2020年8月 7日 (金)

ヤバTらしいユニークな配信ライブ

ヤバイTシャツ屋さん 無観客ワンマンライブ「無料だから許して!低画質!低音質!5曲だけライブ!!」

会場 オンライン 日時 2020年7月29日(水)21:30~

今日もまた、無観客配信ライブでのライブレポートです。今回の配信ライブはヤバイTシャツ屋さん。今、もっともライブに行ってみたいミュージシャンの一組。平日開催ながら21時半スタートという遅さもあって、まず開始時間にパソコンの前にスタンバイしました。その後、予定時間になるとスタジオが映し出され、やがてメンバー3人が登場。ライブがはじまるかと思いきや、最初はメンバーそれぞれスマホを持って、Tweetのコメントを読みながら、トークからスタート。この日のライブはカメラ1台のみ。音声もカメラについているマイクをつかっているそうです。グダグダな感じのMCがまずは続く。10分以上続いてようやく1曲目になります。

まずは「あつまれ!パーテイーピーポー」からスタート。画質は悪くないのですが(ただカメラ1台のみなので、全くカメラワークがない…)、音質はかなり悪い感じで、高音になると音が割れてしまうほど…。ただ、テンションの高さは十分伝わっていきます。1曲目からかなりハイテンションなスタートとなります。

そのままのテンションのまま「Tank-top of the world」へ突入。力強いサウンドなのですが、若手バンドというイメージがあったがたたずまいも、人気バンドの雰囲気が出てきている感じ。さらにそのまま「かわE」へと導入。たった5曲のライブなのに、最初の10分がMCで、次の10分で一気に3曲も展開していきます。最初からテンションマックスの曲が並んでおり、気分もどんどんあがっていきます。

そして、そのままMCへ。こやまたくやは大きな声を出すのが半年ぶりらしく、3曲で息が切れていました。そのまま、またスマホをいじりつつ、コメントの紹介。ここでこの日の「売り」になっていた超重大発表、とことでドキドキしながら聴いていたのですが、9月30日に4枚目のフルアルバム発表というニュース。ある程度予想していましたが(笑)、これはうれしい発表。タイトルも「ユー・ニード・ザ・タンクトップ」だそうで、これはかなり楽しみです。

そんな重大発表込みのMCが20分近く行われ、その後、ようやく4曲目へ。その次のアルバムに収録される「癒着☆NIGHT」。再び一気にテンションがあがっていきます。そして、そのままラスト「ハッピーウェディング前ソング」へ。音質はかなり悪くて、歌詞が聴きにくいのですが、聴いていても思わず暴れたくなってしまいます。

5曲ながらも久々の「ライブ」なだけにメンバー全員、かなりクタクタな感じ。そしてコメント欄にはアンコールの嵐が。そんなこともあって、アンコールへ。コメント欄でリクエストを応募して、その間にアルバムの紹介などをして息を整えてから、「無線LANばり便利」に。ライブばりのジャンプも取り入れ、まさにパソコンの前ながらもライブのような空気感を味わいつつ、ライブは終了しました。

ライブは予定通りピッタリ1時間。なにげにヤバTはライブを見るのが今回がはじめてだったのですが、非常にテンションが高く、またヘヴィーな演奏とポップなメロが楽しい、終始、ワクワクしっぱなしの楽しいステージでした。「低画質低音質」をうたっていたのですが、音質については、その通り、かなり悪いものに(笑)。ただ、画質については通常の配信レベルの画質になっていて、違和感はありませんでした。それよりもカメラが1台のみの配信で、固定されたカメラ位置から全く動かない映像になっていたのですが、それが逆に、個人的にはライブらしい臨場感を与えていたように感じます。というのも、配信ライブでは、凝ったカメラワークをみせてくれる映像も少なくなく、それはそれで大きな魅力なのは間違いないのですが、実際のライブでは、ステージ上の細部を観れるわけはありません。逆に、今回のヤバTのライブのように、カメラ位置が1か所に固定されていた方が、実際に観客席でステージを見ているような錯覚を味わえたように思います。

途中、グダグダなトークが長く続いたのも彼ららしさを感じますし、バンド演奏はしっかりと力強いプレイを見せてくれました。また、全体的に軽いノリなのも今の若者らしい感じが。以前から一度見てみたかったヤバTのライブ。こういう形とはいえ、とりあえずは彼らのステージを見れて満足しました。次は、是非、本当の生ライブで!早くその日が来ることを祈っています。

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2020年8月 6日 (木)

ボカロP出身バンドが1位獲得

今週のHot Albums

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

いかにも今の時代といった感じの、新進気鋭のバンドが1位獲得です。

今週1位を獲得したのはヨルシカ「盗作」でした。CD販売数及びPCによるCD読取数は2位でしたが、ダウンロード数で1位を獲得し、総合順位でも1位を獲得。当サイトでもアルバムを取り上げたことがありますが、ボカロPとしても活躍していたn-bunaと女性ボーカリストのsuisからなるバンド。メジャー2枚目となるフルアルバムですが、初となる1位獲得となりました。オリコン週間アルバムランキングでは初動売上4万枚で2位初登場。前作「エルマ」の3万5千枚(3位)よりアップしています。

2位には元東方神起のメンバーであり、現在はJYJのメンバーとしても活動しているキム・ジェジュンことジェジュン「Love Covers II」がランクイン。CD販売数は1位でしたが、ダウンロード数3位、PCによるCD読取数は12位に留まり、総合順位は2位に。日本の楽曲をカバーした第2弾アルバムで、今回は上田正樹の「悲しい色やね」や高橋真梨子「for you...」、井上陽水の「少年時代」など、いかにも「日本」的な楽曲のカバーが収録されています。オリコンでは初動売上4万4千枚で1位初登場。直近作で、同シリーズの第1弾「Love Covers」の6万3千枚(1位)よりダウンしています。

3位は先週1位を獲得したBiSH「LETTERS」が2ランクダウンながらもベスト3をキープしています。

続いて4位以下の初登場盤ですが、まず4位には高海千歌(伊波杏樹)from Aqours「LoveLive! Sunshine!! Takami Chika First Solo Concert Album」がランクイン。CD販売数4位、ダウンロード数8位、PCによるCD読取数17位。アニメキャラによるアイドルプロジェクトAqoursの中のキャラクターによるソロアルバム第1弾。オリコンでは初動売上1万2千枚で3位初登場。

8位はテレビ東京系女児向けドラマ「ガールズ×戦士シリーズ」から派生したアイドルグループ、Girls2「私がモテてどうすんだ」がランクイン。CD販売数は6位ながらもその他のチャートがランク圏外となり総合順位はこの位置に。オリコンでは初動売上6千枚で8位初登場。前作「チュワパネ!」の初動1万9千枚(3位)からダウンしています。

9位初登場は男性ボーカリスト、林部智史「II」。CD販売数7位、ダウンロード数50位。タイトル通り、フルアルバムでは2作目となる作品。オリコンでは初動売上8千枚で7位初登場。直近のカバーアルバム「カタリベ1」の7千枚(11位)より若干のアップ。オリジナルアルバムとなる前作「I」の9千枚からは若干のダウン。前作から約2年半ぶりのアルバムと、1枚目から2枚目の間としては少々間が空いてしまった感はあるのですが、初動売上はほぼ前作の水準を維持しており、根強い人気を感じさせる結果となっています。

一方、ロングヒット盤ですが、今週Official髭男dism「Traveler」は4位から10位に大幅ダウン。新譜が多かった影響でしょうが、大幅に盛り返した先週から一転、再び後のない順位となっています。来週は持ちこたえられるか?

さらに先週まで8週連続のベスト10ヒットを維持してきたmilet「eyes」は今週17位までダウン。残念ながらベスト10連続ランクインは8週でとりあえずは終了となりました。

今週のHot Albumsは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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2020年8月 5日 (水)

米津玄師現象再びか?

今週のHot100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

米津玄師作詞作曲による新曲が1位獲得です。

今週1位は嵐「カイト」が獲得。もともとNHKの2020東京オリンピックのテーマソングとなるはずの曲でした。一応、来年に延期となっているのですが、来年、無事オリンピックが開幕できれば、この曲が使用されるのでしょうか。最近は配信でのシングルが続いていたので、CDでのシングルとしては前作「BRAVE」以来、約10ヶ月ぶりとなります。CD販売数及びPCによるCD読取数1位、Twitterつぶやき数2位、ラジオオンエア数26位。オリコン週間シングルランキングでは初動売上91万枚で1位初登場。前作「BRAVE」の66万8千枚(1位)よりアップしています。ちなみに嵐は、先週ランクインした配信限定シングル「IN THE SUMMER」も今週5位にランクインしており、2曲同時ランクインとなっています。

さらにこの曲で大きく注目されるポイントは作詞作曲があの米津玄師という点でしょう。まさに今を時めくミュージシャンとのタッグ。ただし楽曲的には比較的シンプルなミディアムテンポのポップチューンで、米津玄師らしい癖はあまり感じられません。ちなみに米津玄師は今週「感電」が8位にランクインしています。ちなみに先日、米津玄師のニューアルバムリリースとあわせて彼の楽曲がついにストリーミング解禁となりました。「感電」はいままでストリーミング数がカウントされていなかっただけに、ストリーミング数を含めると順位を伸ばしそう。この曲もロングヒットとなるのか、注目です。

3位4位はおなじみYOASOBI「夜に駆ける」瑛人「香水」のロングヒットペアが今週も並んでランクイン。今週も「夜に駆ける」はストリーミング数及びYou Tube再生回数で1位獲得。「香水」はストリーミング数2位、You Tube再生回数4位と先週の7位からアップしているものの、「夜に駆ける」の後塵を拝しています。一方、ダウンロード数は「夜に駆ける」が6位に対して「香水」は先週の12位から大きくアップして2位にランクイン。カラオケ歌唱回数も「夜に駆ける」の3位に対して「香水」は1位と、こちらは「香水」が一歩リード。まさにデッドヒートを繰り広げています。

続いて4位以下の初登場曲ですが…今週は1位の嵐以外、ベスト10圏内の初登場曲はゼロという結果となっています。ただ、そんな中で返り咲き曲が1曲。それが10位にランクインしたLiSA「紅蓮華」で、先週の12位から10位にランクアップ。7月20日付チャート以来、3週ぶりのベスト10返り咲き。通算36週目のベスト10入り、4度目のベスト10返り咲きとなっています。特に今週ダウンロード数が14位から9位にアップしており、返り咲きの要因となっています。

ほかのロングヒット曲としてはあいみょん「裸の心」が先週の9位から8位にアップ。通算9週目のベスト10ヒットとなっています。ダウンロード数は9位から5位にアップ。ただYou Tube再生回数が91位から47位にアップしているものの、まだいまひとつの順位に。今後、ロングヒットのポイントであるYou Tubeの再生回数がどれだけ伸びるかがカギになりそうです。

今週のHot100は以上。明日はHot Albums!

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2020年8月 4日 (火)

深い音楽的素養を感じる

Title:2×20
Musician:花*花

2000年に「あ~よかった」と「さよなら 大好きな人」が大ヒットを記録し、その年の紅白歌合戦にも出演。一躍時の人となった女性デゥオ、花*花。ある世代以上の方にとっては懐かしく感じるのではないでしょうか。ただ、残念ながらその後は人気は下降気味に。さらに2003年に所属事務所の事業終了に伴い、活動休止状態になってしまっていました。

その後、2009年頃から再びインディーズにおいて活動を再開。以前にようなヒットには恵まれていませんが、継続的に活動を続け、2020年にはメジャーデビューから20年目に突入。それを記念してリリースされたのがこの2枚組のベストアルバムです。2003年までの活動と、2009年以降の活動でその活動時期が2つに分かれる彼女たちですが、2枚のCDでは、その時期にあわせて、1枚目は2003年まで、2枚目は2009年以降の作品が収録されています。

さて、花*花というと、同じ女性デゥオでよく比較されるのがKiroroでしょう。1998年に「長い間」でブレイクしたKiroroの2年後にブレイクしたのが彼女たち。同じようなシンプルなメロを歌うポップデゥオということもあり、よく比較されることが多いように思います。ただ、日常を描いたシンプルなポップスを歌うという共通項はあるものの、音楽性には違いのある両者。Kiroroというと、主に作詞作曲を手掛ける玉城千春の天性のメロディーセンスに寄る部分が多く、音楽性に関しては素人っぽい部分がある種の魅力にもなっているのですが、それに対して花*花は、2人とも甲陽音楽学院を出ているように、ある程度の音楽的な素養があり、そんな素養に裏打ちされた音楽性が大きな魅力になっているように感じます。

実際に、大ヒットを記録した「あ~よかった」も、ソウルミュージックからの影響を随所に感じられますし、インディーズ時代のシングル曲「赤い自転車」もムーディーに聴かせつつ、ジャズの要素も、その演奏から感じることが出来ます。その後もビッグバンド風の演奏を入れた「恋が育った休日」や、さらには「童神」のような沖縄民謡に挑戦したような曲も見受けられます。

この傾向は、2003年までの活動にも見られますが、2009年以降の活動からも顕著に感じます。Disc2の冒頭を飾る「キャンディ」はゴスペル風のポップスになっていますし、続く「いつも心に花を持て」はニューオリンズ風。「good night honey」はカントリーな楽曲に仕上げていますし、このDisc2に収録している「赤い自転車 新車ver.」では、よりジャズの要素を前に押し出したアレンジに仕上げています。ある意味、「あ~よかった」のブレイクにより、「売れ続ける」ことを意識しなければなかなかったであろう2003年以前の活動よりも、インディーズの自由さがゆえに、より彼女らしい、豊かな音楽性を背景とした楽曲が、Disc2には並んでいるような印象を受けました。

また、そんな様々な音楽性を楽曲に取り込みつつ、作風は至ってポップにまとまっているのも彼女たちの大きな魅力。そしてなにより「あ~よかった」「赤い自転車」でみられるように、素朴な日常を舞台としている、ほっこりと暖かいポップチューンが多いのも彼女たちの魅力に感じます。そして、その方向性は20年たった現在でも全く変わっていません。

ちなみにこのベストアルバム、ユニバーサルミュージックからのリリースとなっており、このベスト盤を機に、メジャーシーンに返り咲くのでしょうか。ここ最近の活動がインディーズということで、さほど目立ったものではなかったために、再びメジャーシーンに戻り、積極的な活動を行ってくれるのならうれしい限り。20年目を迎えて、新たな一歩を踏み出した彼女たち。これからの活躍に期待したいです。

評価:★★★★★

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2020年8月 3日 (月)

配信でもいつも通り

ドキッ!丸ごとベッド・イン ナマ配信おギグ Vol.1

会場 オンライン 日時 2020年7月26日(日)17:00~

昨年、そのステージをはじめてみて、その楽しさとカッコよさに魅了されたベッド・イン。今回は配信でのライブが行われるということもあり、さっそく見てみました。配信ライブで、あの楽しさがどこまで再現できるか…楽しみにしつつ、パソコンの前に陣取ります。

ライブがスタートすると、バンドメンバーがまず登場。そしえ、ボンテージファッションにジュリ扇を振りつつ、ベッド・インの2人が登場します。セクシーなファッションの中、一発目は「♂×♀×ポーカーゲーム」からスタート。いきなりへヴィーなバンドサウンドをガツンと聴かせる楽曲でロッキンな彼女たちの姿を見せてくれます。そのまま「男はアイツだけじゃない」へ。こちらもかなりへヴィーなバンドサウンドをバックに、コロナの中でのうっぷんを晴らすかのように、ベッド・インの2人も声を張り上げて歌い上げます。

その後はMCに。配信ライブながらもMCは通常のライブのノリで、いきなり「パソコン通信の前のみんな!」とかなり懐かしい単語が飛び出します。その後もかなり際どいエロトークやら、昭和の死語満載のトークを展開。中尊寺まいの胸元にカメラがアップするなど、配信ならではの際どいカメラワークも飛び出したり、配信ライブの無観客ライブだったのですが、完全にいつものライブのノリで展開していきます。

そして最新アルバム「ROCK」から「悔しいくらい愛してたあなたにSAYONARA」「LIFE DANCE~人生を踊れ!~」のナンバーが続きます。かなり90年代の色合いが強い楽曲をヘヴィーなバンドサウンドで聴かせてくれて、ちょっと懐かしい気分にも浸りました。

続くMCでは、お色気たっぷりにペットボトルの水を飲んだ後は、配信ライブらしく、チャット機能のコメントを紹介したり、さらにはメンバー紹介と続き、ここで以前、カバーアルバムにも収録された久宝留理子の「『男』」のカバー。個人的にリアルタイムで聴いて大好きな楽曲だっただけに、画面の前でもひとりで大盛り上がりしてしまいました(笑)。

さらに再び最新アルバム「ROCK」から「Everybody 無敵!」に。ジュリ扇を振りかざし、トランシーなサウンドを入れつつ、へヴィーなバンドサウンドも聴かせる楽曲で、テンションはますます上がっていきます。そのテンションのまま「Conscious ~闘う女たち~」へ。こちらも分厚いギターサウンドをバックに、ロックなベッド・インを前面に出したナンバーに。途中、中尊寺まいが歌詞を忘れてしまうハプニングなどもありつつ、ロックなベッド・インを前面に押し出した楽曲が続きます。

その後のMCでは、再びタブレットを持ち出し、チャットのコメントを紹介。さらにライブでおなじみの生着替えタイプを配信ライブでも。大きな紅白の幕が登場し、その後ろでメンバー2人がいわばスーパージョッキーの生着替えタイムに。そして2人、かなり大胆なビキニ姿になり、登場します。

そんなセクシーないで立ちで、「We are "BED IN"」に。こちらもアルバム「ROCK」から、ヘヴィーメタル風のサウンドを前に押し出した、ハードなロックチューンをパワフルに聴かせてくれます。さらに90年代J-POPの匂い満載の「SHOW ME POWER」へ。爽やかながらも分厚いサウンドを存分に聴かせつつ、そのサウンドにはアラフォー世代の私にとっては非常に懐かしさを感じる楽曲となっていました。

これでとりあえず本編は終了。おなじみの「サンクスモニカ~」という言葉を残しつつ、とりあえずメンバーは会場を去ります。そしてその後はアンコールへ。しばらくするとメンバーが再び会場に登場。今度はTシャツを着て登場。このTシャツを含めて、通販でのグッズ紹介となりました。

そうしてはじまったアンコールはまず「Summer Dream」から。ファンキーなベースサウンドとアグレッシブなエレピのサウンドが印象に残るナンバーに。さらにおなじみの「C調び~なす!」へ。この日のライブでは、原曲に比べて重低音を前に押し出した、よりロック色を強めたアレンジになっていました。

そして最後は「ジュリ扇ハレルヤ」へ。ここまでのハードなロック路線から一転、ジュリ扇を振り回しつつ、明るいポップチューンを聴かせてくれ、非常に明るい雰囲気の中、ライブは当初の予定通り、約1時間半で幕を下ろしました。

そんな訳で、初の配信ライブとなったベッド・インのステージ。ある意味、ノリはいつも通りといった感じで、非常に楽しむことが出来ました。特に今回は、ミニアルバム「ROCK」をリリースした後でのステージということもあり、いつも以上にロックなベッド・インの側面を押し出したライブに。バンドサウンドを前面に押し出しており、ロックバンドとしての彼女たちの魅力を存分に感じることが出来るライブ構成になっていました。

エロい単語や昭和の死語満載の彼女たちのMCもいつも通り。なのですが、こちらはやはり観客の反応があってこその部分も否定できず…(苦笑)。ただ、いつものノリで変わらず突き進んでいるのはさすがといった感じ。このノリは、やはり多くのファンと一緒に盛り上がって楽しみたいなぁ。今回の配信ライブ、Vol.1ということで、今後、第2弾、第3弾も期待できそう。かなり楽しいライブだっただけに、次も是非、見てみたいです!…とはいうものの、それよりもやはり1日も早く、彼女たちのステージを生で見てみたい!そうあらためて思ったライブ配信でした。

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2020年8月 2日 (日)

コロナ禍の中での8年ぶりの新作

Title:Rough And Rowdy Ways
Musician:Bob Dylan

オリジナルアルバムとしては2012年にリリースした「Tempest」以来、約8年ぶりとなるボブ・ディランのニューアルバム・・・と聴くと、少々意外な印象も受けてしまいます。前作以来、3枚のカバーアルバムをリリースしていますし、またブートレグ・シリーズのリリースも相次いでいます。さらには、日本にも2018年のフジロックをはじめとしてほぼ隔年で来日しているほか、なんといっても2016年にノーベル文学賞を授与というニュースが大きな話題になるなど、むしろこの8年間、彼の名前は頻繁に、様々なメディアなどで取り上げられており、それだけにオリジナルアルバムのリリースが約8年ぶりというのは非常に意外な印象を受けます。

さて、そんな今回のニューアルバムリリースに先立って、大きな話題となった新曲がありました。それが今回のアルバムでも収録された「Murder Most Foul(最も卑怯な殺人)」という楽曲。3月27日、コロナ禍が世の中を覆い出した頃に「どうぞ安全に過ごされますように、油断することがありませんように、そして神があなたと共にありますように」という言葉を添えてリリースされた、約17分にも及ぶ大作は、ジョン・F・ケネディの暗殺からスタートします。そして歌詞の中で、エタ・ジェイムス、ジョン・リー・フッカー、スタン・ゲッツなどいった偉大なるミュージシャンや名曲をあげ、そのレコードをかけてくれと訴える内容が非常に印象に残る作品になっています。

本作では、その話題となった17分にも及ぶ新曲が、CD版ではあえて別のCDとして、2枚組のアルバムとしてリリース。この長尺の新曲が加わった結果、計70分にも及ぶボリュームある内容に仕上がっています。そしてその新曲の評判の高さも相まって、今回のアルバムは様々なメディアやファンからの評価も非常に高く、60年近くに及ぶ彼のキャリアの中でも、新たな名盤の登場という評価も受けているような作品にすらなっているようです。

ただ、正直言うと、そんな傑作アルバムをここでレビューとして取り上げるには大変気が引ける部分があります…言うまでもなくボブ・ディランというと、昔から非常に熱心なファンの多いミュージシャン。かつ、彼の書く歌詞は、いろいろな示唆に富んだ内容でありつつも、一方では様々に解釈できるような歌詞になっており、「熱心なファン」でもない一音楽リスナーが解釈に挑むには、かなり困難なものがあります。そのま、彼に関しては若干「一言さんお断り」な雰囲気がないわけでもありません。

そんな中、あえて今回のアルバムに関して、聴いた感想というと、全体的にアメリカのルーツ音楽に対して、真摯に目を向けたようなアルバムのように感じます。スタジオアルバムの前作「Triplicate」もアメリカの昔からの歌をカバーした内容であったり、話題となった「Murder Most Foul」で過去のアメリカのミュージシャンや名曲を取り上げたりすることからも、現状を打破するための方法として、そのルーツからヒントを得ようとする意向をどこか感じてしまいます。今回のアルバムにしても、「Black Rider」のようなフォーキーな作品、「Crossing the Rubicon」のようなブルース、さらには「False Prophet(偽預言者)」のようなブルースロックなど、アメリカのルーツ音楽的な部分をふんだんに取り込んだような楽曲が目立ちました。

もっともだからといって懐古主義に陥っていない点も大きなポイントで、それは今回のアルバムのゲストミュージシャンから明らか。Blake MillsやFiona Appleといった、豪華な今をときめくミュージシャンたちが参加しており(まあFiona Appleも十分ベテランのミュージシャンですが)、彼なりに若い世代のミュージシャンの音を積極的に取り入れているような印象を受けます。

また、全体的にはかなり渋い雰囲気のアルバムになっており、その歌詞の内容といい、前述の通り、このアルバムを語るには「一言さんお断り」のような作品ではあるのですが、一方で、意外とポップでメロディアスな楽曲は広いリスナー層にとって耳なじみがよさそう。特に「Mother of Muses」などは、こんな陳腐な表現を使うと熱心なファンからは怒られてしまいそうなのですが、「泣きメロ」という表現すらあてはまりそうな、胸にグッとくるようなメロディーも魅力的。そういう意味では、ある種のわかりやすさも感じられるのも大きな魅力と言えるかもしれません。

確かに、今後のボブ・ディランの代表作として数えられるとしても納得感のあるアルバム。ただ一方、それでもやはり、次の時代を切り開くようなタイプのアルバム、といった感じではなく、「ポップス史に残る歴史的名盤」みたいな評価は、熱心なファンが下駄をはかせすぎな評価のような印象も受けてしまうのですが…。とはいえ、コロナ禍の中で混沌とする世界の中、齢80歳に近づいている彼が、これだけのアルバムを作るのは驚きでもあります。その才能はいまなお衰え知らずということを感じさせる作品です。

評価:★★★★★

BOB DYLAN 過去の作品
Together Through Life
Tempest
Triplicate

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2020年8月 1日 (土)

初のベスト10ヒット作!

Title:
Musician:MUCC

結成から20年超を誇る、既にベテランの域に達しながらも、根強い人気を維持しているヴィジュアル系バンド、MUCC。本作はそんな彼らの約1年4ヶ月ぶりとなるニューアルバム。本作はBillboard、オリコン共にアルバムチャートでベスト10入りを達成。特にオリコンでは、デビュー以来、初となるベスト10ヒットとなっており、かなり意外な印象もある快挙達成となりました。

彼らの前作「壊れたピアノとリビングデッド」は「ピアノ」と「ホラー」をテーマとしたコンセプチャルなアルバムとなっていましたが、今回の作品は一転、MUCCらしさを押し出したようなアルバムになっています。特にハードコアのテイストを色濃く入れたヘヴィーなバンドサウンドと、メランコリックなメロディーラインの歌謡曲的な作風という、彼らの持つ2つの特徴がより楽曲に反映された作品になっているように感じました。

特に1曲目のタイトルチューン「惡-Justice-」は哀愁感あふれるメロディーラインにへヴィーなバンドサウンドが印象的な作品になっていますし、続く「CRACK」もデス声を入れてヘヴィーなサウンドを前面に押し出した作品になっています。ただ、ここらへんのハードコアテイストの強い作品以上に今回のアルバムで目立ったのは、彼らの持つ「歌謡曲」的な要素。幻想的な歌詞も印象的な「海月」は哀愁感たっぷりでまさに歌謡曲的な楽曲になっていますし、「自己嫌悪」などはホーンセッションも入って、ちょっと懐かしさすら感じさせる歌謡曲的な楽曲に仕上がっています。

歌謡曲的なメロながらも、もうちょっとJ-POP寄りな「COBALT」や逆にポップなメロながらもパンキッシュに仕上がっている「My WORLD」のような曲もあり、全体的にメロディーを聴かせる曲も目立つ本作。ただ、歌謡曲風な楽曲に関しては、へヴィーなバンドサウンドがバックに流れているのと、メロディーにインパクトがあり、しっかりとした構成の曲が並んだ結果、J-POPバンドによくありがちな、変なベタさ、泥臭さみたいなものをあまり感じず、ハードコア系が好みのロックリスナー層を含めて、十分楽しめる作品になっているのではないでしょうか。

さらに今回のアルバムに関しては、特に今の社会の風潮を反映した空気感を持つ楽曲が目立つのも特徴的で、「アルファ」の中の

「世界中の君たちへ
いつかこの霧は晴れるから」
(作詞 ミヤ 「アルファ」より)

なんていう一文は、まさに今のコロナ禍の最中のリスナーへのメッセージのように感じます。

そんな感じで、今の世相を反映しつつ、MUCCらしさをしっかりと感じられる作品。ベテランバンドらしく、彼らの持ち味をちゃんと理解した上で、しっかりと曲に反映させた、そんなアルバムになっていたように感じます。個人的には、以前「カップリング・ベストII」で聴かせてくれたような、もっと挑戦的でバリエーションある作風が聴ければもっとよく、ちょっと似たような曲が多かった点は気になったのですが…これが初のベスト10ヒットになったように、ベテランバンドになっても勢いのある彼ら。その勢いはまだまだ止まらなさそうです。

評価:★★★★

MUCC 過去の作品
志恩
球体
カルマ
シャングリラ
THE END OF THE WORLD
T.R.E.N.D.Y.-Paradise from 1997-
脈拍
BEST OF MUCC II
カップリング・ベストII

壊れたピアノとリビングデッド

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2020年7月31日 (金)

神よ、敵を倒す方法を100通り以上も与えてくれたことに感謝します

Title:THANK GOD, THERE ARE HUNDREDS OF WAYS TO KiLL ENEMiES
Musicain:SiM

レゲエパンクバンドSiMの約4年ぶりとなるニューアルバム。ちょっと久々といった感のあるニューアルバムですが、ビルボード、オリコン共にチャートでは2位を獲得し、その人気のほどを感じさせる結果となっています。SiMといえば、以前はフェス受けしやすい、よくありがちなヘヴィーロックバンドといったイメージもあったのですが、前作「THE BEAUTiFUL PEOPLE」では楽曲のバリエーションがグッと増し、非常におもしろいバンドに変貌を遂げた、といった印象があります。

そして今回のアルバムでまず目を惹くのがそのアルバムタイトル。直訳すると「神よ、敵を倒す方法を100通り以上も与えてくれたことに感謝します」といった感じでしょうか。過去に候補にあがったTシャツのデザインに使われていた言葉から取ったそうですが、SiMの幅広い音楽性を象徴させるような言葉ということもあってアルバムタイトルに採用となったそうです。

今回のアルバムに収録された楽曲についても、アルバムタイトル通り、バラエティー富んだ作風の楽曲が魅力。それも1曲の中に様々な音楽性を取り込みつつ、緩急つけて展開していく楽曲がユニークで、耳を惹かれる楽曲が並びます。まず1曲目の「No One Knows」はシンセを取り込み、デジタルな作風からスタートさせつつ、疾走感あるリズミカルテンポで展開。さらにデス声を入れて、へヴィーな印象も強く受ける作風となっています。

さらに「Devil in Your Heart」では裏打ちでテンポよいリズムから、どこかコミカルなメロも耳を惹きます。「BASEBALL BAT」はレゲエのリズムとハードコアなサウンドを取り込みつつ、サビではみんなで声を揃えて歌い上げられそうな、メロディアスパンクの要素も強く感じられるような作風になっていますし、続く「Smoke in the Sky」はレゲエの要素を強く打ち出し、タイトル通り、スモーキーな雰囲気も強く感じさせます。

その後も「CAPTAiN HOOK」ではファンキーなリズムを取り入れていますし、「SAND CASTLE」はレゲエのリズムをベースに、あっこゴリラもゲストに迎え、ラップの要素を前におしだした楽曲になっています。そして本編ラストになる「FATHERS」ではミディアムテンポでスケール感のある、聴かせるナンバーに。曲中、ファイナルファンタジーっぽいサウンドが流れるのは気のせいでしょうか?

そんな感じで、レゲエとハードコアをベースにしつつ、バラエティー富んだ作風を感じさせるのが前作同様大きな魅力となっている本作。ただ前作に比べると、よりへヴィーロックの色合いを押し出したため、「緩急つけた」というイメージはちょっと弱くなってしまった感もありますし、メロディーラインについても前作に比べるとフックが弱く、個人的には前作の出来には至らなかったかな、というのが正直な感想となってしまいます。

ただ、前作ほどの出来ではなかったにしろ、SiMというバンドの実力と魅力をしっかりと感じることが出来たアルバムになっていたことは間違いありません。「敵を倒す100通りの方法」が確実に彼らが持っていることを、あらためて実感できる1枚でした。

評価:★★★★★

SiM 過去の作品
PANDORA
i AGAINST i
THE BEAUTiFUL PEOPLE

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2020年7月30日 (木)

新譜は少な目

今週のHot Albums

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

今週のHot Albumsは新譜は少な目。初登場はわずか3枚のみでした。

今週、初登場1位を獲得したのは女性アイドルグループBiSHのニューアルバム「LETTERS」。CD販売数及びダウンロード数1位、PCによるCD読取数4位。もともと表題曲がシングルとしてリリースされる予定だったのですが、新型コロナの影響でライブツアーが中止になったことを受け、新曲4曲を追加し、7曲入りのアルバムとしてリリースされたそうです。オリコンの週間アルバムランキングでは初動売上5万4千枚で1位初登場。先々週ランクインしたベストアルバム「FOR LiVE-BiSH BEST-」の4万9千枚(1位)よりアップ。オリジナルアルバムの前作「CARROTS and STiCKS」の3万6千枚(4位)からもアップしています。ちなみにその「FOR LiVE-BiSH BEST-」も今週10位にランクインしています。

2位には先週1位を獲得したBTS「MAP FO THE SOUL:7~THE JOURNEY~」がワンランクダウンながらも2位をキープ。3位にはMAN WITH A MISSIONのベスト盤「MAN WITH A"BEST"MISSION」が、こちらもワンランクダウン。先週の1位2位がそのまま2位3位にスライドする結果となっています。

続いて4位以下の初登場盤となります。まず5位にはSTARDUST REVUE「年中模索」がランクイン。デビュー40周年を迎える大ベテランバンドの彼らによる、約2年ぶりのニューアルバム。CD販売数4位、ダウンロード数21位、PCによるCD読取数34位。オリコンでは初動売上8千枚で4位初登場。前作「還暦少年」(16位)から横バイ。CD売上がメインなのは、ファン層的に中高年世代が多いからなんでしょう。良くも悪くも固定ファンに支えられた根強い人気を感じます。

初登場最後は8位にアメリカで絶大な人気を誇る女性シンガーソングライターTaylor Swift「folklore」がランクイン。リリースのわずか1時間前に公表され、突如のリリースとなった、前作「Lover」からわずか11ヶ月のスパンでのリリースとなった新作。ちなみにCDは8月7日リリースを予定しているようです。ダウンロード数3位のみのランクインで見事ベスト10入りです。

今週の新譜は以上。一方、ロングヒット盤としては、Official髭男dism「Traveler」。Hot100ではついに今週、ベスト10から姿を消してしまったヒゲダンですが、Hot Albumsでは先週の9位から4位に跳ね上がりました。CD販売数、ダウンロード数もそれぞれ9位、10位からいずれも7位にアップ。PCによるCD読取数も再び1位に返り咲いており、まだまだ人気健在なところを見せつける結果となっています。

そして先週10位にランクインしていたmilet「eyes」は今週9位にランクアップ。通算8週目のベスト10ヒットとなっています。CD販売数は13位から12位、PCによるCD読取数も6位から5位にアップ。ただしダウンロード数のみ7位から8位にダウンしています。

今週のHot Albumsは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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2020年7月29日 (水)

ついに、あの超ロングヒット曲が!

今週のHot100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

まず今週はやはりこのニュースから取り上げないといけないでしょう。今週、Official髭男dism「Pretender」が11位にランクダウン!昨年の5月20付チャートから1年2ヶ月、実に62週にわたりベスト10をキープし続けた、驚異のロングヒット曲がついにベスト10陥落です。先週、ベスト10入りしてきた「Laughter」も今週14位にダウンしてしまいましたので、今週はなんとベスト10圏内にヒゲダンがゼロというチャートとなってしまいました。しかし、いつまでベスト10入りを続けるんだろう…と思っていた同曲でしたが、やはりいつかは終わりが来るんですね…。とはいえ、ストリーミング数では5位、You Tube再生回数は6位とまだ上位にランクインしているだけに、今後、返り咲きは十分にありそうですが。

さて、そんな今週に1位を獲得したのはジャニーズ系アイドルグループ、SixTONES「NAVIGATOR」でした。テレビアニメ「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」オープニングテーマ。SixTONES2枚目となるシングルで前作「Imitation Rain」はSnow Manとのスプリットシングルでしたので、単独名義では本作が初。先週の37位からCDリリースにあわせてランクアップ。CD販売数、PCによるCD読取数及びTwitterつぶやき数1位、ラジオオンエア数4位、You Tube配信回数26位となっています。オリコン週間シングルランキングでは初動売上62万1千枚で1位獲得。そのSonw Manとのスプリットシングルとなったデビュー作の初動132万8千枚(1位)から大きくダウンという結果となっています。

2位は先週1位のYOASOBI「夜に駆ける」がワンランクダウン。ただストリーミング数及びYou Tube再生回数の1位は先週から変わらず。そして3位は瑛人「香水」から先週から同順位をキープ。こちらもストリーミング数は2位をキープ。カラオケ歌唱回数も1位。ただYou Tube再生回数は5位から7位にダウンしているのが気にかかります。

続いて4位以下の初登場曲ですが、まずは悲しいランクインです。4位に三浦春馬「Night Diver」がランクイン。人気絶頂の中、今月18日、わずか30歳という若さでこの世を去った俳優の2枚目となるシングル。8月26日リリース予定のCDからの先行配信で、ダウンロード数3位、ストリーミング数23位、Twitterつぶやき数5位、You Tube再生回数4位で、総合順位もこの位置にランクインしています。

4位初登場は新潟を拠点に活動をするAKB48の姉妹グループ、NGT48「シャーベットピンク」。CD販売数は2位でしたが、ダウンロード数89位、PCによるCD読取数21位、Twitterつぶやき数39位。NGT48というと、昨年1月にメンバー山口真帆の暴行被害事件が発生。運営会社側の対応も大きな問題となりました。NGT48もその後、活動休止となっていましたが、このたび約1年9カ月ぶりにシングルリリース。正直言って、事件の内容からして、個人的には活動再開にはかなりの疑問を思っています。その久々のシングルの歌詞に「元気だったかい?何をしてたの?久しぶり」と活動休止を能天気に反映させた歌詞を書いてくるあたり、秋元康は今回の件について何も考えていないんだろうなぁ、ということが顕著にあらわれています。オリコン初動売上は前作「世界の人へ」の14万3千枚から8万枚へとさすがに大幅減となっているものの、それでも8万枚も売れてしまうという事実が、「あれだけの事件を起こしても本質的にはほとんど影響を受けない」という既成事実を生み出してしまったような感じすら受けます。それなので、これからもアイドル界隈での同様の事件は続くんでしょうね、きっと。

6位にはの配信限定シングル「IN THE SUMMER」がランクイン。ダウンロード数1位、ストリーミング数75位、Twitterつぶやき数10位、You Tube再生回数18位。

最後10位には乃木坂46の配信シングル「Route246」が初登場。ダウンロード数4位、ストリーミング数43位、ラジオオンエア数63位、Twitterつぶやき数2位、You Tube再生回数69位。2018年に引退を表明した小室哲哉が、2年3ヶ月ぶりに復活ということで話題となった作品。イントロからいきなり転調するあたりから、小室哲哉らしさが満載なのですが、楽曲自体も小室節を全く隠そうとしない曲調となっており、小室先生のファンとしては思わずにやけてしまうような曲調になっていました。

一方、ロングヒット曲ではあいみょん「裸の心」が先週の6位から9位にダウンするも、これで8週連続のベスト10ヒットとなっています。ダウンロード数9位、ストリーミング数4位、PCによるCD読取数5位と上位につけていますが、You Tube再生回数が91位に留まっている点は厳しい感じが。あいみょんとしては久々のロングヒット曲となりましたが、来週以降はちょっと厳しいかも。

今週のHot100は以上。明日はHot Albums!

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