2017年3月23日 (木)

低水準なアルバムチャート

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

ここ最近、アルバムチャートはかなり低水準な週が多いのですが今週もかなりの低水準。10位はわずか4千枚という結果に・・・アルバムチャートもCDのみでのランク付けは厳しくなってきているのでしょうが。

ただ1位は先週よりも売上は増加しています。初動売上3万枚で1位を獲得したのはYUKI「まばたき」。前作「FLY」は2位にとどまりましたが前々作「megaphonic」以来2作ぶり、オリジナルでは5作目となる1位獲得です。ただし初動売上は前作の4万4千枚からダウン。ここ数作の初動売上22万→10万2千→7万6千→4万4千枚とい凋落傾向に歯止めはかかりませんでした。

2位はロックバンドKEYTALK「PARADISE」が獲得。シングルアルバム通じて初となるベスト10ヒットです。初動売上は1万4千枚。直近作はライブアルバム「KEYTALKの武道館で舞踏会~shall we dance?~」でこちらの2千枚(36位)からは大きくアップ。前作「HOT!」の1万3千枚(4位)からは微増。人気上昇中というイメージがありましたがちょっと伸び悩んだ結果となりました。

3位は映画「ラ・ラ・ランド」のサントラ盤「ラ・ラ・ランド(オリジナルサウンドトラック)」が先週と同順位をキープ。さらに売上を先週の1万2千枚から1万3千枚に伸ばしており、その人気のほどを伺えます。ロングヒットとなりそうです。

続いて4位以下初登場盤です。まず4位に男性アイドルグループw-inds.「INVISIBLE」がランクインです。ベスト10入りは前々作「Timeless」より2作ぶり。初動売上1万2千枚は前作「Blue Blood」の1万枚(11位)よりアップしています。

5位には人気声優同士のコンビ神谷浩史+小野大輔「Coin toss Drive」がランクインです。この2人がパーソナリティーをつとめるラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDearGirl~Stories~」からうまれたユニットで、同名義でのアルバムはこれで2枚目。初動売上は9千枚。同名義の前作「Stories」の1万3千枚(12位)からダウン。ちなみに神谷浩史名義の直近作「Theater」の2万枚(4位)からも小野大輔名義の直近作「Doors」の1万5千枚(4位)からもダウン。

7位9位には韓流男性アイドルグループが並びました。7位にはU-KISS「U-KISS solo&unit ALBUM」が、9位にはGOT7「FLIGHT LOG:ARRIVAL」がそれぞれランクイン。U-KISSはタイトル通り、メンバーのソロや別ユニットの曲を集めた企画盤。初動売上7千枚。直近はベストアルバム「U-KISS JAPAN BEST COLLECTION 2011-2016」で、こちらの1万4千枚(8位)よりダウン。GOT7は韓国でリリースされたアルバムの輸入盤。初動売上4千枚で、直近の国内盤「Hey Yah」の3万8千枚(3位)よりダウン。

最後10位には大森靖子「kitixxxgaia」がランクインです。エキセントリックな楽曲や言動が話題の女性シンガーソングライター。本作ももともと「キチガイア」というタイトルでしたが、そのままだと宣伝できないということからタイトル変更となったいわくつきのアルバム。本作がメジャー3作目にしてシングルアルバム通じて初のベスト10ヒットとなりました。ただし、初動売上4千枚は前作「TOKYO BLACK HOLE」(19位)から横バイという結果になっています。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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2017年3月22日 (水)

まずは予想通りの1位

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

まずは無難に1位獲得。

今週1位はAKB48「シュートサイン」。CD販売・ダウンロード・スクリーミング数(以下「実売数」)及びPCによるCD読取数で1位。Twitterつぶやき数は4位、ラジオオンエア数は8位にとどまりましたが、見事1位獲得。楽曲はかなりベタな80年代のアイドル歌謡曲風。卒業を発表している小嶋陽菜の最後のシングルになるそうです・・・って前作でも書いたんですが、最近毎作誰かの卒業シングルになっているような・・・もうそれしか「売り」がないんだろうなぁ。オリコンでは初動102万5千枚で1位。ただし前作「ハイテンション」の118万枚(1位)よりダウンしています。

2位初登場はV6「Can't Get Enough」。韓流も彷彿させるようなエレクトロなナンバー。実売数2位、PCによるCD読取数3位、Twitterつぶやき数12位を記録していますが、ラジオオンエア数33位なのはジャニーズ系アイドルらしい感じ。オリコンでも初動売上12万8千枚で2位を獲得。前作「Beautiful World」の11万6千枚(1位)からアップしています。

3位は、まだまだ強いですね星野源「恋」が先週の4位からランクアップし2週ぶりにベスト10返り咲き。You Tube再生回数ではいまだに1位を獲得しているほか、PCによるCD読取数5位、Twitterつぶやき数でも7位と上位をキープ。なにげに実売数も12位に位置しており、驚異的なロングヒットを続けています。

続いて4位以下の初登場曲です。5位に乃木坂46「インフルエンサー」が先週の26位からランクアップしてベスト10入り。3月22日発売予定のシングルからの先行配信。こちらも1位AKB48と同様に昔ながらのアイドル歌謡曲を彷彿とさせるマイナーコード主体のアップテンポなナンバーになっています。

7位には西内まりや「Motion」が初登場でランクインです。フジテレビ系ドラマ「突然ですが、明日結婚します」主題歌。いわゆるフジテレビの月9ドラマですが、月9史上最低視聴率という点が逆に話題となってしまっているドラマ。月9主題歌といえば過去において数多くのヒット曲を生み出してきましたが、本作は実売数6位、ラジオオンエア数9位、PCによるCD読取数12位とまずまずの成績。大ヒットとはいかないまでも、ドラマ主題歌としてそれなりの面目躍如とはなりました。ただしオリコンでは18位止まりなので、ダウンロードでの売上の影響が大きそう。また初動売上4千枚は前作「BELIEVE」の8千枚(11位)からダウンしています。

今週のHot100は以上。明日はアルバムチャート!

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2017年3月21日 (火)

アンビエントがテーマの2枚組

Title:Principe del Norte
Musician:Prins Thomas

今年に入ってから2016年に話題となったアルバムの中で聴き逃したアルバムをいまさらながらいろいろと聴いているわけですが、おそらくそんなアルバムもこれが最後。ノルウェーのDJ/プロデューサー、Prins Thomasがリリースした2枚組のニューアルバム。ミュージックマガジン誌の「ハウス/テクノ/ブレイクビーツ」部門で2016年度の1位を獲得したアルバムです。

Prins Thomasというプロデューサーの名前は今回初耳。いろいろと調べていく中で「コズミック・ディスコ・プロデューサー」という肩書に出会ったのですが、この「コズミック・ディスコ」というジャンル、調べてみてもどんな感じのジャンルなのかいまひとつわからない・・・。彼の楽曲は非常にスペーシーな曲が多いので、こんな雰囲気のディスコミュージックを「コズミック・ディスコ」というのでしょうか??

今回のアルバムのコンセプトはアンビエントということで全体的に淡々としたサウンドが延々と続いていきます。楽曲のタイトルもアルファベットをAから順番に並べただけという非常にシンプルなもの。楽曲の色などをほとんど感じさせない、ある意味サウンドが並んでいるだけ、とでもいうようなアルバムになっています。

ただ2枚組となる本作ですが、あきらかに1枚目と2枚目とではその方向性が異なります。1枚目はスペーシーなサウンドに淡々としたミニマルテイストのメロディーが続いていく感じ。アンビエントらしく抑えめのサウンドを延々と聴かせる構成になっておりメロディーラインが意外とポップで耳なじみやすいのが印象的でした。また楽曲は1曲あたり6分から長い曲で14分弱。その中でミニマル的に淡々とサウンドが続いていくわけですが、所々でサイケデリックなサウンドが加わったり、ドリーミーな雰囲気となったりと徐々に変わっていくサウンドがまたユニークにも感じました。

一方2枚目に関してはテンポのよいリズムが前面に出てきている構成に。こちらも抑えめなサウンドで高揚感はないとはいえ、例えば四つ打ちのリズムでトランシーなリズムを楽しめる「G」などはフロアで流れれば十分踊れるだけのダンサナブルな楽曲に。「E」などもファンキーなリズムを楽しめ、軽快でリズミカルなサウンドが楽しめる楽曲になっています。

アンビエントというテーマらしく淡々としているという印象はあるのですが、1曲の中で楽曲が徐々に変化して様々な構成を楽しむことが出来、そして意外とポップなメロディーが根底に流れていることもあり、2枚組95分程度というボリュームのアルバムながらも全く飽きることなく楽しむことが出来る内容でした。年間1位という感じなのかどうかはちょっとよくわからないのですが・・・テクノ/ハウス界隈が好きなら文句なしに要チェックのアルバムです。

評価:★★★★★

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2017年3月20日 (月)

彼女たちの魅力が8曲に凝縮

Title:トリトメモナシ
Musician:チャラン・ポ・ランタン

前作から1年ぶり。チャラン・ポ・ランタンのニューアルバムは全8曲入りの"ほぼ"フルアルバムという作品になっています。この1年間のチャラン・ポ・ランタンといえばまず「進め、たまに逃げても」が話題になったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のオープニングテーマに起用されました。シングルカットはされていないので星野源の「恋」のような大ヒットとはなってしませんが、おそらくドラマを見た方ならこの曲はみなさんご存じではないでしょうか?また、SKE48の松井玲奈と組んでリリースした「シャボン」がベスト10ヒットを記録。松井玲奈の人気に引っ張られてのヒットなのですが楽曲自体はチャラン・ポ・ランタンらしい曲になっており、このヒットで彼女たちの名前も間違いなく広まったものと思われます。

そんな徐々に知名度をあげてきた彼女たちがリリースしたニューアルバム。1曲目はいきなり「進め、たまに逃げても」からスタート。続く「Sweet as sugar」もアコーディオンサウンドが軽快なキュートで楽しいポップチューン。チャラン・ポ・ランタンらしい楽曲でまずはリスナーを楽しくさせるようなバルカン風のポップチューンが並びます。これがはじめてのチャラン・ポ・ランタンというリスナーにとっては、まずはウキウキワクワクするような楽曲でグッと惹きつけられるという訳です。

ユニークなのは続く「まゆげダンス」。こちら打ち込みを取り入れた4つ打ちのエレクトロダンスチューン。彼女たちにとっては異色作で、わずか8曲入りのアルバムの中での彼女たちの挑戦心を伺うことが出来ます。

その後、しんみり聴かせる「夢ばっかり」にエキゾチックにムーディーな雰囲気を醸し出す「月」と聴かせる楽曲が並んだかと思えば、続く「恋はタイミング」は彼女たちの真骨頂といった感じの楽曲。アコーディオンメインの明るく軽快なポップチューンなのですが、恋人の出会いと別れまでを描いた物語性ある歌詞がコミカルだけどちょっと切なく、耳を惹きます。

「雄叫び」は力強いボーカルやホーンセッションが耳を惹くスウィングのナンバー。そしてラスト「かなしみ」はなんとMr.Childrenがアレンジ&演奏で参加(!)。バンド色も強く、チャラン・ポ・ランタンらしさはちょっと薄いポップチューンになっていますが、アルバムを締めくくるにはピッタリの切なくも爽やかに聴かせるミディアムナンバーに仕上がっていました。

そんな訳で8曲入りというミニアルバムながらもチャラン・ポ・ランタンの様々な側面がつまったアルバムになっていました。"ほぼ"フルアルバムという呼び名の通り、フルアルバム並にバリエーションの富んだレパートリーが楽しめるアルバムだったと思います。

タイアップの良さとか、ミスチルやSKEのメンバーとのコラボとか、レコード会社的にはかなり「売ってもらっている」感じのする彼女たち。そんな中、なかなか大ブレイクまで行かないのは気にかかるところなのですが・・・。今回のアルバムでは新たな挑戦を感じさせる部分もありますし、次回作にさらなる期待、といった感じなのでしょうか。とにかく聴いていてワクワク楽しくなれるポップソング。2017年も彼女たちの活躍に期待です。

評価:★★★★★

チャラン・ポ・ランタン 過去の作品
テアトル・テアトル
女の46分
女たちの残像
借り物協奏


ほかに聴いたアルバム

デも/demo /有村竜太朗

Plastic Treeの初のソロアルバム。「デモ」といってももちろんデモ音源ではなく完成された楽曲が収録されているのですが、楽曲的にはPlastic Treeに比べるとかなり趣味性の強い作品になっています。具体的には彼が大きく影響を受けたシューゲイザー系からの影響がより顕著にあらわれた作品。耽美的な雰囲気も保っておりPlastic Treeとの共通項も多いのですが、個人的にはPlastic Treeの曲よりも好きかも。ソロアルバムなだけに彼の好きなことを思いっきり歌った、ソロらしいアルバムでした。

評価:★★★★★

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2017年3月19日 (日)

メロディーもはっきりと流れるものの

Title:Oczy Mlody
Title:The Flaming Lips

ここ最近、ビートルズのカバーアルバム「With a Little Help From My Fwends」をリリースしたり、ピンクフロイドのカバーアルバムをリリースしたりと積極的な活動が目立ったためちょっと意外な感じもするのですがオリジナルアルバムとしては4年ぶりとなるThe Flaming Lipsのニューアルバム。「Oczy Mldoy」(=オクシィ・ムロディ)というタイトルは非常に奇妙な印象を与え、インパクトあるタイトルとなっているのですがこれはポーランド語で「eyes of the young」という意味だそうです。なんか語感から受ける印象とかなり異なる感じがしますね。

事前にこのアルバムのレビューなどを見ると、メロディーが際立ったアルバム、といった評価が多かったため、個人的には最初、かなりポップな作風を想像していました。そういうイメージを持ったうえでこのアルバムを聴くと、最初はかなり戸惑うかもしれません。イントロ的な役割を果たすタイトル曲「Oczy Mlody」は確かに美しいメロディーラインは流れているものの、かなりサイケなノイズが前に出たような作品。続く「How??」もとてもスペーシーなサウンドが前に出ている作品になっています。

確かにそのメロディーラインが比較的はっきりあらわれており、ポップなメロが確実に流れているアルバムだとは思います。特に終盤、「The Castle」から「Almost Home(Blisko Domu)」「We a Famly」と続く3曲は憂いを帯びたようなメロディーラインが印象に残る作品。そのメロディーセンスがはっきりとあらわれた作風になっています。

ただそれらの曲を含めてアルバム全体としてかなりへヴィーなノイズが流れたサイケデリックで、かつスペーシーな作品に仕上がっています。重厚感あるサウンドが特徴的な「Sunrise(Eyes of the Young)」やダークなエレクトロサウンドが楽曲の根底で流れつづける「One Night While Hunting for Faeries and Witches and Wizards to Kill」、哀愁感を帯びたダークでドリーミーなサウンドが流れる「Listening to the Frogs with Demon Eyes」など、楽曲毎にパターンを変えながらもノイジーなサウンドが流れ続ける作品が続きます。

アルバムとして「歌」としての美しさは楽しめるものの、やはり全体のバランスとしてはサイケ、ノイズの部分が強く出たアルバムのように思います。もちろんThe Flaming Lipsらしいキュートなポップが楽しめるアルバムではあるのですが・・・個人的にはそのサイケデリックな音の洪水に最後の方はちょっと疲れてしまったというのが正直な感想。良作だとは思うのですが、好き嫌いはわかれそうな作品といった感じでしょうか。

評価:★★★★

THE FLAMING LIPS 過去の作品
EMBRYONIC
The Dark Side Of The Moon
THE FLAMING LIPS AND HEADY FWENDS(ザ・フレーミング・リップスと愉快な仲間たち)
THE TERROR
With a Little Help From My Fwends

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2017年3月18日 (土)

2016年最も話題になったミュージシャン

Title:人間開花
Musician:RADWIMPS

2016年は様々な楽曲が話題となりました。それこそ下半期に大きな話題となったピコ太郎やRADIOFISHのようなお笑い枠もあったのですが、なによりも2016年話題のミュージシャンといえば星野源と、そして彼らRADWIMPSでしょう。本作にも収録している「前前前世」などの彼らの楽曲が映画「君の名は。」に使用され、映画の大ヒットとあわせて楽曲も大ヒット。年末には紅白歌合戦へ出演もしています。

昨年はその映画のサントラも大ヒットしましたがそれに続く絶好のタイミングでリリースされたのが本作・・・なのですが、そのジャケ写が大きなインパクト(^^;;グロ画像一歩手前のようなジャケット写真に一部では非難も殺到。本来、もっとも「売れる」タイミングでリリースされたアルバムをこのようなジャケットにしてしまうあたり一筋縄ではいかない感じがします。ただ、その写真にも負けず(?)アルバムは前作の売上を大きく上回る大ヒットを記録したようです。

ただ、「君の名は。」のサントラ盤の時にも書いたのですが、私は大ヒットした「前前前世」についてはRADWIMPSにとって絶賛できる名曲とは思っていません。確かに「君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ」というストーカー一歩手前どころか言う相手を間違えると下手なストーカーより質の悪い(笑)情熱的でインパクトある歌詞は野田洋次郎らしいといった印象を受けるのですがメロディーラインやサウンドについては平凡なギターロック。彼らの大ブレイクしたころの楽曲のように、その展開が読めないようなインパクトあるメロディーラインではありません。

今回のアルバムに関しても目立ったのは「前前前世」をはじめとする少々平凡さを感じてしまうギターロック。序盤の「光」も比較的ストレートなギターロックですし、「トアルハルノヒ」もパッと聴いた感じだと歌い方を含めてBUMP OF CHICKEN?と思ってしまうような良くありがちなポップスロックの楽曲となっています。

一方、RADWIMPS野田洋次郎といえば自身のソロプロジェクトillionとしても活動しています。illionではエレクトロサウンドを取り入れた挑戦的な作風の曲も目立ちますが本作ではその活動がRADWIMPSに還元されているような曲も見受けられました。例えばパンキッシュな「AADAAKOODAA」やポストロック的なサウンドが目立つ「アメノヒニキク」のような作品がその例でしょうか。もちろんいままでのRADWIMPSの作品にも挑戦的な作風の曲は少なくありませんでしたが、本作ではその方向性がより強くなったような感じがします。

ただ本作に関してはこれらの作品がアルバムの中で完全に浮いてしまったようにも感じました。いままでのRADWIMPSの楽曲はメロディアスでポップなギターロックという要素と挑戦的で刺激的なサウンドという要素が上手く融合していて、そこに野田洋次郎の書く見方によってはストーカー的な歌詞がRADWIMPSらしさを作り上げていたのですが、今回のアルバムはRADWIMPSを構成する要素が分離を起こしてしまったようにも感じました。

もちろんそうはいってもアルバムの中にはRADWIMPSらしい魅力もきちんと残されています。映画「君の名は。」でRADWIMPSの良さに気が付いた方もおそらく十分気に入る内容だったのではないでしょうか。個人的には特に「週刊少年ジャンプ」が気に入りました。

小中学生の頃、週刊少年ジャンプの世界にはまったことのある方には間違いなく共感を呼びそうな歌詞で、

「週刊少年ジャンプ的な未来を 夢みていたよ
君のピンチも 僕のチャンスと 待ち構えていたよ」

という発想はいかにも「中2病」的ながらも昔、同じようなことを考えたことがあったなぁ、と恥ずかしくも思い出すような方も少なくないのではないでしょうか。その上のラストの

「きっとどんでん返し的な未来が僕を待っている
血まみれからの方がさ 勝つ時にはかっこいいだろう
だから今はボロボロの心を隠さないで 泣けばいい」

(「週刊少年ジャンプ」より 作詞 野田洋次郎)

という締めくくりは週刊少年ジャンプの黄金期をリアルタイムで経験したアラフォー世代の心にもヒットしそうです。

そんな感じでRADWIMPSらしい名曲ももちろん少なくないですし、アルバム全体として決して悪い出来ではないのですが・・・いままでの彼らの作品と比べると少々見劣りがしてしまう内容だったように感じました。昨年、彼らが話題になったのもRADWIMPSとしてバンドが勢いにのっているというよりは楽曲のタイアップという外部的要因が大きかったからなぁ。今後、このチャンスを生かしてさらなる飛躍が出来るのか否か、これからが勝負でしょう。

評価:★★★★

RADWIMPS 過去の作品
アルトコロニーの定理
絶対絶命
×と○と罰と
ME SO SHE LOOSE(味噌汁's)
君の名は。

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2017年3月17日 (金)

ブルースの歌詞の世界へようこそ

今日紹介するのは最近読んだ音楽関連の本の紹介。今回は日本のブルース研究の第一人者である小出斉氏の書いたブルースの「歌詞」にスポットをあてた一冊です。

タイトルは「意味も知らずにブルースを歌うな!」。かなり刺激的なタイトルですが、そのタイトルの通りブルースの名曲についてその歌詞を掘り下げて紹介しています。内容は3章にわかれており、第1章ではロバート・ジョンソンの「クロスロード・ブルース」やTボーン・ウォーカーの「ストーミー・マンディ」なんていうブルースを聴き始めたら真っ先に出会うような超スタンダードナンバーを紹介。第2章ではB.B.キングの「ロック・ミー・ベイビー」やアルバート・キングの「悪い星の下に生まれて」のような、これまたブルースの有名曲のうち、いかにも「ブルース」らしい素材を取り上げた曲を紹介。そして第3章はちょっと異色で、ブルースの題材としてあまり取り上げられないようなテーマを歌った曲を紹介しています。

1曲につきさかれているページは6ページ程度。1ページ目は楽曲のイメージがイラストで描かれていて、2、3ページ目は楽曲の解説。3ページ目に英文の歌詞が記載されており、欄外では歌詞の中で使われている英単語の訳が数点記載されているほか、コード進行も記載されています。その後はシンガーの紹介、紹介された楽曲が収録されているアルバムの紹介、聴き比べてみたいカバー曲の紹介と続いています。

そんな構成になっているため歌詞についての解説は2、3ページ程度。歌詞の中の要点を絞って解説しているという印象。ただきちんと楽曲の肝は抑えられており、その曲の歌詞のおもしろさはきちんと伝わってきます。特にブルースの場合は歌詞にダブルミーニングが用いられていたり、リアルタイムのブラックコミュニティーの人たちにしか通じないような言い回しが用いられていたりして、英語に詳しくてもなかなか読み取れない部分が多いのですが、そういったポイントもしっかりと抑えられた解説になっています。

ただし、短い内容に要約されているため全訳はついておらず、また背後にある当時の黒人社会の状況への言及もあまりありません。この点に関しては若干物足りなさも感じるような解説もあったのですが・・・ただおそらく著者はブルースのマニア向けに深く掘り下げるというよりは、ブルースを聴き始めた初心者向けに、ブルースの歌詞のおもしろさを伝えることを最優先にしているように感じます。

実際、ブルースをこれから聴き始めようとする初心者にとっては最適な構成になっていると思います。まずブルースを聴くなら抑えておきたい曲が並び、その曲を歌うミュージシャンと曲が収録されているアルバムの簡単な紹介が続いており、ブルースといってなにを聞いたらいいかわからないという方にとっては最適な入門書ともいえる内容になっていました。

もちろん、ある程度ブルースを聴いているような方にとっても、ともすればあまり深く考えず聴いてしまう歌詞の世界をあらためて味わうことの出来る一冊になっていると思います。この本でブルースの歌詞の裏側に広がる世界をもっともっと知りたいというのならば、さらに他の本を読んでみてほしいといったところなのでしょうか。個人的にはそういうブルースの歌詞の世界にはまってしまった人が次に読むべき本をブックガイド的に載せておいてほしかったかも、とも思いました。

そんな訳で物足りなさを感じたような部分はありつつも、とても楽しむことできました。特に紹介されている曲を自分が持っているCDやYou Tubeなどで聴きながら読むと、より楽しめる本だと思います。ブルースの入門書的にも、あらためて歌詞の魅力に触れたい方にとっても要点がおさえられたわかりやすい1冊でした。

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2017年3月16日 (木)

1位2位独占

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

今週のアルバムチャート、1位2位が同一のミュージシャンによるアルバムが並びました。

1位初登場は倖田來未「W FACE ~outside~」、2位に「W FACE ~inside~」と2枚のオリジナルアルバムが並びました。オリコンではこれが約47年ぶりの快挙と紹介しています。

ただしこれは「女性」「ソロ」「オリジナル」と条件を絞った場合の記録。女性ソロに限ると(上位サイトでも紹介していますが)2013年に西野カナが達成。女性シンガーによるオリジナルとなると昨年、ももいろクローバーZが達成しています。また初動売上はそれぞれわずか2万枚。直近のバラードアルバム「WINTER of LOVE」の2万3千枚(2位)よりダウンしていますし、オリジナルとしての前作「WALK OF MY LIFE」の3万9千枚(1位)よりもダウン。オリジナルアルバムでは25万3千枚→13万8千枚→9万3千枚→4万6千枚→3万9千枚→2万枚という推移しており、凋落傾向が止まりません。

ちなみに「男性」「オリジナル」だと2013年にGLAYが達成。「男性」「ソロ」「オリジナル」だと1975年の小椋佳以来達成者がないみたいなので、次はここがねらい目では?(苦笑)

3位には話題の映画「ラ・ラ・ランド」のサントラ盤「ラ・ラ・ランド(オリジナルサウンドトラック)」が先週の4位からランクアップし見事ベスト10入りを果たしました。ただし売上1万2千枚は先週の売上1万6千枚からダウンしています。

続いて4位以下の初登場盤です。まず4位にはバンドじゃないもん!「完ペキ主義なセカイにふかんぜんな音楽を♥」が初登場。神聖かまってちゃんのドラマー、みさこがスタートさせたグループ。当初はアイドルのパロディー風のバンドだったのですが、いつのまにか本格的アイドルグループになり、人気的には神聖かまってちゃんを上回る人気に。いろんな意味でなんだかなぁ・・・と思ってしまうグループですが・・・。初動売上1万枚は前作「Re:start」の3千枚(22位)からアップしアルバムでは初のベスト10入り。

6位には東京スカパラダイスオーケストラ「Paradise Has NO BORDER」が入ってきました。約3年ぶりとなるニューアルバム。クリープハイプの尾崎世界観、10-FEETのTAKUMA、Ken yokoyamaにさらにはさかなクン(!)と多彩なコラボが特徴の1枚に。初動売上9千枚。直近作のライブアルバム「The Last-Live-」の4千枚(16位)よりはアップ。直近のオリジナルアルバム「SKA ME FOREVER」の1万2千枚(5位)からはダウンしています。

8位初登場はヴィジュアル系バンドthe GazettEのベストアルバム「TRACES VOL.2」が入ってきました。初動売上8千枚は前作「DOGMA」の1万8千枚(3位)からダウン。ベスト盤としての前作「TRACES BEST OF 2005-2009」の9千枚(19位)よりもダウンしています。

初登場最後は9位にユニコーン「半世紀No.5」が入ってきています。メンバーが50歳になった記念に開催されたライブイベント「50祭」。各メンバーそれぞれが「50祭」を開催したのですが、その際披露されたイベントのテーマ曲をアルバムとしてまとめたアルバム。初動売上8千枚は前作「ゅ 13-14」の2万4千枚(1位)よりダウンとはいうものの企画盤的な内容であることを考えると、これでベスト10入りしてくるあたり根強い人気を感じます。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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2017年3月15日 (水)

目立つ日韓アイドル

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

ビルボードチャートではCDセールス以外の指標を使用しているためCDセールス以外はチャート上位に食い込めないアイドル勢は相対的に苦戦する傾向にあります。しかしそんな中、今週は珍しく上位にアイドル勢が並ぶ結果になっています。

まず1位は三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「HAPPY」が獲得。まあ彼らをアイドル系というのはちょっと違う感じもしますが。しかしジャケット写真はいかにもオラオラヤンキー系丸出しといった感じである意味感心してしまいます。CD販売・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)は3位にとどまりましたが、ラジオオンエア数5位、PCによるCD読取数1位、Twitterつぶやき数3位、You Tube再生回数9位と万遍なく上位にランクインし、見事1位獲得となりました。

本作は日テレ系アニメ「スーパーサラリーマン左江内氏」主題歌。このドラマ、藤子・F・不二雄先生の「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化したもの。ドラマとしては評判が良いみたいですが、ただ彼らのヤンキーイメージは藤子不二雄のイメージとは真逆にあるような気がするのですが。ちなみにオリコンでも初動売上10万枚で1位獲得。前作「Welcome to TOKYO」の15万8千枚(2位)から大幅ダウン。今月29日に同曲を含んだベストアルバムのリリースが予定されている影響でしょう。

2位はモーニング娘。'17「BRAND NEW MORNING」がランクイン。実売数はこちらが1位。ただ5種同時リリースの複数枚買いの影響かPCによるCD読取数は12位止まり。ラジオオンエア数44位という、CD売上以外が伸びないというアイドル系らしい結果に。最近、アイドル系ではよくありがちなEDMナンバー。つんく♂にしてはひっかかりのない曲だなと思ったら、やはりつんく♂の曲じゃないんですね。オリコンでも初動7万9千枚で2位。前作「セクシーキャットの演説」の9万7千枚(1位)よりダウン。

そして3位も韓国の男性アイドルグループUP10TION 「ID」がランクイン。実売数2位、Twitterつぶやき数2位以外圏外というのが韓流アイドルらしい感じ。オリコンでは初動3万8千枚で4位ランクイン。日本では初のシングルリリース。韓国でのアルバムがベスト10入りしたことはありますが、シングルでは初のベスト10入り。

続いて4位以下の初登場曲です。6位に女性シンガー大原櫻子「ひらり」が初登場で入ってきました。実売数6位の一方、PCによるCD読取数20位、Twitterつぶやき数35位と伸び悩みましたが、ラジオオンエア数は2位を獲得しこの位置に。ミディアムテンポのバラードナンバーで良く言えば安心して聴ける悪く言えば無難なポップス。映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」主題歌。なんかカタカナ4文字で省略したタイトルに映画の内容をただ説明しただけのサブタイトルといい、頭の悪さがにじみでたタイトルですね・・・(苦笑)。オリコンでは7位初登場。初動1万6千枚は前作「大好き」の1万5千枚(5位)から若干のアップ。

さらに今週7位が・・・ある意味非常にビルボードらしい結果なのですが・・・レミオロメン「3月9日」がランクイン!卒業式の定番ソングとしてすっかり定着したこの曲。もちろん今回のチャート対象日に3月9日が含まれている影響。Twitterつぶやき数1位が目立つのですが、実売数で23位、ラジオオンエア数でも15位と上位に入ってきており、既にこの時期に歌われるスタンダードナンバーとして定着していることがわかります。ちなみにベスト10入りはちょうど1年前の昨年の3月21日付チャート以来。来年のこの時期にもまたベスト10入りしてきそうです。

9位には氷川きよし「男の絶唱」が入ってきました。実売数は4位でしたが、ラジオオンエア数36位、PCによるCD読取数39位、その他は圏外という結果に。確かに氷川きよしのファン層を考えるとビルボードの集計基準は厳しいでしょうね。オリコンでは初動4万9千枚で3位初登場。前作「みれん心」の4万4千枚(2位)よりアップ。

最後10位にはEd Sheeran「Shape Of You」が先週の19位からランクアップし、初のベスト10入りです。Ed Sheeranは今、もっとも世界で人気のある男性シンガーの一人であるイギリスのシンガーソングライター。先日リリースされたアルバム「÷」が世界的に大ヒット。日本でもアルバムチャートでベスト10入りしています。本作は1月に配信限定でリリースされた楽曲でアルバムリリースにあわせてチャートを浮上。実売数19位、ラジオオンエア数8位、You Tube再生回数10位など上位にランクインし、ベスト10入りしてました。

今週のHot100は以上。明日はアルバムチャート!

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2017年3月14日 (火)

こちらはデビュー40周年

Title:矢野山脈
Musician:矢野顕子

先日、デビュー25周年でオールタイムベストをリリースしたCHARAのベスト盤をリリースしましたが、こちらはそれを上回るソロデビュー40周年!間違いなく日本を代表する女性ソロシンガーの一人、矢野顕子のオールタイムベストがリリースされました。

以前から彼女の曲に関してはちょっと不思議に感じていたことがあります。それは彼女の曲に企業タイアップと密接にからみついたコマーシャルソングが目立ちながらも、それを含めてサブカル系の音楽ファンを中心に高い支持を得ているという点でした。例えば本作でも収録している「ISETAN-TAN-TAN」はタイトルそのままデパートの伊勢丹のオフィシャルソングですし、「あたしンち」もタイアップとなったアニメ映画「あたしンち」そのまんまのタイトル。今回のベスト盤には収録されていませんが、「リラックマのわたし」なんて曲もあったりします。

得てして商業主義的なミュージシャンは特にサブカル系の音楽ファンに忌避されそうなのですが矢野顕子の場合はそんな傾向は全くありません。まあ言うまでもないと思いますが、それは彼女の楽曲が「商業主義」なんて枠組みが全く無意味になるほど優れているからにほかなりません。かわいらしい歌声で歌いながらもあえて音階をはずして自由に歌うことによってジャジーな雰囲気を出しているスタイルや、ポップでかわいらしいメロディーを書きつつも一癖二癖あるメロディーラインは日本のポップスシーンの中で唯一無二のものを感じます。

それだけに彼女の楽曲は非常に個性的であり、その結果、シングルは本作にも収録されている彼女の代表曲「春咲小紅」が大ヒットを記録していますが、それ以降ほとんどヒットとは無縁という状況にあります。それにも関わらず彼女の楽曲が数多くのタイアップに恵まれているというのはシングルヒットには結びつかなくてもリスナーの心をつかむ何かがあるのでしょう。

事実、大ヒット曲がなくてもおそらくこのベスト盤に収録している曲の中には「どこかで聴いたことある」という曲が必ず数曲含まれているのではないでしょうか。例えば「ラーメンたべたい」なんてそのままストレートな歌詞に一度聴いたら忘れられないインパクトを持っていますし、「ふりむけばカエル」「夢のヒヨコ」なんかもそのかわいらしいサビはおそらく一度聴いたら忘れられなさそうです。

さて今回のベストアルバム、通常版は全3枚組の内容となっていますが、1976年から84年の作品がDisc1、85年から97年がDisc2、98年から2016年がDisc3と発表順に並ぶ構成になっています。ただこうやって並べてもデビュー当初からしっかり矢野顕子の色がついておりDisc1とDisc3の曲を比べてもほとんど遜色ない点に驚かされます。

またもうひとつ特徴的だったのがDisc3に他のミュージシャンとのコラボ曲が多く収録されている点でした。それも小田和正のような大ベテランから岸田繁のような(彼女から見れば)若手のミュージシャンまで。また本作には残念ながら収録されていませんがyanokamiと名乗る彼女、実力派のエレクトロニカミュージシャン、レイ・ハラカミとのコラボユニットを立ち上げたりもしています。デビューから40年を経て、なお他のミュージシャンと積極的にコラボして新たな挑戦を続ける彼女の姿勢には感心してしまいます。

ただそれだけ多くのミュージシャンとコラボしながらも本作では矢野顕子の別名義での活動の曲が収録されていないのはとても残念。yanokamiもそうですし、上原ひろみとのコラボとか宮沢和史とのコラボとか・・・オールタイムベストなんだからこういう曲も収録してほしかったなぁ。この点はちょっと残念に感じました。

先日のCHARAのベスト盤もそうでしたが本作も魅力的な作品たくさんで3枚組というフルボリュームながらもあっという間に聴けてしまったベスト盤でした。矢野顕子は上でも書いた通り、名前は知られていても大ヒット曲というのが少ないだけに名前は知っていてもちゃんと音源を聴いたことがない、という方も少なくないかもしれません。そういう方にこそ是非聴いてほしい、矢野顕子の魅力がたっぷりとわかるベスト盤でした。

評価:★★★★★

矢野顕子 過去の作品
akiko
音楽堂
荒野の呼び声-東京録音-
Get Together~LIVE IN TOKYO~(矢野顕子×上原ひろみ)
矢野顕子、忌野清志郎を歌う
飛ばしていくよ
JAPANESE GIRL - Piano Solo Live 2008 -
さとがえるコンサート(矢野顕子+ TIN PAN)
Welcome to Jupiter
矢野顕子+TIN PAN PARTⅡ さとがえるコンサート
(矢野顕子+ TIN PAN)

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