも1位を獲得し、総合順位でも1位獲得。タイトル通り、宇都宮隆、小室哲哉、木根尚登のメンバーで、特に80年代から90年代にかけて一世を風靡した3人組ユニットTM NETWORK。1994年の「プロジェクト終了」後、散発的に再結成を繰り返し、2024年は結成40周年を迎えています。その彼らの代表曲を様々なミュージシャンがカバーしたトリビュートアルバム。特にB'zが「Get Wild」をカバーしたということで大きな話題となっています。

直近のオリジナルアルバム「DEVOTION」でもビルボードで最高位5位。2020年にリリースしたベストアルバムでもビルボードではベスト10入りを果たしていない中、トリビュートアルバムが1位獲得というのは、Disc2は本人たち歌唱の「ベストアルバム」的な構成とはいえ、ちょっと複雑な気持ちにはなります。特に「Get Wild」はちょっとネットミーム的に騒がれ過ぎな感もあるので・・・。オリコン週間アルバムランキングでも初動売上2万7千枚で2位初登場となっています。

2位にはimase「凡才」が初登場。CD販売数及びダウンロード数3位。主にTikTokにおいて動画が話題となっている男性シンガーソングライターで、本作がデビューアルバム。Hot100では「NIGHT DANCER」の38位が最高位のようですが、TikTokで話題となった楽曲をあつめたこのアルバムではいきなり2位と上位にランクインしてきました。オリコンでも初動売上1万1千枚で3位に初登場しています。

3位は韓国の男性アイドルグループSEVENTEEN「17 IS RIGHT HERE」が先週と同順位をキープしています。

続いて4位以下ですが、4位には角松敏生「MAGIC HOUR ~Lovers at Dusk~」が初登場。ベテランの根強い人気を感じます。7位は韓国の男性アイドルDOYOUNG「YOUTH」がベスト10初登場。韓国の男性アイドルグループNCTのメンバーによるソロ作。8位初登場はモーニング娘。'23「モーニング娘。'23 コンサートツアー秋『Neverending Shine Show ~聖域~』譜久村聖 卒業スペシャル」。配信限定のライブアルバム。9位には「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! ジュビリー」がランクインしています。


今週のHeatseekers Songs

https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=heat_seekers

Heatseeekers1位はKERENMI「世界 feat. Moto from Chilli Beans. & Who-ya Extended」が獲得。YUKIやSuperflyへの楽曲提供や数多くのミュージシャンへのプロデュースワークでもおなじみの蔦谷好位置の変名プロジェクト。同作は「NEW VEZEL Honda SUV」のCMソングにも起用され、今週のラジオオンエア数で1位を獲得。Heatseekersチャートでも見事1位獲得となりました。


今週のTikTok Weekly

https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=tiktok

TikTok Weeklyは今週も韓国の女性アイドルグループILLIT「Magnetic」が1位を獲得。これで5週連続の1位となっています。TikTok Weeklyで今、話題となっているのが今週3位にランクインしているandymori「すごい速さ」。andymoriは2007年に活動を開始し、2014年には解散した3人組バンド。叙情感のある楽曲は音楽リスナーの高い評価を集めたのですが、当時はアルバム1枚がベスト10ヒットを記録した程度で、大ブレイクとまでは至りませんでした。ただ、なぜかここに来て、TikTokで、この曲に合わせて身体を回転させるダンス動画が流行し、TikTokチャートで上位にランクインしてきています。andymoriは私もとても良いバンドだと思っていただけに、このような形でも広く若い層にまで聴かれるというのはうれしいニュースです。これを機に、もっともっと注目されてほしいなぁ。


今週のニコニコVOCALOID SONGS

https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=niconico

VOCALOID SONGS1位もサツキ「メズマライザー」が先週から変わらず3週連続の1位を獲得。ちなみに同曲はYouTube再生回数で2位、Heatseekersチャートでも8位にランクインしています。

今週のHot Albums&各種チャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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2024年5月22日 (水)

今週も圧倒の1位

今週のHot100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

再び1位で独走中です。

今週もCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が1位を獲得。ストリーミング数は15週、カラオケ歌唱回数は10週、YouTube再生回数も2週連続の1位獲得。ダウンロード数は1位から3位にダウンしたものの、これでベスト10は18週連続、ベスト3は17週連続、1位は3週連続通算16週目の1位となっています。

2位はSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属の男性アイドルグループAぇ!groupのデビュー作「<<A>>BEGINNING」がランクイン。CD販売数1位、ラジオオンエア数3位。オリコン週間シングルランキングでは初動売上62万5千枚で1位初登場となっています。

3位はMrs.GREEN APPLE「ライラック」が先週の4位からランクアップし、2週ぶりのベスト3返り咲き。特に今週、ストリーミング数が3位から2位にアップ。YouTube再生回数も4位から3位にアップしています。テレビ東京系アニメ「忘却バッテリー」オープニングテーマ。アニソンであることもそうですが、ただMrs.GREEN APPLEの人気も上昇しており、今後のロングヒットにつながりそうです。

続いて4位以下の初登場曲ですが、まず7位にハロプロ系女性アイドルグループJuice=Juice「トウキョウ・ブラー」がランクイン。CD販売数2位、ダウンロード数13位、ラジオオンエア数17位。オリコンでは初動売上4万7千枚で2位初登場。前作「プライド・ブライド」の初動4万6千枚(2位)から若干のアップ。

初登場はもう1曲。9位にMY FIRST STORY×HYDE「夢幻」がランクイン。若者層を中心に高い人気を誇るロックバンドMY FIRST STORYと、L'Arc~en~CielのHYDEのコラボという異色の組み合わせの本作は、フジテレビ系アニメ「『鬼滅の刃』柱稽古編」のオープニングテーマに起用されています。今週、Creepy Nutsから奪い取る形でダウンロード数1位を獲得。ダウンロード数以外はランクインしていませんが、ストリーミング配信はされているようですので、今後、ランクインしてきそう。また6月5日にはCDリリースも予定しています。以前の「鬼滅の刃」の楽曲同様、ロングヒットとなるのでしょうか。

またベスト10返り咲き曲も。Vaundy「タイムパラドックス」が先週の12位からランクアップし、2週ぶりのベスト10返り咲き。通算11週目のベスト10ヒットとなっています。

他のロングヒット組は、まずOmoinotake「幾億光年」が5位から4位にアップ。これでベスト10ヒットは連続14週に。ただし、YouTube再生回数こそ7位から6位にアップしたものの、ストリーミング数は2位から3位、ダウンロード数も12位から14位にダウンしています。

tuki.「晩餐歌」も9位から5位に再びアップ。これで25週連続のベスト10入り。ダウンロード数は10位から7位、ストリーミング数は6位から5位、YouTube再生回数も6位から5位と全体的に再び上昇傾向となっています。

また今週、韓国の女性アイドルグループILLIT「Magnetic」が6位にランクインし、8週連続のベスト10ヒットを記録しています。TikTok Weeklyでは1位を走り続けている同曲ですが、Hot100でもロングヒットを記録。ストリーミング数は3週連続の4位を記録しており、今後のヒットも予想されます。

今週のHot100は以上。明日はHot Albums&各種チャート!

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2024年5月21日 (火)

エレクトロサウンドを取り入れつつ、基本的にはいつものジザメリ

Title:GLASGOW EYES
Musician:The Jesus And Mary Chain

先日はRIDEのニューアルバムを紹介しましたが、まさか2020年代になって、RIDEにジザメリが普通にアルバムをリリースしてくる時代が来るとは・・・。80年代インディーギターロックの雄で、特にデビュー作「Psychocandy」はその後のシューゲイザーバンドにも多大な影響を与えたThe Jesus And Mary Chain。2007年に再結成を果たし、2017年には実に19年ぶりとなるニューアルバムをリリース。その後、しばらく新作のリリースはなかったのですが、ここに来て、約7年ぶりとなるニューアルバムがリリースされました。

先日紹介したRIDEは、ほどよく新しいサウンドを取り入れつつ、基本的には昔ながらのRIDEらしさもしっかり維持しているスタイルが特徴的でしたが、ジザメリに関しても同じような傾向を感じます。特に特徴的だったのが中盤の「Jamcod」で、メタリックなエレクトロビートにシンセのサウンドが前面に押し出されたサウンドなのですが、淡々としたローファイなボーカルにグルーヴィーなバンドサウンドはいかにもジザメリらしい作品。途中、しっかりとギターのノイズが楽曲を埋め尽くすような展開も聴かせてくれます。

同曲に続く「Discotheque」も同様。タイトルそのままのディスコ調のエレクトロビートながらも、ローファイでグルーヴィーなバンドサウンドが重なるスタイルで、こちらもいわばジザメリ流のディスコサウンドと言えるかもしれません。「Silver Strings」も同様で、リズミカルな打ち込みのサウンドにローファイなボーカルが特徴的。エレクトロサウンドを取り入れつつも、マンチェサウンドっぽい作風は、そのままジザメリっぽさとも言えるでしょう。

今回のアルバムはこのように、シンセのサウンドを取り入れたエレクトロ寄りの作風にまとめつつも、全体的には私たちがイメージするジザメリの音といったスタイルの作品となっています。アルバムの冒頭「Venal Joy」も、シンセの音を入れつつ、疾走感あるグルーヴィーなギターサウンドに、いかにもジザメリらしさを感じますし、「American Born」も楽曲を埋め尽くすヘヴィーなギターノイズでグルーヴ感のある彼ららしいナンバー。「Chemical Animal」もローファイな出だしからして、いかにもジザメリらしい楽曲に仕上がっており、しっかりとファンの壺をついた作品が続いていきます。

なかなかユニークなのが「The Eagles And The Beatles」で、タイトル通り、イーグルスとビートルズの融合的な曲調を目指したのでしょうか?確かに、かなり露骨にビートルズっぽい作風を感じさせる内容に。歌詞にもボブ・ディランやらローリングストーンズやらビーチボーイズやらも登場。偉大なるロックの先人たちへのメッセージ的な歌詞も特徴的でした。

前述の通り、エレクトロサウンドを取り入れつつも、基本的にはジザメリらしい作品に。思えば80年代の活動時も、アルバム毎に様々なスタイルを取り入れきた彼らですが、そこから30年以上が経った今でも、そのスタンスは変わらない、といった感じなのでしょうか。楽曲の出来としても往年と変わらない出来栄えですし、かつて彼らを聴いていたような方も是非ともチェックしてほしい作品。なんだかんだ言っても、かつて自分がはまったバンドが、再度、これだけ積極的に活動して新作もリリースしてくれるというのは、やはりうれしいですね。

評価:★★★★★

The Jesus and Mary Chain 過去の作品
Damage&Joy
Sunset 666 (live At Hollywood Palladium)


ほかに聴いたアルバム

Ten Total/1010benja

Tentotal

アメリカはカンザスを中心に、プロデューサーとしても活動しているHIP HOPミュージシャン。今風のトラップ的なサウンドを取り入れつつ、一方ではR&Bやソウルの要素の強い、メロウでメロディアスな歌モノの要素も強い作品。メランコリックなメロディーラインは耳に残りますし、いい意味でHIP HOPリスナー以外へのアピール要素も強い感じ。ソウルのアルバムとしても十分楽しめそう。

評価:★★★★★

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2024年5月20日 (月)

バラエティー富んだエレクトロポップが楽しい

Title:For Your Consideration
Musician:Empress Of

今回紹介するのは、Empress Of名義で活動しているアメリカはロサンジェルスを拠点に活動している女性シンガーソングライター、Lorely Rodriguezの約4年ぶりとなる4枚目のアルバム。エレクトロサウンドをベースに軽快なポップチューンを聴かせてくれる彼女。まだまだ知る人ぞ知る的なミュージシャンである彼女ですが、今後にヒットポテンシャルを感じられる魅力的なアルバムになっていました。

まず今回のアルバム、全11曲入りという内容ながらも、アルバム全体でわずか31分という短さも、ポピュラーミュージックという観点からすると大きな魅力と言えるでしょう。1曲あたり3分弱という内容。ある意味、ダレることなく、一気にアルバムを楽しめる構成。アルバムを聴く入り口としても、非常に聴きやすい内容である、と言えるかと思います。

そしてもう1点、本作が魅力的だったのは、彼女の楽曲、一言で言ってしまうと「エレクトロポップ」ということになるのですが、そう一言でまとめきれないバラエティー富んだ展開が楽しめる点でした。

アルバムはタイトルチューン「For Your Consideration」からスタートするのですが、彼女の吐息混じりのリズムトラックと清涼感あって伸びやかなボーカルが特徴的な、幻想的な楽曲。続く「Lorelei」は軽快なエレクトロのビートが前面に押し出されたテンポよくダンサナブルなナンバーで、ある意味、今時のポップといった印象を受けます。かと思えば「Preciosa」は哀愁感たっぷりのメロディーラインが印象的。トライバル感のあるエレクトロビートも大きな特徴となっています。

アルバムのひとつの核となっているのが4曲目の「Kiss Me」で、あのRina Sawayamaが参加したR&Bの楽曲。メランコリックに聴かせるメロウなボーカルも印象的で、ある意味、一番の「売れ線」といった感じのポップチューンに仕上がっています。

その後も軽快なエレクトロトラックでリズミカルな「What Type Of Girl Am I?」や、アコギの音色からスタートし、ギターサウンドを前面に出しつつ、メランコリックにまとめる「Baby Boy」、そしてスペーシーなサウンドでスケール感もって歌い上げるラストチューン「What's Love」まで、バラエティー富んだ楽曲が続いていきます。

そしておそらく彼女のもうひとつの特徴なのが、彼女が中南米のホンジュラスにその出自を持つシンガーであるという点でしょう。正直言って、ラテンという要素はあまり強くありませんが、楽曲によってはトライバルなリズムが垣間見れたり、また、非常に哀愁感漂うメロディーラインを書いてくるあたりは、ラテン系の影響と言えるのかもしれません。また楽曲によってはスペイン語も入っていたりして、エキゾチックな雰囲気を作り出しています。この全面的に取り入れているのではなく、ほんのりラテンなフレーバーを醸し出しているバランスもまた、彼女の楽曲の大きな魅力なのかもしれません。

アルバムでは、特に後半「Cure」「Facil」などエレクトロのビートを押し出したリズミカルなナンバーもありますし、エレクトロ系が好みの方から、R&B系が好きな方まで幅広く楽しめるポップアルバムだったと思います。今後は徐々にその知名度も高くなってくるのではないでしょうか。広い層にお勧めしたい、ポップな傑作でした。

評価:★★★★★

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2024年5月19日 (日)

しっかりと現役感のある傑作

Title:Interplay
Musician:RIDE

シューゲイザー御三家と呼ばれ(まあ、そもそも「御三家」という呼ばれ方をするのは日本だけでしょうが)、90年代のギターロックシーンで絶大な人気を得たロックバンドRIDE。2015年の再結成後は比較的、コンスタントに活動を続け、本作は約3年半ぶりとなるニューアルバム。再結成後のアルバムも、本国イギリスのチャートでもヒットを飛ばしており、本作も全英チャート8位と、変わらないその人気ぶりを伺える結果となっています。

さて、前作「THIS IS NOT A SAFE PLACE」では、バンドとして新たな方向性を模索しつつも、一方ではRIDEらしさをしっかり残した、ある意味、バランスの取れたアルバムになっていました。その観点からすると、今回のアルバムも新たな方向性を模索しつつも、RIDEらしさはしっかりと残したアルバムに仕上がっていました。

例えば1曲目「Peace Sign」は、かなり軽快で明るいポップなアレンジが施されており、爽やかでポップなロックバンドという、ちょっとRIDEのイメージとは違うような、そんな作品に仕上がっていますし、続く「Last Frontier」もかなり明るい雰囲気のサウンドに仕上げられています。先行シングルとなった「Monaco」も、打ち込みのリズムマシーンを入れつつ、サウンド的には明るさを感じさせますし、より明るいポップ志向を感じさせます。

ただ、全体的には前作よりは、もうちょっとシューゲイザーらしいホワイトノイズとグルーヴィーなサウンドを志向した、RIDEらしいと感じさえせる楽曲が多かったようにも思います。前述の作品も、基本的にはノイジーなギターとグルーヴィーなリズムはしっかりと楽曲の中に流れていましたし、特に後半の「Midnight Rider」では、ヘヴィーさを感じさせつつ、うねるように聴かせるバンドサウンドとダウナーなメロディーラインはいかにもRIDEらしさを感じます。

もっとも、ラストに流れる「Yesterday is Just a Song」の重いこと重いこと・・・。シンセも取り入れて荘厳さを感じさせるヘヴィーなサウンドを、これでもかというほど重ね、重厚に音を塗りたくるようなサウンドに、その重厚さに合わせたような重々しく聴かせる歌が特徴的。非常に重厚な印象を抱きつつ、アルバムは幕を下ろします。

基本的にはRIDEらしさをしっかりと主軸に置きつつ、ポップなメロディーラインでより聴きやすさは増した感じのするアルバム。復活後もアルバムをヒットさせ続ける彼らですが、彼らの勢いにも納得できる、しっかりと現役感のある傑作だったと思います。昔のRIDEが好きだった方はもちろん、最近知ったという方にも文句なしにお勧めできる作品です。

評価:★★★★★

RIDE 過去の作品
OX4 -the best of RIDE
Weather Diaries
Tomorrow's Shore
THIS IS NOT A SAFE PLACE

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2024年5月18日 (土)

Beyonceのアルバム

Title:Cowboy Carter
Musician:Beyonce

Cowboycarter

約1年8ヶ月ぶりとなるBeyonceのニューアルバム。前作「Renaissance」に続く3部作の2作目となるアルバムということで、今回は特にカントリー音楽に向き合ったアルバムになっているそうです。

アメリカは特に人種によって聴く音楽があるそうで、特に保守的な白人層が聴くカントリーミュージックの分野にとっては、黒人でリベラルな考え方を持つBeyonceの音楽は拒絶される傾向にあるそうです。もともとはBeyonce自身、祖父の影響で幼い頃からカントリーを聴いて育っていたそうですが、今回、カントリーのアルバムを作るきっかけとなったのは2016年に行われた第50回カントリーミュージックアワードに出演し、カントリーバンドのThe Chicksと共に、アルバム「Lemonade」収録曲の「Daddy Lessons」を歌ったことがきっかけ。批評家を中心に大絶賛を受けた一方、一部のカントリーミュージックのファンからは大バッシングを受け、さらにはグラミー賞の主催者であるザ・レコーディング・アカデミーでは、同曲をカントリーミュージックとして考慮するのを否定する声明を出すなど、大きな波紋を呼びました。

今回はそのような経験に基づいてリリースされたアルバム。まず先行シングルとしてリリースされた「TEXUS HOLD'EM」は、バンジョーとフィドルというカントリーを代表する楽器によってかき鳴らされる、いかにもカントリーなナンバー。ビルボードチャートで1位を獲得するなど大きな話題となった一方、一部のカントリーラジオ局では、放送を拒否し、炎上騒ぎになるなど、あらためて音楽をめぐるアメリカの分裂状況を示唆するような出来事も発生しています。

そしてリリースされた今回のアルバムは確かにカントリーの色合いも強い作品に仕上がっています。ビートルズのカバーである「BLACKBIRD」ではバックにカントリーのミュージシャンたちを起用し、カントリー色の強いカバーとなっていますし、中盤にはカントリーのスタンダードナンバー的な「JOLENE」のカバーも収録。その後も、「ALLIIGATOR TEARS」や、カントリー歌手のウィリー・ジョーンズを迎えた「JUST FOT FUN」や、マイリー・サイラスをゲストに迎えた「II MOST WANTED」など、カントリーの色合いの強い曲の並ぶアルバムとなっています。

また、今回のアルバムのタイトルやジャケット写真も非常に示唆的。アルバムタイトルは、古き良きアメリカ文化の象徴であるカウボーイと、彼女の本名を組み合わせたタイトルですし、ジャケット写真も、大きなアメリカの国旗を持った彼女が、白い衣装を身にまとい、白い馬に乗る姿は、黒人女性であることを理由にカントリーから締め出そうとする保守的な白人層に対しての挑戦と捉えることも出来ます。

ただし、このアルバムは単純に彼女がカントリーに挑戦したアルバム、という訳ではありません。アルバム発表に際して彼女が発表したコメントでは「これはカントリー・アルバムではありません。これはBeyonceのアルバムです。」と語っています。実際、アルバム全体としてカントリー以外の要素も多く、そもそも1曲目「AMERIICAN REQUIEM」から、荘厳なゴスペル的な雰囲気からスタート。「SPAGHETTII」はHIP HOPですし、「YA YA」も彼女のパワフルなボーカルが耳を惹くソウルな楽曲。最後を締めくくる「AMEN」もゴスペル風に荘厳に歌い上げる楽曲で、おそらく1曲目とリンクしているのではないでしょうか。

本作をカントリー・アルバムではなくBeyonceのアルバムであると語った彼女。確かに彼女のアルバムを単純に「カントリー」とひとつのジャンルに規定してしまうのもまた、彼女が黒人女性だからという理由でカントリーから除外した保守白人層と同じ、ひとつの枠組みに当てはめようとする考え方なのかもしれません。そう考えると本作は、カントリーでもソウルでもなく、まさにBeyonceのアルバム。カントリーに限らず、様々なアメリカの音楽を詰め込んでいるあたり、そういう主張を感じますし、また、分断されるアメリカ社会へのアンチを突き付ける、強いメッセージ性も感じるアルバムとも感じました。

今年秋に予定されているアメリカ大統領選挙。アメリカの分断を引き起こしている、もしくはそれを利用しているトランプが大統領に返り咲く可能性が言われています。万が一、彼が大統領に返り咲いた場合に、アメリカや世界の分断が進むであろうことが予想され、暗澹とした気持ちにさせられますが、そんな2024年に、Beyonceがこのようなアルバムをリリースした意義は非常に大きいと思います。まさに本年を代表する傑作の1枚。全体的にはしっかりと歌を聴かせるアルバムが多かっただけに、非常にポップにまとまっていた印象を受ける本作。Beyonceのすごさをあらためて感じた傑作アルバムですし、日本人にとってもそのメッセージはしっかりと伝わってきます。このような世界の分裂が、少しでも音楽の力で埋まっていけばよいのですが。

評価:★★★★★

BEYONCE 過去の作品
I Am...Sasha Fierce

I AM...WORLD TOUR
Beyonce
Lemonade
HOMECOMING:THE LIVE ALBUM
The Lion King:The Gift
RENAISSANCE

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2024年5月17日 (金)

ブラジルの音楽シーンの奥深さを知る

今回は最近読んだ音楽関連の書籍の紹介です。

「ブラジリアン・ミュージック200」。タイトル通り、ブラジルの楽曲を200曲紹介し、ブラジリアン・ミュージックの世界を紹介している1冊。著者の中原仁はJ-WAVEの人気番組「サウダージ!サウダージ」を永年手掛け、ブラジル音楽と文化を精力的に発信していることでも知られる音楽プロデューサー。山下洋輔やスカパラのブラジル公演制作にも従事したそうです。

ブラジルを代表する楽曲200曲を集めている、その情報量にまずは圧倒。1899年のブラジルのポピュラーソング第1号と言われる「オ・アブリ・アラス」という曲からスタートし、時代別に羅列。そのどの曲もオリジナル曲にカバー曲の音源まで紹介。ラストは2008年の「アイ・シ・エウ・チ・ペゴ」まで、100年以上の期間にわたる楽曲を紹介しています。

そのどの曲に関しても、概ね400文字程度の比較的短い紹介文が付されています。ここでも様々な曲にまつわるエピソードや関連するような情報を紹介。また、その曲紹介の合間にはコラムとして、200曲におさまりきらないその他の楽曲なども紹介。1曲あたりの情報量は比較的短めながらも、全体をまとめると、その情報の多さに、著者のブラジル音楽に対する深い造詣を感じます。

また、本書の大きな特徴として、同書で紹介している200曲のプレイリストがApple MusicとSpotifyで紹介されていること。基本的には、同書についてくるQRコードを読み取る必要があるようで、通常の検索では出てこないようです。このプレイリストで本書に紹介されている名曲たちを楽しみながら、この本を読み進めることが出来る構成となっています。

そしてこの200曲をプレイリストで聴きながら感じるのは、一言でブラジリアン・ミュージックと言っても、その音楽性の広さと奥深さを感じます。一般的にブラジル音楽というとサンバやボサ・ノヴァといったジャンルが思い起されると思います。本書でももちろん、数多くのサンバやボサ・ノヴァの名曲たちが紹介されています。ただ、本書の大きな特徴なのは、ここで紹介されているのはいわゆる「ブラジル音楽」ではなく「ブラジルの音楽」。要するに、サンバやボサ・ノヴァ以外の音楽もしっかりとフォローされています。

楽曲によっては、アフリカ音楽の影響を受けているようなトライバルな曲があったり、ロックやサイケ、時代によってはフォークソングもあれば、もちろんラップもあったり。さらにジルベルト・ジルの「Palco」という楽曲は、完全にビートルズのサージェントペッパーの影響を強く受けていますし、さらに「ホーザ・ヂ・ヒロシマ(広島のバラ)」といった、原爆をテーマとした反戦歌のような、日本人にとってはチェックしておきたい曲などもあっちります。個人的にはいろいろと聴く中で、ブラジル音楽のレジェンドで、私でもその名を知っているジルベルト・ジルの楽曲は、ブラジル音楽のみならず、ロックやソウルなど様々な音楽性を取り入れた独自の作風がとてもユニーク。非常に惹かれるものがありました。

そのように、特にプレイリストを聴きながら楽しむと、ブラジルの音楽の奥深い世界を楽しめる1冊。一言でブラジルの音楽といっても、多種多様な音楽性に強く惹かれる内容となっていました。

ただ、その上であえて言わせてもらうと・・・一方で本書、正直なところブラジル音楽の初心者に対しては、少々厳しい部分も感じました。

正直、本書の中では数多くの固有名詞が登場します。ただし、その固有名詞に対しての注釈等が本書にはありません。最後に曲名や人物名の索引が登場しますが、固有名詞がほとんど詳しい説明もなくいきなり登場するような箇所も多々ありますし、そもそも聴きなれない固有名詞が続くような文章も多く、読んでいてかなり辛い部分も。ある程度、ブラジルの音楽シーンについて知っていることを前提とするような書き方も目立ち、初心者に対してはかなり厳しい内容になっていたと思います。

実際、私自身もブラジル音楽に関しては完全な初心者。プレイリストを聴きながら読み進めたため、それなりに楽しめたのですが、もしプレイリストがなかったら、読んでいてかなり辛かっただろうなぁ、ということを感じてしまいます。この本でブラジルの音楽シーンについて体系的に知れたか、と言われるとかなり微妙なところ。著者の意図として、やはり最低限のブラジルの音楽シーンについての知識がある人をターゲットとしているのでしょうか。もし、初心者をターゲットとしているのならば、正直、紹介する曲を100くらいに絞った上で、もっと体系的に理解できるように丁寧な説明が必要だったように思うのですが。

そういう意味で、ブラジルの音楽シーンを体系的に知ろう、とするのであれば、最初の1冊としてはあまりお勧めは出来ません。ただ、プレイリストを聴きながら、ただブラジルの音楽をたくさん聴きたい、という方にとっては、非常によく出来た1冊だったと思います。また、他の書籍でブラジルの音楽について最低限の知識を仕入れた後の1冊としても最適だったかも。それはともかく、圧倒的な情報量で、ブラジルの音楽シーンの奥深さを知れた1冊でした。

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2024年5月16日 (木)

またアイドル系が上位に

今週のHot Albums

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

今週はアイドル系が上位に並びました。

まず今週の1位は元ジャニーズ系アイドルグループKis-My-Ft2「Synopsis」が獲得。CD販売数1位。オリコン週間アルバムランキングでは初動売上12万5千枚で1位初登場。直近作はベスト盤「BEST of Kis-My-Ft2」で、同作の初動24万7千枚(1位)からダウン。オリジナルアルバムとしての前作「To-y2」の初動19万1千枚(1位)からもダウンしています。

2位は韓国の女性アイドルグループKep1er「<Kep1going>」がランクイン。CD販売数2位、ダウンロード数7位。フルアルバムとしては本作が1枚目。オリコンでは初動売上6万5千枚で3位初登場。直近のミニアルバム「Magic Hour」の初動1万3千枚(7位)よりアップしています。

3位は先週1位を獲得した韓国の男性アイドルグループSEVENTEEN「17 IS RIGHT HERE」が2ランクダウンながらもベスト3をキープしています。

続いて4位以下初登場ですが、4位はEden「あんさんぶるスターズ!!アルバムシリーズ『TRIP』」。男性アイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のキャラクターソングCD。5位は女性アイドルグループももいろクローバーZ「イドラ」が初登場。7位は「A3!INNOCENT SUMMER EP」がランクイン。女性用イケメン役者養成ゲームのサントラ。そして10位にはロックバンドMY FIRST STORY「The Crown」がランクイン。ボーカルHiroはONE OK ROCKのTakaの弟=森進一、昌子の子供のバンドですね。


今週のHeatseekers Songs

https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=heat_seekers

Heatseeekers1位は808「You」が2週連続で1位を獲得。まだ各種チャートではランク圏外ですが、徐々に上位にも食い込んでくるでしょうか。


今週のTikTok Weekly

https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=tiktok

TikTok Weeklyも先週と変わらず。韓国の女性アイドルグループILLIT「Magnetic」が4週連続の1位を獲得。Hot100では今週6位から7位にダウン。ただ、Hot100は7週連続のベスト10ヒットを記録しています。


今週のニコニコVOCALOID SONGS

https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=niconico

VOCALOID SONGS1位もサツキ「メズマライザー」が先週から変わらず2週連続の1位を獲得。結果、今週はHeatseekers、TikTok、VOCALOIDいずれも先週から1位が変わらないという結果となっています。

今週のHot Albums&各種チャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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2024年5月15日 (水)

再度、1位独走中

今週のHot100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

再び1位で独走中です。

今週もCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が1位をキープ。ストリーミング数は14週連続、カラオケ歌唱回数も9週連続1位となっているほか、YouTube再生回数も先週に引き続き1位。さらに今週、ダウンロード数も5週ぶりの1位返り咲きとなり、ランクインしている全チャートについては1位獲得となりました。もっとも、当初から対象外のCD販売数とともかく、ラジオオンエア数だけは伸び悩んで、今週は圏外となっているのですが。これでベスト10は17週連続、ベスト3は16週連続、1位は通算15週目の獲得となります。

2位は男性アイドルグループ&TEAM「五月雨(Samidare)」が獲得。韓国の芸能事務所、HYBE傘下の日本法人HYBE LABELS JAPAN所属のグループで、本作がシングルとしては初の作品となります。CD販売数2位、ダウンロード数7位。オリコン週間シングルランキングでは初動売上27万6千枚で2位初登場。

3位は秋元康系の女性アイドルグループ日向坂46「君はハニーデユー」が初登場。CD販売数1位、ラジオオンエア数15位。オリコンでは初動売上44万8千枚で1位初登場。前作「Am I ready?」から初動売上は横バイ(1位)となっています。

続いて4位以下の初登場曲ですが、今週は1曲のみ。LDH系男性アイドルグループTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE「CyberHelix」が6位にランクイン。CD販売数3位、それ以外のチャートはランク圏外となっています。オリコンでは初動売上6万7千枚で3位初登場。前作「片隅」の初動3万9千枚(2位)からアップしています。

ロングヒット組では、まずOmoinotake「幾億光年」は4位から5位にダウン。ただし、ストリーミング数は2位をキープし、YouTube再生回数も10位から7位にアップ。ダウンロード数は7位から12位にダウンしてしまいましたが、まだまだ根強い人気を感じさせます。これで13週連続のベスト10ヒットとなります。

tuki.「晩餐歌」は今週、9位にダウン。ダウンロード数は9位から10位、YouTube再生回数も5位から6位にダウン。ただし、ストリーミング数は4週連続の6位をキープしており、まだまだ巻き返しの可能性も?これで24週連続のベスト10ヒットとなりました。

一方、Vaundy「タイムパラドックス」は今週12位にダウン。粘り強い人気を見せていましたが、ベスト10ヒットは10週連続でストップとなりました。

今週のHot100は以上。明日はHot Albums&各種チャート!

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